砂場での交流から学びが起こるとき(6月5日)

砂場で、3歳・4歳・5歳の子供が混じって、砂に大きく穴をほって水をためています。

5歳児が「水もってこい」と、大きい声で言いました。横にいた、3歳の子に言ったのでしょう。

私も、その言葉を聞いていたのですが、少し様子を見ていました。

すると、4歳の子供が、水を汲みに行きながら

「まだ、小さいから、やさしくいってあげてな」と、その5歳の子に言ってるのです。

それも、あらあらしい口調でなく、それこそ普通のやさしい話し方でした。

『私よりすごい』と、思ったのです。

私が、その時に反応して何か言ったとすれば、もっときつく「そんないい方したら・・・!」と、言っていたかもしれません。しかし、4歳の子供が、自然な話し方で、5歳の子に言っているのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月9日のホームページに下のような詩を掲載しています。まさにその通りだと思っています。

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《「砂場で、すべてのことをまなんだ。」ロバート・フルガム(米国・哲学者)さんのことば》

人間、どう生きるか、どのようにふるまい、
どんな気持ちで日々を送ればいいか、
本当に知っていなくてはならないことを、
わたしは全部残らず幼稚園で教わった。

・・<略>・・

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中之島幼稚園の砂場では、今日も子供たちの交流の中で、すばらしい学びが起こっています。

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