園庭の木に子供たちはよく登って遊んでいます。特にビワの木は登りやすいのか、近ごろは3歳児も挑戦している子も。
5歳児は、上を見上げながら「赤くなってきた」「もう採れそう」手を伸ばしてみますが、手が届きそうで、届きません。
「うーん・・・どうする?」5歳児もも組さんが相談しはじめました。
「なんか棒ないかな」「わかった!!」もってきたのは、虫とり網。それではなかなか木にひっかかりません。「もっと、つかまえられる棒」そういって、砂場から長いくま手を持ってきました。「これなら・・・」それを見ていた4歳児も負けていません。いつも台に使っているコンテナを持ってきました。階段のように並べて、二段のコンテナの上にのります。さすがに二段は子供だけでは危険なので、先生が補助します。
5歳児の持ってきたくま手と4歳児のコンテナを使って、ようやく一つ採れました。
「やった!!とれた!とれた!」「みんな~びわとれたで~」それから、他の子供たちも集まってきて、みんなでビワ採りをしました。採れたビワは、きれいに洗っていただきました。
少しまだ酸っぱいのもありましたが、子供たちには、自分で採ったビワなので、美味しかったようでした。