毎日、園庭で遊んでいると、面白いことや不思議なことがいっぱいあります。
①「こんな葉っぱ見つけたよ」

これは、実は3つの色に分かれています。
「”みどり・オレンジ・きいろ”です」

葉っぱの色だけではなくて、枝についている葉っぱの数にも気づいていました。
「これは123枚の葉っぱがついてるよ」

②「こんなところにサナギがついてる」

「これ、とって飼育ケースに入れてチョウチョウになるところ見たいなあ」
「でも、とったらもう羽広げられへんで」
5歳児はこんな会話をしていました。


③先日、畑のキュウリが出来ていたので、収穫し、塩もみをしていただきました。
その後も、畑に行っていつも野菜の様子を見てくれているきく組さんは、
「先生、こっち来て」
「ほら、キュウリの形になってきてる」
「ちっちゃいキュウリやなあ」

また、たんぽぽ組さんも
「見て、青いトマトいっぱい出来てるで」

「かわいいなあ」

自然がいっぱいの園庭には、いろいろなところに面白いものがあるようです。
また、子供たちの目線で見えるものにもしっかりと目を向けて、思いを共有していきたいと思っています。
そして、そこから広がる知識や好奇心、探求心を大切にしていきたいと考えています。
5月生まれの友達の誕生会をしました。
名前を呼ばれて大きく「ハーイ」の返事。そして、
「ハッピーハッピーバースデイ♪」歌に合わせて誕生児が登場します。


今月は、先生も入って5人が祝ってもらいました。
舞台に素敵な飾りもあり、みんなニコニコ笑顔で座ります。
まずは、自己紹介。これが少しドキドキするのです。
みんな、静かに聞いてくれてありがとう。

次は、しつもんタイム「好きな食べ物はなんですか?」



そして、みんなから歌のプレゼント「拍手のプレゼント♪」

先生からのプレゼントは、だっこかおんぶのプレゼント。
どっちもしてもらいたいなあ・・・
大きな絵本のプレゼントもみんなで楽しみました。

4歳、5歳、6歳になったお友達 おめでとうございます!

一つ大きくなって、できることや楽しいことが増えたり、
感じることや考えることが多くなったりしていると思います。
当たり前の毎日の中で、一人一人が園生活を楽しく過ごしていってほしいと願っています。
昨年度に植えたジャガイモを収穫しました。
毎日、畑を見ていた子も「葉っぱが茶色くなったらとれるんやで」と言っていた子も
いましたが、先日のなかよし広場でなかよしさんたちが収穫したのを見て、きく組の子供は確信をし、
みんなで収穫することにしました。
狭い畑なので、3歳児と5歳児、4歳児に分かれて みんなでたくさんのジャガイモを収穫しました。
最初にみんなで話をしてから掘りました


茎を引っ張ってもジャガイモは全くついてきませんでしたが、


土の中を探してみると、


「見て おっきいの見つけた」こんなに大きなジャガイモが出てきました。


そこからは、みんなでどんどん掘り続け、


続々と出てくるジャガイモに喜んだり、驚いたり、楽しいつぶやきがたくさん聞かれました。
「こんなにたくさんしゅうかくできたよ!!」

大きいのと小さいのを混ぜて、一人4個ずつ持って帰りました。

ゆり組さんが育ててくれたニンジンも一緒に収穫しました。
残りは幼稚園で美味しくいただく予定です。


各クラスでジャガイモ会議が行われているようで、
今、子供たちから上がってきているのは、スープ、カレー、フライドポテトです。
給食の献立を見ながら協議中です。

幼稚園の畑が、子供たちにとって立ち入るのに特別な場ではなく、
生活や遊びの中の、当たり前の場となっていることがうれしく思います。
自分たちで植えた作物がどうなっているのかを自分のタイミングで見に行ったり、
水をあげたり、虫を見つけたり、触ったり、においをかいだり・・・
そして、数日の間に少しの変化に気づき始め、数週間、数か月たった頃に、形となって
出来上がっている作物に気づき、収穫を楽しむ。
中には、虫に食べられたり、虫がついて腐ってしまったり、枯れてしまうものもあります。
そのようなことも経験して、食べられる喜びを感じられるのではないかと考えています。
お家でも、自慢のジャガイモを食べていただいたでしょうか。
幼稚園では 子供たちが、自分のできることを考えて、調理をする予定です。
先日から、チョウチョウをつかまえることを楽しんでいたゆりさんが
園庭で困っていました。
「チョウチョウ つかまえたいのにハチが来てるんよ」
何度も近づこうとしますが、やっぱりハチも花の蜜を吸いに来ます。

「もうっ」と怒っていると、植物が好きなきくさんが来ました。
そういえばこの二人、さっきも花を植える時に近くにいました。
「これ、何の花?」
「アルストロメリア」

「きれいな花だね」
「この小さいのは?」「わからない」

そんなやり取りをしていると、
「あっ これ見つけた」
「ひっつくんよ」

「ほら」

「そうなの?ぼくにも やって」「くっついたー」
「先生にもつけちゃおう」

みんなで小さなひっつく実を服に付けたまま遊んでいると、
「この中 どうなっているんだろう」と、枯れたルピナスの花の茎を
採り、裂き始めました。

「これは、何も入ってないなあ」
「これは?」葉っぱの部分をとって墓を調べてみると、
「ちょっと何か出てきた」

「これ、ぼくも欲しいんだけど」
実は、ルピナスはこのきく組の子供が植えたものだったので、どうするのかなと
思っていたら、「いいやつ 探してあげる」「これ とっていいよ」と、ゆり組の子供に
優しく答えました。

「これ きれいな葉っぱだね」
「お水に入れて 飾ろう」そう言って、ゆりさんはクラスに持ち帰り、
今もお部屋に飾っています。

興味を持ったことや面白そうなことに、子供たちは惹かれるようについていきます。
最初はチョウチョウをつかまえたかったけど、ちょっと目線を変えると
おもしろそうなことは、あちこちにあったのでしょうか。
年長さんの探求心にゆりさんも心惹かれ、同じことをやってみたくなったのでしょうか。
きれいな花の名前を知り、ひっつく実の存在を知り、ルピナスの茎の中を見て、
そして素敵だなと思った葉っぱをもらって、
大満足な時間だったことだと思います。きっと、年長さんも同じ思いだったのではないかと思います。
3歳児は、4,5歳児がしていることをよく見ています。
逆上がり版を使って逆上がりをしていたゆり組さんの様子を横でじっと見ていたたんぽぽ組さん。
何も言わずにずっと見ていました。

すると、横でまねっこを始めました。

何度もするうちに、ゆり組さんは板を使って
逆上がりが出来ました。
そして、ゆり組さんがいなくなった後、
たんぽぽ組さんが板を使って逆上がりを始めました。

一本橋を歩いていると、向こうからゆり組さんが来ました。

どうするのかな・・・


止まった瞬間、
ゆり組さんが、「じゃんけんしよう」と言ってじゃんけんを誘いました。
「うん」「じゃんけんぽん」「勝ったら進めるんやで」「負けたら戻るんやで」

その後、また一本橋を歩いていると、たんぽぽ組の友達が向こうにいました。
最後までとことこ歩き、

出会った瞬間「じゃんけんしよう」と誘いました。
3歳児の子供たちは、少しずつ周りの様子が見えてきているようです。
「幼稚園ってなんだか楽しいな」と、思ってくれたらいいなあと願いながら日々過ごしています。
自分の身の回りのことが少しずつできるようになり、生活に安心感をもてるようになってくると、
自ら面白いことを見つけ、不思議に思い、やってみようとする。そのようなことを、
今の3歳児から教えてもらっています。
3歳児の近くにいる4歳児、5歳児の友達の存在がどれだけ大きいものか。
4歳児、5歳児も自分たちがしてもらったことを、優しい話し方で3歳児に接してくれています。
また、先生たちの温かい雰囲気を感じているからこそ、子供たちが安心できるのかなと感じています。
まねっこを楽しみながら、様々なことを学んでいるのだと思います。
今日は、以前から行きたかった小学校へ遊びに行ってきました。
小学校へは年中さんの時から 何度か遊びに行っていたので楽しそうなところや
気になるところがあったようです。
まず目につく大きなタイヤにのぼってみたり、
「わーおっきいなあ」「のぼれたわ」

穴から顔を出してみたり、
「こっちだよー」

「よいしょ のぼるの難しいけど おもしろいなあ」

「ここから とべるでー」

「とべたー」

「ここも くぐれた」

「トンネルみたい」
「中 歩けたわ」


そこへ小学校の先生が様子を見に来てくれました。
ずっと、教室の窓から見えていた人体模型が気になっていた子が、
「学校の先生 来た」「先生に聞きに行こう」

「先生、ここ何の部屋?」「なんやと思う?」

「大きくなったら 勉強する部屋やで」
「こんなん 勉強するんか?」

そして、気になることを解消できるように
園長先生がカギを持ってきてくれて、中に入らせてくれました。
「わーこれすごいなー」「人間や」


トウモロコシの発芽をしているのを見つけて
「これ なんやろ」

「メダカもいてる」「ほんまや」

「ここにも 骨あるで」
先ほどの先生の周りにみんなが取り巻き、
「ドラム缶 登りたい」
「先生 手伝ってー」と、自分から声をかけに行っていました。
「ここ 狭いから3人までやでー」「わかったー」

「あっ あそこにお兄ちゃんいるかも」

「あれ 何なん?」
「一輪車かな」
たくさん 遊んだ後は、大好きなビオトープや給食室の近く、
教室の近くをお散歩しました。
「あれ 何の花?」
「わー ダイコンから花咲いてる」

「これ、アサガオ?」「ミニトマトもある?」

「ホウセンカや」
「キショウブもある」植物に詳しい友達は みんなに教えてくれました。
スイレンの葉っぱを見て「あれ、カエルの乗る葉っぱやでなあ」
「わーアメンボいてるー」


途中で、休憩時間になり1年生にばったり会いました。
「何してるん?」
「ダンゴムシ見つけたんよ」

1年生の先生にも会い、「また幼稚園にも遊びに行ってもいい?」
「うん いいよ」「じゃあ また一緒に遊ぼうね」と約束をしました。

お隣にあるからこそ、すぐに遊びに行ける小学校です。
先生同士が仲良く、いつでも受け入れてくれて、幼稚園にも来てもらっています。
幼稚園と小学校が仲良く連携をすることで、子供たちも保護者の方も安心して
いただけるのではないかと思っています。
まだまだ始まったばかりですが、この1年もたくさんの交流をして、
小学校の先生方に幼稚園のことや子供たちのことを知ってもらう
機会を作っていきたいと考えています。
5月17日(金)2回目のなかよし広場を行いました。
今日も 皆さん来ていただいてありがとうございました。
準備をしていると、5歳児きく組の子供たちが手伝いに来てくれました。
「おはようございます!」
「ここに名前書いてください」
「これ(名札) 貼ってね」

いつも大人気の砂場では 型抜きやスコップで楽しそうに遊ぶ様子が見られます。

「これ、貸してくれる?」
なかよしさん同士でも声掛けができていました。

木陰でちょっとひとやすみ
皆さん、これから暑くなるので、お茶やお水などもご準備くださいね。

たくさん好きな場所で遊んだ後は、
なかよしさんが 昨年度に植えたジャガイモを掘りました。
畑の状況から 前日 ホームページでお知らせしましたが、このようなことが
時々あるので、皆さん いつもチェックしていてくださいね。
マルチをはがして、よいしょと茎を引っ張りましたが、ジャガイモはついてきません。

でも、土の中にはどっさりのジャガイモがゴロゴロ出てきました。
「あったー」
「ここにも いっぱいあるよ」

ジャガイモをとっている子から虫を見つけて取ろうとしている子、
虫が苦手で「ぎゃー」となっている子、様々でしたが、皆さんたくさんのジャガイモを
収穫しました。

さてさて、そこへ5歳児きく組さんが水やりにきました。
「ジャガイモを掘ってるの?」
「もう できてる?」
葉っぱが茶色くなったらジャガイモが収穫できると
考えていたので、心配で見に来てくれました。
「わーいっぱい出来てるやん」
「もう 収穫できるなあ」と、
なかよしさんのジャガイモをとるのを手伝ってくれました。
きく組さん ありがとうね。


次回は、5月31日(金)です。
自分のペースで楽しく遊んだり、在園児と触れ合ったり、その時その時の状況で色々と
楽しいことが出来るようにと考えています。
皆さん、またお越しくださいね。お待ちしています。
昨日、園庭の築山を耕運機で耕しました。
大きな築山は おいておくと雨で固まり、表面が硬くなります。
昨日は雨上がりだったので耕しました。
いつもは ふわふわになるのですが、今回はふわふわと、土の塊がゴロゴロといった感じでした。
4歳児ゆり組の子供たちが 何やら山に登っては、おりてきていました。
「これにしよう」「これもいいでなあ」

「・・・」黙ったまま たらいの水の中に入れました。

「あれ?なくなった」
「えっ?消えた」

(子供たちにとっては)大きな土の塊が、水の中に入れて触っているうちに
消えてしまったようです。
「なんで?かたまりが なくなったよ」
そして、「見て こんなちっちゃい石が出てきた」

水に入れる前は大きな塊だったのに、
なくなってしまったり、ちっちゃい石になったりと、
不思議なことがいっぱいで 最初のうちは、みんなきょとんとした
表情で、自分の手のひらを見つめていましたが、すぐにそれが面白くなってきたようで、
「これはどうなるかな?」
「これは消えるかな」と言いながらお気に入りの塊を探し始めました。
「この辺にあるかな」
「なかなか とれやんな」

「おーい いいのあったでー」

「みんなで ためしてみよう」

最後には、3歳児のたんぽぽ組さんが たらいの中におもちゃをいっぱい入れに来ましたが
気にする素振りもなく、塊の実験が続いていました。

一見、「水遊びをしているのかな」「水の感触を味わっているのかな」など
見たままの様子でしか分からないことも、じっくりと子供たちの遊びの様子を見ていると、
動きや表情、つぶやきから見えてくることがたくさんあります。
何度も何度も繰り返すことで、その子なりに感じたことや気づいたことも
きっとあるはず。そんな場面を見ていけたらいいなあと思います。
そして、子供たちと共感出来たらいいなあと思っています。
3歳児の子供たちが、園庭の遊具で遊んでいました。
何度も何度も繰り返しています。
「ここ 行こう」
「うん 行こう」

階段をのぼって

「これ たのしいんよ」
「そうよ」
「行くでー1,2,3,4,・・・」
10まで数えますが、10になる前に出発します。

「キャー」「わー」「きゃー」

「もう一回」「うん もう一回行こう」
「楽しいなー」「うん 楽しいなー」
今日は、この繰り返しが楽しくて面白いので何度も何度も
「もう一回」が出ました。
自分の思っていることを友達とおしゃべりしながら、楽しい時間を過ごしていました。
5月7日(火)3歳児 たんぽぽ組さんの給食が始まりました。
初めての給食で、少し不安そうな様子や嬉しそうな表情が見られました。
今日の献立は
「コロッケ ボイルキャベツ 豆乳スープ パン 牛乳」でした。
大好きなものも、ちょっと苦手なものもあって当たり前です。
幼稚園の給食を通して友達や先生たちと一緒に食べる楽しさ、
友達が食べている姿を見て、食べてみようかなと思える気持ち、
みんなと一緒に食べて「おいしいな」と思える気持ちを味わってもらえたらいいなと思っています。
毎日 楽しい給食の時間になりますように!!
「いただきまーす」



「ごちそうさまー」

きれいに いただきました!!
