9月の末に掘ったサツマイモを、しばらくの間寝かせていました。

さて、そろそろ食べられるかな・・・と、年長児のきく組さんは、気にかけてくれていました。そんな中、きく組さんの友達が美味しそうな「レシピ」を持ってきました。お家の方と一緒に試作済みだったそうです。早速、調理をする日を決め、作ることになりました。
「サツマイモのスイートポテトもち」を作ろう!!

小さめに切ったサツマイモを茹でて、子供たちがつぶしました。
「おイモ やわらかい」「ぬるって出てきたなあ」



「小さくなってきたわ」

次は、つぶしたおイモに砂糖や片栗粉を入れて、混ぜます。

よーく混ぜたら次は成形です。自分の作りたい形に作っていくと、少しずつ大きくなってきました。「ハートにしよう」「小判みたい」




こんな感じになりました。


「たんぽぽさんの分も作ろう」「ゆりさんの分も作ろうね」

「これで足りるかなあ」「おいしそうやなあ」

では、ホットプレートで焼きます!!

良い焼き目がついてきましたよ。「わー美味しそう!!」

焼いている間は、音と香りを感じながらじっと待ちました。

「さあ 焼けたかな」みんなで味見をして・・・「美味しい!!」「さいこう!!」「だいせいこう!!」


「みんなにも食べてもらおう」「たんぽぽさん、どうぞ」
「おいしい!!きくさん、ありがとう」

「ゆりさんもどうぞ」「美味しいね」

先生たちにも食べてもらいました。「美味しいね」「ありがとうね」

サツマイモを収穫してから、30日間寝かして、まずはずっと楽しみにしていたきく組さんが、おやつ作りをしました。まだまだ、何か作りたいものがあるかもしれませんが。ゆり組さん、たんぽぽ組さんも、お部屋で話し合っているようです。
たんぽぽ組組さんから手紙が届きました。

次は、おイモを切って、バターで焼いて食べようと思っています。楽しい計画をいっぱい立ててくれています。
11月5日(火)「世界津波の日」に、幼小合同で避難訓練を行いました。
普段は、幼稚園だけで月に1回行っているのですが、毎年この日は、小学校と一緒に訓練をします。津波が来ると想定しての訓練は少ないのですが、自分たちがどこにいても「避難をする」という意識を持ってほしいと願い、行っています。
いつものように職員が行う放送ではなく、今回は和歌山市全体に行われているため、音も大きくサイレン音もしましたが、子供たちは「何かが起こっている」という意識で、一人一人頭を隠してしゃがんだり、部屋の中では机の下に入り、机の脚をしっかりと持ったりすることが出来ていました。

二次災害の津波の危険があると判断し、小学校のグラウンドへ避難します。


点呼を取り、小学校の教頭先生の話をしっかりと聞き、

校舎の3階まで避難しました。子供たちは誰もしゃべらず、静かに待つことが出来ました。

津波が来るようなことが起こると、このような高い場所まで上がって避難するということを体験しました。

その後、幼稚園に帰り、

各クラスでそれぞれに大切なことを理解できる範囲で聞くことが出来ました。


そして、3歳児はもう一度防災頭巾のかぶり方を練習しました。とても難しいことではありますが、自分の命を守るために大切なことだと伝えながら行っています。

避難訓練は、子供たちはもちろん、大人の私たちにとっても、とても大切な活動であると考えています。大切なお子様の命を預かっているものとして、何かが起こった時に私たちが落ち着いて、行動できないといけないと考えています。そのため、様々な場面を想定して毎月避難訓練を行っています。今一度、幼稚園でも、またご家庭でも、災害が起こった時にはどうすればいいのかを話し合い、備えていかないといけないと思います。ご家庭でも、子供たちの話を聞いていただけたら嬉しいです。
10月31日(木)10月生まれの誕生会をしました。
お友達に名前を呼ばれて、一人ずつ登場しました。



お誕生日を迎えた子供たちはとても嬉しそうな表情です。

では、自己紹介から、「クラスと名前と何歳になったか」を、教えてくれました。


次に、「好きな食べ物は?」
「イチゴです!!」

「リンゴとバナナです!!」

みんなでお祝いの歌を歌いました。「はくしゅでプレゼント♪」


大好きなせんせいから、おんぶとだっこのプレゼント!素敵な笑顔です。


次は、先生からのプレゼントです。
エプロンシアター「お弁当バス」です。
色々なお弁当の具が乗ってきます。子供たちは、先日雨で行けなかった遠足を待ち望んでいます。自分が乗っていくバスを思い浮かべながら見ている子もいたのでしょうか。



お弁当の具がたくさん乗ったバスは、最後に「お弁当」になりました。お弁当が近くに来てくれて、みんなとっても喜んでいます。



最後に、お誕生のお友達で「ハイチーズ!!」

今月のお誕生のお友達おめでとうございました!!
10月は、たんぽぽ組さんとゆり組さんでした。少し照れてしまうところもあったかもしれませんが、2人とも元気に発表してくれました。
この1年が素敵な1年になりますように。西和佐幼稚園で、楽しく元気いっぱい過ごせますように。子供たちが、楽しく生活できるように願って、努めていきたいと思います。
園庭の隅にあるクヌギの実は、今年はたくさん実が出来て、大きなドングリが毎朝落ちています。それに気づいた子供たちは登園するとすぐに拾いに行きます。
3歳児がドングリをいくつか持って、砂場で遊んでいました。
「山作ろうか」「うん、作ろう」このような会話も弾み、最近は友達と触れ合い、「一緒に遊ぶ」、「一緒に何かをする」ということが増えてきています。

「ねえねえ、ドングリの遊び場作ってあげよ」「プールは?」「そうする」プールを作るようです。プールに必要な水も一緒に運びます。

「ドングリの滑り台は?」「滑り台!!」

「ここ滑るんやで」「こっち(反対側)も滑る?」「うん」

「滑ったなあ」「楽しいかなあ」

3歳児の子供たちにとっては、自分の気持ちを十分に言葉で表現するのは、まだまだ難しいことだと思います。そして、気持ちの伝え方や汲み取り方は、それぞれが顔を見合ったり、表情を読み取ろうとしたり、一言、二言のつぶやきで感じ合ったりしているのではないかと思います。まだまだ不十分な表現の仕方ではあるかもしれませんが、そのような時に、私たちが一緒に共感したり、一緒に遊ぶ仲間として、自然に会話に参加したりすることで、言葉の獲得にもつながるのではないかと考えています。
遊びの最後に、「これ、置いときたい」「明日もまたドングリの滑り台するわ」

そう、友達と会話をして、遊びは終わりました。素敵な場面を見ることが出来ました。
10月25日(金)未就園児の集いをしました。
今日はお天気も良く、たくさんのなかよしさんが来園してくれました。「初めてですか?」「2回目です」「では、これに名前を書いてください」きく組さんもゆり組さんも、受付がとても上手になってきています。来てくれたお母さんたちもびっくりです。




今日は園庭で遊ぶなかよしさんがとても多く、大きな築山に上ったり、

砂場で何度も砂を入れたり出したり、



リヤカーを押して荷物を運んだり、

それぞれしたい遊びを見つけて楽しんでくれていました。また、お母さんたちもにこやかに見守ってくれていました。

幼稚園の子供たちが、運動会で見た玉入れをしていると、早速仲間入りする様子も見られました。


お部屋の中にある飼育物を眺めたり、

うんていにも挑戦中!!

今日も、たくさんのご参加ありがとうございました。
今日は、3組の方が解散後に見学と説明を受けてくれました。幼稚園の願書交付も始まり、11月1日(金)からは願書受付も始まります。西和佐幼稚園は、ご予定が合えば、見学もいつでも行っていますので、ご希望の方は、幼稚園にお電話くださいね。また、ご質問などもどんなことでもお気軽にお電話いただけたらと思います。
西和佐幼稚園 TEL471-3083
さて、次回は、11月8日(金)になかよし広場を行います。前回植えてくださったダイコンも可愛い芽がたくさん出てきています。心地よい気候の中、西和佐幼稚園にぜひ、遊びに来てくださいね。お待ちしています。
10月17日(木)紀伊風土記の丘に園外保育に行きました。

みんな集まって、早速 和船や昔の家を見学に行きました。

和船の展示は、昔の漁師さんが使ったものなどを見ることが出来ました。



昔のお家の中も見て回りました。






敷地内では、ドングリがたくさん落ちていて、子供たちは実や葉っぱを拾うのも楽しそうでした。




クラスで集合写真を撮って、この後はクラスでの活動をしました。



各クラスで竪穴式住居の中に入って、昔の生活を感じました。






ここからは、クラスで分かれて活動をしました。3,4歳児は広場でドングリを拾ったり、ごっこ遊びをしたり、おやつを食べたりと楽しんで遊びました。
「ドングリいっぱい拾うぞ。」
「ここにも あったよ」




「みんなでおやつ 美味しいね」


その頃、5歳児は展望台に向かっていました。坂や階段も頑張って登り、こんなに高いところまで登ってこれたよ。「幼稚園も見えるかな」「私の家も見えるかな」



「おーい、ゆりくみさーん、たんぽぽくみさーん」

おやつをいただいて、下山した後はみんなと合流して、一緒に遊びました。


紀伊風土記の丘は、自然に満ち溢れ、「五感を育てることが出来る」と考えています。絵本やお話で聞く「昔のおうち」に実際入り、中にあるものを見たり、その場その場のにおい、感触なども体験し、五感はみるみるうちに育っているのではないかと思います。大人にとっては何気ない自然環境も子供たちにとっては「好奇心の対象」になります。
私たちの地域にある「紀伊風土記の丘」は、小学校に行ってもたびたび訪れる、これからも馴染みの深い場所になって行きます。小学校では、西和佐活動として、全児童でウォークラリーをしたり、資料館や竪穴式住居の見学、埴輪作りや勾玉作りもするそうです。幼稚園でも、毎年楽しみにしている5歳児の埴輪作りを今年もお家の人と一緒に楽しみました。どんな埴輪ができるかとっても楽しみです。
地域に親しみをもち、体験を引き継いでいくことが出来る西和佐地区はとても素敵だなと改めて感じました。



10月19日(日)幼小合同運動会を行いました。
前日の準備から、お天気が危ぶまれていましたが、今日は少しお日様も顔を出すときもあり、無事に運動会を終えることが出来ました。
子供たちは、「かけっこ」では、一人一人が自分のもっている力を発揮し、「パラバルーン」では、みんなで力を合わせて演技することが出来ました。
きく組の子供たちは、バルーンが始まる前に「あれやろう」「えいえいえおー」
「そうやな、みんな準備できた?」

「えいえいおー!!」

そして、とってもいい笑顔でたんぽぽ組、ゆり組、きく組の子供たちは頑張りました。
保護者の方々も、暑い中たくさんの応援をしていただき、本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。

さて、幼稚園の子供たちは、今日の運動会でたくさんの刺激をもらいました。
5,6年生の組体操を見て・・・「あれ、ぼくらにも教えてくれるかなあ」「聞いてみる?」「聞いて、やろうよ!!」
綱引きを見て・・・「あれ、やりたい!!」「先生、やろう!!」
玉入れを見て・・・「幼稚園にもあったよなあ」「先生、またやろうよ」

その、「やりたい!!」「楽しそう!!」「絶対楽しいよ」の気持ちを小学生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちからいただき、また来週から楽しい遊びが始まることだと思います。
また、子供たちの姿をしっかりとお伝えできるようにしたいと思っています。