カブトムシさん 元気かな

「せんせい!カブトムシのところからキノコが生えてる!」カブトムシを飼育しているケースからキノコが・・・

5歳児がさわぎはじめました。「ほんまや!!」「食べられるかな?」「ちがうちがう、危険なキノコかもしれないよ」 調べてみますが、何のキノコか、名前はわかりませんでした。

「危険なきのこだったら、このなかのカブトムシ、大丈夫かな」「心配!」「元気かどうかみてみよう」「そういえば、最近、うんちしてないな」

一度、マットをひっくり返して、カブトムシを確認しました。不意に起こされた幼虫たちは驚いたことでしょう。

5歳児は、「よかった!みんな元気やった」「土の中へどんどんもぐっていくよ。」「もう少し、おいしい土いれてあげないとね」

3歳児もやってきて「これなに?」「カブトムシの赤ちゃん、へんなの」「あおむし君のでっかいやつみたい」そう言ってそうっと触ってみる子も。4歳児は「幼虫やで。知ってる。大きい子と小さいと子がいてるね」「はやく、カブトムシにならないかな」「寒いから、まだむりやで」「でも、はやく大きくなってほしいんよ」

カブトムシさん、みんな元気でよかったね。

子供たちの、命あるカブトムシに心を寄せ、大切に育てている姿が見られた場面でした。

 

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