「まかぬ種は生えぬ」:ノースポールを植えました(10月21日)

50個ほどのチューリップを子供たちに植えてもらったのと同時に、ノースポールをたくさん、植えました。

ノースポールは、種が落ちて、おのればえする白い花です。今年植えておくと、その種が落ちて、倍々に増えていきます。春に、園の周りが、白いノースポールの花に囲まれた中で、子供たちが笑顔一杯に遊ぶ姿を思い描いています。園の塀の外は、ガザニアの黄色い花がびっしりと咲きます。塀の中は、ノースポールの白い花がびっしりと咲く幼稚園。夢の国の幼稚園のようで、楽しくなります。

以前勤めた小学校では、広い運動場を取り囲むフェンス沿いに、コスモスがおのればえして、秋に運動場を取り囲むように咲いていて、いいなあと思いました。私の以遠勤めた園庭に、たんぽぽの種をたくさん埋め込みました。数年経ち、黄色い花をつけたタンポポが園庭の周りに少し咲くようになりました。ブランコの下に、しろつめぐさの種をしっかり巻いたこともあります。擦り傷防止と、白い花の上でブランコをこぐと、気持ちいいだろうなあと、思ったからです。

花があると、いいですよねえ。しかしながら、花を育てることで、思ったことがあります。

「まかぬ種は、生えぬ」です。

塀の外のガザニアも、1本1本植えたから、増えてびっしりと園を取り囲むように咲いています。

教育も、同じこと。種をまかなかったら、生まれてきません。まいて、丁寧に育てていくからこそ、花が咲きます。

肥料もやりすぎると、肥料あたりしてしまい、枯れます。水もやりすぎると、根腐れします。

「ちょうど良い加減(グット インナフ)」が大事ですよね。

花咲く春を、楽しみにしたいと思います。

※蛇足ですが「菊づくり、咲かせた人は、影の人」の川柳?を思い出しました。

 

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