おひなさまをかざりました

「これはなに~!?」登園してきた3歳児の男の子達は、赤い毛氈がひかれた階段を見て、びっくりしています。

5歳児がやってきて、「これね、おひなさまやで」「一緒にかざろう!」と、誘ってくれました。

登園してきた子が次々に集まって、おひなさまを飾っていきます。4歳児の女の子達も自由に飾っていきます。「この女の子(三人官女)はなにをもったらいいのかな」「太鼓にしてあげようっと」「お帽子みたいな形があるから、男の子にかぶせたらいいんじゃない」「このひげのおじいさんには・・・・」と、みんな、好きな道具をもたせてあげていました。すると・・・5歳児の女の子が「あのね、みんな持つものが決まってるんだよ」と、お雛様のかざっているパンフレットを見せながら教えてくれました。

みんなで、相談しながらどの場所に飾ったらいいのか、持ち物は何か、見比べながら、飾っていきます。「シンデレラがのる馬車みたいのあるよ」「この箱(箪笥)はなにかな?」「鏡もあるよ」お道具にも興味深々です。

今の子供たちとっては珍しいものばかりです。

「出来上がって、みんな楽しそう!!」「ほんと、嬉しそうだね」 みんなで、飾ってくれたので、きっと、お雛様もにこにこ笑顔になっていることだと思います。

日本の伝統行事に参加したり、親しみをもったりすることは、幼児期にとってとても大切な経験です。

園でもこれから、桃の節句について、子供たちがより親しみがもてるようしていきたいと思っています。

 

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