今日は朝から雨降り。子供たちは雨がやむのを待っていました。
保育室で遊ぶのも楽しいのですが、やっぱり朝いちばんは園庭に行きたいかな。
空が少し明るくなり、雨がやんでいます。それに気づいた3歳児が「せんせい、そと行こう」
その声で、園庭に出ると・・・
「わーここにみずたまってるー」「なんで?なんで?」


「入ってみよう」「水たまりやー」


そして、4歳児が違う水たまりを見つけました。
何もしゃべらず歩いていくと・・・

3歳児が後をついていきました。どこまで続いているのかな・・・

わーあんなところまで!!2人は黙ったまま 細長く伸びた水たまりの道を歩いていました。

そして、こんなところ(砂場)に溜まった水たまりで遊んでいた3歳児は、水たまりにおもちゃを浮かべたり、水の中に何かを隠して見つけることを楽しんだり、長靴でジャバジャバ歩くのを面白がったりしています。
そんな中、一人の3歳児が面白いことに気づきました。
円錐のおもちゃに黙って水を入れています。

だんだん水が上まで入り、「わーいっぱいになった」とつぶやき、

「見ててよ、見ててよ」と、大声を出し、ジャー!!と、水が勢いよく下から出ました。

子供たちが見つける「面白い」と思うものは、身近な環境にあります。
今日のあちこちで出来ていた「水たまり」の環境で、様々な気づきや発見があったのではないかと思います。面白さにのめり込んでいる時の子供たちは、いつも黙って真剣に面白さと向き合っています。
「面白そう」と思うことを見つけ、やってみて、「面白い!!」と思った時の気持ちは、子供たちにとっても、私たち大人にとっても、いつも楽しい驚きであるのではないかと思います。教師も「面白がって」子供たちの思いに寄り添えられたらいいなと思います。
さて、今日は朝から少しざわざわしています。5歳児の子供たちは、登園するとみんなソワソワしていました。
「今日はカレーつくりの日」です。

前日からいろいろな準備をし、今日を迎えました。栽培、収穫、食べ物会議、買い物、そして今日はいよいよ作って食べます。
きれいにしてくれた手洗い場で、野菜をしっかりと洗います。
「ごしごし洗うよ」

「ちゃんと洗わないとね」

そこへ、3歳児のたんぽぽ組さんが見に来ました。
「ジャガイモを洗ってるんだよ」「ぼくも洗いたいなあ」「今日は僕たちが頑張るからね」

みんなで、ジャガイモ、ニンジン、タマネギを洗いました。

次は、ピーラー ニンジンの皮をむきます。
「ピーラーは危ないから、野菜を持つ手に手袋をするよ」「ピーラーを持つ手はそのままでね」


友達がしていることもみんなで見守ります。

先生と一緒に、または自分でしたい気持ちがあるので、とっても楽しかったみたいです。

皮をむいた後は、包丁で切ります。
「ぼく 出来るで 猫の手にして切るんやで」

「切るの難しいけど楽しい」

「ウインナーも切れるかなあ」「切れた!!」

材料が切れたら、炒めます。

炒めたら、水を入れてぐつぐつ煮込みます。ここは、私の役目でした。
「カレールーを入れられるようになったら放送でお知らせしてください」
「それまで遊んで待ってます」ということで、煮込みは任せてくれました。
時間が経って、いいにおいがにつられて子供たちは集まってきました。みんなでルーを入れるところを見て、「わー」っと大歓声でした。
「カレーのにおいする」

「いいにおい おいしそう」

3歳児も4歳児も集まってきて、カレーの香りとぐつぐつの音を味わっていました。
さあ、いよいよ いただきます!!
みんなはとっても嬉しそう。
「大盛にしてください」

「おかわり ありますか?」

「まだまだ たべまーす」



3歳児も4歳児も美味しいカレーをいただきまた。
みんな残さず食べることができ、おかわりもたくさんしました。
「きく組さん、頑張ってくれてありがとう」
こんないい顔で「美味しかったー」と言ってくれました。
昨年度から、毎日畑の野菜の世話をし、収穫を楽しみにしてきたきく組さん。
数か月に渡って世話をし、話し合いをし、数日にかけて準備をしてきました。
育てることが楽しくなり、食べることの楽しみにもつながり、みんなが「美味しい」と言ってくれた喜びや調理の楽しさ、そして、また次の意欲へとつながってくれてらいいなあと思っています。
5歳児ならではの体験を楽しんだきく組さん。また、これからも楽しいことをたくさん見つけて過ごしていってほしいと願っています。
カレーを作るための材料を買いに、お隣のお店に行かせていただきました。
「お買い物に行ってきまーす」

「右見て左見て・・・渡るよー」

今回、カレーを作ると決めて、自分たちで中に入れる具を決めました。
きょうの買い物の目的は「カレールー」と「ウインナー」です。
そこを間違えずに・・・
「私 ウインナー売り場知ってる!!」

「どのウインナーにしようかなあ」

「私は決まってる 絶対にこれ!!」「こっちは いっぱい入ってるからこれもいいよね」

カレールーも、みんな悩みに悩んで選んでいました。
「どれにしようかなあ」

「やっぱり これよね」

「この箱キラキラしてるから ゴールドでおいしそうやなあ」

買うものが決まれば、レジでお会計をしました。
「今日はお買い物に来てくれて ありがとうね」お姉さんが言ってくれると、

「僕たち カレー作るんです」
「前も(おでんを作るときに)来ました」
「お願いします」と、みんな思いを伝えていました。

「幼稚園に帰って、みんなに見せよう」

早速、職員室に見せに来てくれました。
「カレールーもウインナーも買ってきたよー」
「ウインナー冷蔵庫に入れといてください!!」

カレールーは、みんなが見えるところに置いておくと、早速3歳児のたんぽぽ組さんが来て、
「カレーの箱あるなあ」と、見つけました。

さあ、カレーの作り方も貼ってくれ、

他の材料も準備して、

明日は、いよいよカレー作りです。
必要なものも、気持ちの準備もオッケー!!
5歳児の子供たちが、作ってくれるカレーの味はきっと美味しいはず。だって、自分たちでしたいことを決めて準備してきたから。
帰りに、「教頭先生、明日は頑張って作ろうねー」「えいえいおー!!がんばるぞー」と声をかけてくれました。この意気込みに負けずに明日は、みんなで楽しみたいと思います。
6月14日(金)になかよし広場を行いました。
「きょうは、なかよしさん いっぱい来てくれるかなあ」と、言いながら5歳児きく組の子供たちが受付の準備をしてくれました。
「名前書いてくださいね」

「名札 どれにしますか」

きょうも新しく来てくれた なかよしさんがいました。暑い中、好きな場所を見つけて遊んでくれました。
砂場はにぎやかです。



築山を登ったり、降りたりも楽しいようです。

畑で、虫や野菜を見ています。

前回のなかよし広場で、サツマイモの苗を植えました。
きょうは、みんなで様子を見た後、水やりをしました。
「ここに植えたね」

「お水 いっぱいあげようね」

おうちの人も一緒にあげてくれています。

「おいもの葉っぱも伸びてきたね」

次回は、6月28日(金)です。次回もぜひ遊びに来てくださいね。
暑くなると思います。水分補給のためにお茶やお水、また 水遊びも予定していますので、着替えなどもご用意ください。楽しく過ごしていただけると嬉しいです。また、園見学や相談等もお気軽にお声かけくださいね。
”でっかい ダンゴムシの家”を作ったゆり組の子供たちのつぶやき・・・
「この中にダンゴムシの家族いっぱいいてるんよ」


「この子 1歳なんやで」「そうなん?この子は3歳やで」

「茶色い葉っぱはごはんで」「緑も食べるけど」

「家族いっぱいで ちょっとうるさい」

「あっ私のダンゴムシも入れてくれる?」「いいよ」

「お茶 飲みに行くとき、家も一緒に持っていかなくちゃ」


「この子、もう20歳になった子やで」「そうなん?」
「うん だって黒いやろ」「うん」
「うすい茶色い子は、だっぴダンゴ(脱皮ダンゴムシ)なんよ」

毎日、ダンゴムシを見つけ、小さいの、大きいの、白い子、黒い子、茶色の葉っぱも緑の葉っぱも食べることなど、様々なことを見つけているようです。また、網を使ってチョウチョウをつかまえるのが上手になったり、カタツムリには、ご飯にするために畑で採れたキュウリを少しもらってきたりと、知恵を出して、考えたり、工夫したりする様子が見られます。
毎日時間をかけて、好きなことにを遊び込めている姿が見られて嬉しく思います。そして、うらやましくも思います。
6月6日(木)保育参観をしました。
3歳児 たんぽぽ組
子供たちが、普段と同じようにお部屋で遊んでいる様子を見ていただきました。
おうちの人に見てもらいたい、一緒に遊んでほしい気持ちがあるようで、とても嬉しそうに過ごす様子が見られました。
「ここ とおって」

みんな普段、遊んでいる好きな遊びを楽しんでいます。



いっぱい遊んだ後は、みんなでお片づけをしました。
その後は、みんなで手遊びやお話を聞いている様子も見ていただきました。


4歳児 ゆり組
お部屋での遊びは、子供たちが大好きなツマグロヒョウモンの幼虫の家つくりです。
「箱をくっつけておっきな家をつくったで」

「これは、幼虫が通る道だよ」

「色がきれいだから、きっと幼虫も喜ぶよ」

そこに、お庭からゴハンもとってきて、その様子をおうちの方々は見てくれていました。




製作が好きな友達は一生懸命作っています。

「ほら できたよ」



お片づけをした後は、絵本を見て、

みんなで歌を歌いました。

5歳児 きく組
遊戯室で椅子取りゲームとハンカチ落としをしました。
椅子取りゲームは、曲をかける子、始まりの合図をする子、判定が難しい時に、ジャッジする子など、それぞれ役割も楽しみながら遊んでいました。
最後まで残りたい気持ちもしっかりと持っていますが、少しばかりの折り合いもつけようとするところがあり、先生たちも見守りながら遊びは進んでいました。
「よーい はじめー」

まだまだ音楽は止まっていません。

勝負が決まったら、椅子を一つ減らすんですよね。

おうちの人もみんな応援してくれていました。

ハンカチ落としも、みんなで楽しみました。
今回の保育参観は、どのクラスも、クラスでの遊びを見ていただきました。
年に数回ある保育参観を、私たちは、今回はどのようなところを見ていただこうかと考えて設定しています。また、担任もクラスの様子や見ていただきたいところを表示していますので、これからも、楽しみにご参観くださいね。
保護者の皆様、たくさん来ていただいてありがとうございました。
子供たちも嬉しかったと思います。
6月5日(水)とても良いお天気でした。地域の方の田んぼをお借りし、田植え体験と田んぼでのどろんこ遊びをさせていただきました。
今回は、4歳児と5歳児の子供たちが体験しました。
「田植え がんばるぞー おー!!」

幼稚園を出発して、あぜ道を歩いていきます。


途中、キャベツ畑があって、モンシロチョウがたくさん飛んでいました。
「チョウチョウ、チョウチョウ・・・」にぎやかな声が畑や田に響いています。

「もうすぐ、田んぼに到着するよ」「がんばって歩いたね」

おじいちゃんとおばあちゃんが待ってくれていました。

「今日は、よろしくお願いします!!」元気に挨拶をして、

早速、田植えの様子を見せていただきました。

間近で田植え機を見て、子供たちも「すごーい」「おじいちゃん かっこいい」

次は、手で植える植え方を教えていただきました。
「2,3本持って」

「田んぼの中にギュッと入れるんだよ」「少し(苗の)顔が出るくらいにしてね」

実際、田んぼの中に入って植えてみました。
「わーヌルヌルするー」「どろんこやー」

「冷たいなあー」「気持ちいい」

「わー転んだー でも気持ちいい」

「ギュッギュッ」

田植えが終わると、どろんこ遊びが始まりました。
「みんな どろどろー」


「冷たくて 気持ちいいよなあ」


「先生にもつけちゃえー」

周りの畑や草むらで虫探しもしました。

どろんこになった子供たちと、田んぼを貸してくださったおじいちゃんおばあちゃんと一緒に集合写真です。


「おじいちゃんおばあちゃん、本当にありがとうございました!!」

とってもいい経験をさせていただき、どろんこのまま幼稚園に帰りました。

園に着くと、3歳児のたんぽぽ組さんが待ってくれていました。
「おかえりー」「ただいまー」

たんぽぽ組さんは、以前作った園の小さな”田んぼ”で、早速みんなが持って帰ってきてくれたお土産の苗を植えました。
きく組さんが優しく教えてくれましたよー


「2本か3本持って、この中にぎゅーって入れるんやで」
「お米の赤ちゃんやなあ」

「これ(苗)の顔がちょっと見えるくらいまで入れてよー」

さっき、おじいちゃんに教えてもらった植え方をそのままたんぽぽ組さんに伝えています。さすが5歳児さんです。
今回は、4歳児、5歳児の子供たちがゆったりとした時間の中で、広い田んぼや畑が広がった気持ちの良い空間で、とても素敵な体験をすることが出来ました。また、3歳児も、幼稚園で、少しですが同じ体験をさせていただきました。
普段できないことを、直接体験させていただけること、そして、田植えから、稲刈りまでの一連の流れで、四季を感じながら、生活していくことの面白さや楽しさ、食すること、生きることにつながる学びを得させていただいていることに感謝しています。これも、地域の方々のご協力あってのことだと実感しています。
地域の方々に見守られながら、これからも子供たちが様々な体験を通して学んでいけるように努めていきたいと思います。
地域の方々、お手伝いをしてくださった保護者の方々、本当にありがとうございました。
幼稚園の畑で収穫した「タマネギ・ニンジン・ジャガイモ」を使って、ご馳走を作ることなりました。
きく組さんが会議を開いて、いろいろ決まったこと。
スープ、カレー、フライドポテトを作りたい!!

先日、きく組さんたちが職員室にやってきて「きょうとうせんせい、カレーを作りたいです!!」「てつだってくれませんか」とのことでした。
「もちろん!!」と応えましたが、さて、何を手伝えばいいのか・・・
すぐに、「カレーを作る」ということを、ゆり組さん、たんぽぽ組さんにお知らせに行きました。
「カレーをみんなで 作ります」

「おいしいカレーを作ります」「楽しみにしておいてね」

そして、職員室に帰ると、そこには、役割分担がされた紙が貼っていました。
☆①あらう
☆よ②かわをむく
☆③きる
よ④いためる
よ⑤みずをいれてにこむ
☆・・・きく組さん よ・・・きょうとうせんせい

「いっしょにつくってください」

子供たちが考えてきてくれました。
そして、小さい友達にもお誘いをし、6月12日(水)にカレーを作ることになりました。
とても楽しみです。
自分たちで育てた野菜を、どんな風に調理して食べたいかということを、みんなで考えました。先生も仲間入りして進めたことだとは思いますが、子供たちの気持ちをしっかりと汲み、楽しかった、美味しかった、またみんなでしたいなあと思える体験ができればいいなと思います。
5月31日(金)なかよし広場を行いました。
今日も、きく組さんが受付をしてくれました。
「おはようございます!」
「ここに名前を書いてください」

今日は、さっきまで雨が降っていました。でも、雨があがってよかったですね。
お外でいっぱい遊んでいます。

きょうは、お部屋でも遊ぶ姿が見られました。
ままごとキッチンは、なかよしさんたちで楽しそうです。

片付けの後、”サツマイモ”の苗を植えました。
お母さんと一緒に植えましたよ。

植えたところにお水やりもしてくれました。
これから、遊びに来たら畑も見に行ってくれるかな。
収穫する日を楽しみに、お水やりもしてくれるといいな。

今回も、たくさんのなかよしさんにきていただきありがとうございました。
次回は、6月14日(金)です。
だんだん蒸し暑くなってきます。お茶やお水も忘れずに、次回も楽しい遊びを見つけて
たくさん遊んでくださいね。お待ちしています。
6月に入ったら、4歳児5歳児の子供たちが、地域の方の田んぼに
田植え体験に行きます。
少し歩くので、3歳児はお留守番です。
3歳児にも体験させてあげたい思いで、幼稚園に田んぼを作ることにしました。
まずは、田んぼの土に水を入れて、代かきをします。
お部屋では、「幼稚園の田んぼにお米の赤ちゃんを植えるので、田んぼを作るよ」と、
お話を聞きました。ちょっと想像しにくいので、ゆり組さんやきく組さんと一緒に
どろんこ遊びです。
田んぼに水をいっぱい入れるために、水をバケツに入れて運びます。

「よいしょ、よいしょ」
「重いけど 面白いなあ」「わたし もう一回行くわ」

「わあ ごくごく飲んでるー」「お水 飲んでねー」

「コーヒーみたい」「牛乳みたい」

「いっぱいお水入れるよー」

お水がたくさん入ったら、今度はシャベルで混ぜますよー
「よいしょよいしょ」
「まぜ まぜ」
「ふわふわやー」

どろんこに入って、足でふみふみして、
「ヌルヌルー」「ふわふわ」「チクチク」

今日の体験で、”田植え”をする思いまでは、まだまだ届かなかったかもしれませんが、
異年齢の友達と一緒に、ドロドロ、ヌルヌルを体験して、
次回、ここにお米の赤ちゃんを植えた時に、また一つ、子供たちの体験として
積み重ねることが出来るのではないかと思います。
そして、苗が大きくなっていく様子を、友達と一緒に楽しんでほしいと願っています。