先日、田植えをさせていただいたときに、3歳児用にお土産にいただいた苗がたくさんありました。
もったいないなあと思いどうしたらいいかと考えていた時に、以前5年A組の子供たちから「幼稚園の子たちと一緒に楽しいことしたいんよ。」と声をかけてもらっていたことと、「幼稚園の先生も何か楽しいこと考えといて。」と言っていたことを思い出し、早速、きく組さんに声をかけてみました。
そして、「5年A組のみんなに聞きに行ってみよう。」ということになり、きく組さんと一緒に5年生の所に行ってみることにしました。
「西和佐幼稚園のきく組です。」「どうぞ、お入りください。」

園長先生に5年A組の教室を教えてもらって、「おじゃまします!!」


事情を説明すると、早速「今から(田植え)しようよ。」「先生、今から幼稚園で(田植え)手伝ってあげてもいい?」と、5年生が動き出しました。
担任の先生も、「自分たちで出来るんだったら、やってもいいよ。」と、快諾してくれて3限目の授業を急遽振り替えて、田植えの準備にとりかかってくれました。
「役割り分担決めよう。」「何がある?」「出し合おう。」


その後、
◎小学校にある田んぼの土を幼稚園に持ってくる。◎代掻きをする。◎稲を植える。など、みんなで決めた役割に分かれて、5年A組さんが準備を始めました。
きく組の子供たちも幼稚園に戻って5年生の手伝いと、自分たちの出来ることを考えることにしました。
帰る途中、小学校の中を歩いていると、気になることがたくさんあり、きく組の子供たちは、少し寄り道をしながら帰りました。
まずは、いいにおいがする調理室。6年生が調理実習を始めるところでした。


次に、2年生の教室の前を通ると、お兄ちゃんがいる子が数人いて、「あっお兄ちゃん勉強してる。」


「このクラスは、英語の勉強してるんだって。」「どんなんやろう?」


「これ、作ったんかなあ。」「上手やなあ。」

「あれ?1年B組さん?」「何してるん?」「体育の授業やで。」「一緒に遊ぶ?」


きく組の子供たちは、小学校の中を楽しみながら、幼稚園に帰りました。
そのころ、5年A組さんたちは、一生懸命準備をしてくれていました。
6月4日(水)地域の保護者の方の田んぼに、田植えに行かせていただきました。今年も、4歳児と5歳児が行かせていただきました。
幼稚園を出発して、「行ってきまーす!!」「楽しんできてねー。」


田んぼの畦道をみんなで歩いていきました。


途中、用水路や田んぼの様子も見ながら歩いていきました。





田んぼのおじいちゃん、おばあちゃんが待ってくれていました。「こんにちはー。」「今日は、よろしくお願いします。」


早速、田植え機で苗を植えるところを見せていただきました。毎年のことですが、”おじいちゃん かっこいいです!!”



そして、今度は子供たちに手植えの体験をさせてくれました。
「これ、植えるんやで。」


お話を聞いて、植え方を見せてもらって、


子供たちも挑戦です。




難しいですが、子供たちは「やってみよう」と、苗を植えました。そして、


田植えをした後は、泥んこで遊ばせていただきました。 お米を育てる土に直に触らせていただき、「ヌルヌル」「ドロドロ」を体験させていただきました。



今日は暑い1日でしたが、田んぼに入ると泥がヒヤッと冷たかったようです。みんな、ドロドロになって帰りました。
おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとうございました。また、遊びに来ますねー。


広い田んぼで!!きく組さん。

ゆり組さん

この日、3歳児の子供たちにお土産の苗を持って帰ってきてくれました。そして、たんぽぽ組さんも幼稚園で植えて育てることにしました。



地域の方々のご協力があってこその、田植え体験です。今日、子供たちが田んぼに出向き、地域の方と一緒に田植えの体験をしたことで、お米がどうやってできるのかを、子供たちなりに少し知ることが出来たのではないかと思います。また、泥を体験することもできました。
「見て、聞いて、感じて、響きあう子供を育てる。」西和佐っ子を育てるために、たくさんの方々に見守られていることを再確認することが出来ました。身近な方々と、これからもたくさんかかわり、触れ合っていきたいと考えています。
6月5日(木)保育参観をしました。
3歳児、好きな遊びをしている様子を見ていただきました。園にも慣れてきているところです。幼稚園での様子を見ていただけたでしょうか。



4歳児、みんな遊びをしました。みんなで話をしたり聞いたり、歌を歌ったり、ダンスをしたり、クラスでの活動は、好きな遊びの後や食後にしています。保護者の方も一緒に遊んでいただきありがとうございました。




5歳児、保育室で好きな遊びをしました。友達と触れ合ったり、会話をしたり、一緒に考えたりと、自分の思いを出して遊んでいるところを見ていただけたでしょうか。




今日は、子供たちが進級、入園して2か月が経った、各クラスの様子を見ていただきました。
一緒に遊びたい友達、親しみを感じている先生たちと一緒に、したい遊びや好きな遊びを楽しんでいます。園生活の遊びや活動を、安心安全の中で過ごしてほしいと考え、日々過ごしています。これからも、保護者の方々と一緒に子供たちの育ちを見守りながら、援助していきたいと考えています。
6月2日(月)西和佐保育所さんが遊びに来てくれました。
今年初めての交流で、子供たちも最初は恥ずかしがっている様子も見られましたが、保育所さんたちはみんな元気に幼稚園の中を色々確かめながら楽しそうなところを見つけて遊んでいました。
「これ、できるで。」「楽しいわ。」


「何食べてんの?」「ビワやで。」「食べてもいい?」「いいよ。」

幼稚園の子供たちは、木に登って収穫です。

「ここの水やりやってもいい?」「いいよ。やってくれるの?」「うん。」「何植えてるんやろなあ。」


「ここ、登れるで。」「高いわー。」


「登ってみよう。」

あっという間に時間は過ぎて、保育所さんが帰る時間になりました。給食の時間も決まっているので、頑張って歩いて帰らなくちゃ。


今年の年長さんは、幼稚園きく組さん、保育所ぞう組さん、どちらも同じ青い帽子です。
「また、保育所にも遊びに来てくださいね。」「明日行きたい。」「また、行ける日考えようね。」


「わーおんなじ靴やー。」いっぺんに親しみを感じたようです。

「気をつけて帰ってねー・」「ありがとう。」


子供たちは、姿が見負えなくなるまで見送りました。


”明日”は行けなかったけれど、1学期中に遊びに行けたらいいなあと計画中です。
小学校に行くと、昨年度一緒に遊んだ保育所出身の1年生の子供たちが、声をかけてくれます。顔見知りになっていることで、少し安心感もあるのでしょうか。まだまだ慣れない子もいる中で、幼稚園と保育所さんで交流をしていたことで、少しでも安心して一緒に過ごせるといいなあと思っています。そして、保育所さんの先生方とも仲良くさせていただいて、ありがたいなあと思っています。
5月28日(水)西和佐小学校1年B組の友達が幼稚園に遊びに来てくれました。
先日は、砂場や築山に遊びに来たのですが、今回は幼稚園の友達と一緒に遊びたいということで、園庭や保育室で一緒に遊びました。
園庭では、遊具で遊んだり、ボールで遊んだりする様子が見られました。



3歳児の保育室のキッチンで自分たちで楽しんで遊ぶ子や、

3歳児と一緒にソフト積み木で遊んでくれたり、


たくさんのお兄ちゃん、お姉ちゃんが来たので、少しびっくりした3歳児の友達をみんなで優しく声をかけてくれたりする様子も見られました。


たくさん遊んだけれど、まだまだ時間は足らなかったようです。
「今度は小学校へも来てね。」「ありがとう。」「また、遊びに来ていい?」「もちろん。また、来てね。」と、約束をしました。


小学生が学校に帰ると、幼稚園の子供たちは、「しょうがっこう!!また来てよー。」と、見送りました。

1年生には、幼稚園出身の子供たちもいて、幼稚園に来るのを楽しみにしてくれているようです。次は、西和佐保育所さんにも行くとのこと。
保育所、幼稚園、小学校の交流や、職員同士の連携が大切と捉えて進めていますが、どの子供たちも、とても素敵な笑顔で交流している様子が印象的です。楽しい時間を共有していきたいと考えています。
園庭にいると、様々なつぶやきが聞こえてきます。
私に言っているのかな?いやいや、自分に言っているのでしょうか。言葉を発し、確かめながら、言っているようにも思います。
それは、耳を澄ますとしっかりと聞こえてくるのです。
「グラグラするけど、ちゃんと乗ってるで。」「〇〇くん(ぼく)ってすごいわ。」

「降りるんちょっと怖いけど、(ぼくは)出来るんやで。」

「速いんやでー。」

「(ぼく)速いんよー。」

「ぐるぐるぐるぐる・・・」


「絶対に見つけた。バッタ。」「どこどこ?ほんまや。絶対にいてるわ。」

「ちょっと、休む?」「うん、ここ家みたいやからゆっくりできるな。」

3歳児って、色々な言葉を知っているんですね。
こんなに素敵なつぶやきが聞こえている。会話が出来ている。こんなに愛おしくて可愛らしいつぶやきを、私たちは大人の声で消してしまうことがないように、しっかりと受け止めていきたいと思います。
5月30日(金)なかよし広場(未就園児の集い)をしました。
今日は、したい遊びに夢中になっていたようで、受付に在園児の子供たちはいませんでした。

今日も、気持ちの良い日です。風も少しあって過ごしやすい日でした。園庭で、すぐに好きな遊びを始めました。
在園児がしていることを真似しようとしているのか、じっと見て、同じことをしようとします。
「やりたい。」(吊り輪を持ちたい。)

石鹸水を一緒に混ぜようとしたり、

水を流している築山に付いて登ったりしています。

砂場も楽しくて、長い間遊んでいました。

リヤカーも自分で押します。

在園児と一緒に片付けもして、お待ちかねのタマネギの収穫です。
「一緒に引っ張って。」お母さんと一緒に引けるかな。

「どれにしようかな。」大きいのを選んでくださいね!!


みんな美味しそうなタマネギを収穫しました。



今日も、たくさんのなかよしさんが参加してくれました。ありがとうございました。
また、タマネギのお味を聞かせてくださいね!!
次回は、6月13日(金)に行います。また、ご参加くださいね。お待ちしています。
たんぽぽ組さんが、タマネギを収穫しました。
”大きなタマネギいっぱいあるよ”

「どれにしようかな。」みんなしっかり選んでいます。


「これにしよ。」

「ひっぱるで。」

「わーぬけたよ。」

みんなで袋に入れて持って帰りました。


初めてみんなで収穫をしました。お家で、どんなお料理を作ったのでしょうか。
これから、たんぽぽ組さんは畑での体験をたくさんしていくことだと思います。自分たちで植える体験はまだですが、種や苗を植えてお世話をし、大きくなっていく様子を見たり、水やりや草引きをすることを覚えたりすることで、自分が植えて育てた作物をいとおしく感じることが出来るのではないかと考えています。
5月22日(木)5月の誕生会をしました。
5月生まれの友達の入場では、
皆さん元気に「はーい!!」と、入場してくれました。




5月は、子供たち3人、先生1人の4人でした。

まずは自己紹介をしました。みなさん、元気にできました。



好きな食べ物を聞きました。
「イチゴです。」

「イチゴとスイカです。」

「アイスです。」

「アップルパイです。」

「はくしゅをプレゼント」の歌を歌って、

先生からのプレゼント「はらぺこあおむし」のお話を見ました。みなさん、一緒に歌って、じっくりと見ていました。



最後は、先生からのおんぶかだっこのプレゼント。みんなにこやかで嬉しそうですね。



カードのペンダントをもらって、

今月は、マドレーヌのおやつをいただきました。



5月の誕生会では、3歳、4歳、5歳の友達がいました。3歳児も、お姉ちゃんたちの様子を見ながら、お話しできている様子が見られ、それを見ている子供たちも見守ってくれていました。
月に一度の誕生会で、特別な時間、おやつをいただいています。全園児で、お祝いする時間を大切にしていきたいとい思っています。
今日、きく組さんが育てていたアゲハチョウのサナギが羽化し、飼育ケースの中にアゲハチョウがたくさんいました。
びっくりしたのと、うれしかったのとで、きく組さんは羽の模様を見たり、本を持ってきて違いを探したり、愛でたりする様子が見られました。


みんな遊びが終わり、クラスで話をしました。
「アゲハチョウになったね。」「明日と明後日幼稚園お休みだけどどうしたらいいと思う?」

「花なかったらあかんのちゃう?」「外に出してあげた方がいいと思う。」

「みんなはどう?」「飛ばしてあげたらいいと思う。」

「じゃあ、ここからみんなで飛ばしてあげようよ。」

園庭で遊んでいたゆり組さんにも「おーい、アゲハチョウ飛ぶよー。」

「わー飛んだ飛んだー。」

「小学校へ行ったのかなあ。」「違う幼稚園へ行ったのかな。」「戻ってきたらいいのになあ。」「大人のチョウの会議してるんかなあ。」

毎年、畑のレモンの木に産み付けているアゲハチョウの卵を羽化するのを子供たちは楽しみにしています。
今年は、たくさん羽化していました。これからも、まだまだ たくさんのアゲハチョウが飛び立つ様子を見ることが出来そうです。