中之島幼稚園の園庭は、子供たちにとっては、いろいろな経験ができる「宝島のような、あるいは、秘密の花園のような、素敵なのっぱら」です。
今日も「この中に、バッタいるよ」と、職員室に見せに来てくれる子供もいました。
ヤモリも探し出したようです。もちろん、ダンゴムシもいろんなところにいます。
子供たちにとってのお宝のような原っぱに、登園後、9時から、虫かごと、虫取り網をもって、たくさんの子供が出かけていきます。ちょっと、追いかけられる虫さんには悪いのですが、蝶を見つけたり、昆虫を見つけたりして、子供たちはいつも歓声を上げています。
9時から10時半頃まで、好きな場所で遊ぶ保育を、中之島幼稚園でしています。
「草原」も大人気ですが、もう一方で、市内の幼稚園で一番大きいだろう「砂場」も、子供たちにとっては、素晴らしい遊び場です。
先日、3歳の砂遊びをそっと観察ていたのですが、深い池を造って、その中で楽しんでいる子。その池の中に何度も何度もバケツで水を運ぶのを楽しんでいる子。ひとつの場所で遊ぶことによって、子供同士の関りが生まれています。言葉のやりとりが始まります。時には、遊び道具の取り合いも起こります。でも、みんなで使った道具をしっかりお片付けします。最後は、先生に足を水で洗ってもらって部屋に入っていきました。毎日、とっても良い経験をしているなあと思っています。
「遊びは学び」と、幼稚園では考えていますが、園庭に草原があり、砂場があるおかげで、様々な“学び”が、常に起こっている場所です。
職員室から見える窓の外の子供たちの楽しそうな様子を見ながら、嬉しくなって、ここにメモしました。