「今、何ができるのか」。
中之島幼稚園は、「自発的・自主的」な、子供を育てるための研究をしています。子供が自主的になるようにと願っているのですから、そうなってほしいと思っている教師こそが、自主的な動きができなくてはなりません。
この休園中、教師の発案で、園内の環境を整える時間をしっかりとっているのもそうです。
環境を整えることのもう一方で、研修も大事です。中之島幼稚園では、素晴らしい実践から学ぶというのも大事ということで、現職教育の係の先生の発案で、研修センターからDVDをお借りし、「幼児理解にはじまる保育」から「環境がはぐくむ健やかな子供の育ち」「子供のやりたいに応える環境」等等、DVDでの園内研修を行いました。
研修することで、教師の視点がはっきりするとともに、園内の教師全員で一緒にビデオを見て、感想を話し合うことにより、教師集団の価値観がまとまってきます。教師全員が、思いを共有できるという事で、ビデオ研修はとてもありがたい機会となりました。
今回、現職教育の主任が発案し、主体的に職員全員で学ぶ機会を作ってくれたことがとてもありがたいです。きっとこのことが、子供理解にも結び付き、中之島幼稚園での保育の「当たり前」が、教師の力量アップにより、よりいっそう高い水準での「当たり前の保育」となると思います。
全職員が、6月の園再開を心待ちにしています。