12月13日(金)、3年生を対象に租税教室を行いました。和歌山税務署、和歌山県選挙管理委員会事務局、和歌山市選挙管理委員会事務局より合計4名がゲストティーチャーとして来てくださいました。前半は、税金のしくみや税金がどのように使われているかなどについての説明を受け、後半では、3年生の先生方3名が市長立候補者に扮し、模擬演説会と模擬投票を行いました。
投票には、実際に使用されている投票用紙、投票記載台、投票箱などが用意され、臨場感にあふれていました。投票用紙は「紙にあらず」――。こんな事実をご存じでしょうか? あのスベスベして書き心地抜群の投票用紙…。手では簡単には破れず、折れにくく、開票作業の際「計数機」にかけやすいよう、ポリプロピレン樹脂で作られた「フィルム」のようなものとのこと。また、最初の投票者には、投票箱の中に何も入っていないことを実際に目で確認してもらっていることなども知ることができ、多くの新しい学びを得られる機会となりました。
15歳の3年生にとって、投票権を得るまであとたったの3年。3年後に、立派に大人への仲間入りができるよう、期待しています。