「せんせい~このみかんたべてもいいですか?」「給食の時に食べたいんだけど」と、園で、一つしか実らなかった八朔をもって職員室に相談にきてくれました。しかし・・・八朔は、一つだけ。 「どうやって、分けたらいいのかな?」と、聞くと、少し考えてから、「う~ん うすぎり!!」近くにいた友達は、「そんなん、味しないよ」「ケーキの形に切ったらどう?」なかなか、いい考えがうかびません。「一回、お部屋にもって帰って、みんなに聞いてみるわ」と、クラスで相談することになりました。
さて、クラスの話し合いでは・・・「まず、皮をむいて・・それから、ふくろがいっぱいあるから」「でも、10こぐらいしかないで」「うーん、足らんなあ」「わかった、そのひとつの袋をまた半分かもっと小さく切ったらどう?」「それなら足りそう!」ということで、今日の給食のときに先生が子供たちの目の前で切り分けました。みんなで分けると、ほんの少しになってしまいましがたが、あの一つの八朔をみんなで分けられたことにとても満足しているようでした、お味は・・・「ちょっとすっぱい~」「でもいい匂いするよ」
はじめて食べた子もいて、みかんにも色々な味があることを発見したようでした。