
本校では、子どもたちの学びの喜びや意欲につながり、学習の励みとなっていくような通知票の評価方法を検討してきています。今回は、通知票の見方についてお知らせいたします。
1 「教科」の評価
(1) 絶対評価
子どもの学力が集団の中でどの位置(順番)にあるかを表す相対評価ではなく、子ども一人ひとりが、学年の学習目標や内容をどこまで達成できているかを見る絶対評価で評価しています。
(2) 教科の観点別に3段階で絶対評価を
教科の観点別目標にどれだけ到達しているかを3段階で記入します。
よくできる ・・・目標を十分達成できている
できる ・・・目標をおおむね達成している
がんばろう・・・目標の達成に努力を要する
各教科の観点別目標の達成度を示すことによって、1教科の中でも自分は何ができていてどこに力を入れるともっと伸びるかがわかりやすくなり、次の学習のめあてにつながっていくと考えています。
2 「総合的な学習の時間」の評価(3年生~6年生)
「総合的な学習の時間」については、一人ひとりの学習活動や目標の達成度などを文章によって記述します。
3 「生活の様子」の評価
学校生活の様子について、特に顕著なもののみ記入します。
よく頑張っている ・・・〇印
努力してほしい ・・・△印
4 「担任のことば」
各教科、道徳、特別活動はもちろん学校生活全般を通した個人の進歩の様子やがんばり、課題、努力点などを文章によって記述します。
以上のように、学校では子ども一人ひとりの力の現状を評価するとともに、子どものよさをより引き出すための評価、やる気を起こさせる評価をめざしています。
ご家庭でも、短所を指摘するのではなく「この子のどこを、どう伸ばしていくか」という観点で通知表を受け止め、お子さんと話し合っていただきたいと思います。