自然豊かな雑賀崎で、9年間過ごしませんか?
幼小一貫パンフPDF(A4)
○雑賀崎幼小一貫教育の取り組み
1.つみき活動(異年齢グループ活動)
園児・児童が異年齢で4つのグループ「つみきグループ」に分かれて活動しています。
行事や校(園)外活動などのときに「つみきグループ」で取り組み、関りを深めています。
2.地域の方と自然体験
番所庭園・灘の浜探検や稚魚放流、栗拾い、野菜の栽培など、地域の方と一緒にする自然体験を通して様々なことを教えていただき、豊かな感性や生命を大切にする心を育てています。
3.研究保育・研究授業
幼小合同研修を年間通して計画しています。お互いの保育や授業を公開し、研究協議会を行い、学びを深めています。
4.学校運営協議会「コミュニティ・スクール」
幼小合同で学校運営協議会を開催し、委員の方々やPTA、地域の方々の意見をいただきながら、より良い学校・園運営に努めています。
5.避難訓練
地震・津波避難訓練の時は、雑賀崎の山を道路沿いに登り、幼稚園・小学校が一緒に避難します。
○目指す子ども像
『未来に向けて志をもち、自分らしさを発揮できる子を育成する』
- 感性豊かな心をもつ子
- 自他の生命を大切にできる子
- 互いの思いを認め合える子
- 学び合い、育ちあう子
- 地域に親しむ子
○雑賀崎幼稚園の特色
- 子供の「やってみよう!」という主体性を大切にした保育を展開しています。
- 園内にはブルーベリー、レモン、身にリンゴなどの実のなる木があり、畑では四季折々に様々な野菜を育て、自然に触れる直接体験を大切にしています。食育につなげたり遊びに取り入れて楽しんだりしています。
- 一人一人の子供を大切にし、それぞれの発達に応じた細やかな支援を行っています。
- 普段の生活の中に小学校との関りがあり、小学校生活への期待や憧れ、スムーズな接続に繋がっています。
- ALT(小学校の英語の先生)やICTの活用を保育に取り入れています。
○雑賀崎小学校の特色
- 複式学級のため、自分たちで授業を進め、友達と意見を交わし、自分たちで課題と向き合いながら主体的に学びを深める工夫をしています。
- 縦割りグループの「つみきグループ」での活動が活発で、上級生が下級生に気を配りながら関わり、仲良く活動をしています。下級生は上級生に憧れ、6年生になった時は、一人一人が学校の中心となって活躍しています。
- 人数が少ない学校だからこそ、全員が全員のことを知っているので、声を掛け合ったり、学年をこえて遊んだりと安心して過ごしています。
- 近くに海も山もあり、和歌山市内でありながら、自然豊かな環境で、児童はのびのびと学習に取り組んでいます。
☆和歌山市教育委員会より
雑賀崎小学校は、全児童数が約30人規模(※)の小規模校であり、これまで一人一人の教育的ニーズに応じたきめ細かな教育の実践に取り組んできた学校です。※全児童数:29人(令和6年5月1日時点)
令和6年度から雑賀崎地域の特色をいかした新たなプロジェクトとして、学校(園)と和歌山市教育委員会が協力し合い、学びの連続性を重視した幼・小一貫教育の実施について、その在り方や教育活動について検討し、取組を始めました。
幼稚園舎と小学校舎が隣接する配置にあり、また、これまでも小規模校ならではの幼稚園と小学校間の連携を積極的に図ってきた土台があることから、学校の魅力向上の取組として「幼・小連携教育」をステップアップさせた「幼・小一貫教育」を実践することにより、今後、一層の特色ある教育活動の充実と「魅力ある学校づくり」の実現につなげていきます。
【一貫教育に期待する効果】
- 進学時の不安が和らぐなど「小1プロブレム」の解消
- 小規模校ならではの異学年や地域の方々との交流により、子供の精神的な発達や個性の伸長、豊かな人間性・社会性の醸成
- 共通の「目指す子供像」のビジョンや教育目標を保護者、地域と共有、連携しながら、それらを実現させることにより、学校・家庭・地域間の一層の相互理解や信頼関係の深まり
- 幼稚園・小学校間の教職員同士の連携の深まり
和歌山市教育委員会
お問い合わせ先:073-435-1135(教育政策課)
幼小一貫パンフPDF(A4)