5歳児きく組の子供たちは、去年から畑で野菜のお世話をしてくれていました。
「きく組になったら<スイカ>を植えるって決めてたんよ」
「早くひよこのお店へ買い物に行かなあかんわ」「いつ行く?」
という声が聞こえてきたので、先生は
・何を買いに行くのかな
・みんなは何を植えたいのかな
きく組さんで話し合った結果、
<スイカ・ナス・トマト・キュウリ・ピーマン>を
買いに行くことにしました。
「行ってきまーす」
以前にも行ったことがあるので、横断歩道も手を挙げて渡れます。
「レッツゴー レッツゴー♪」
「もうすぐ そこだよ♪ ひよこはあそこだよ♪」

歌いながら歩いていると、すぐにお店につきました。
お店につくと、早速お目当ての野菜を探し始めました。
「これ、こどもピーマンって書いてるけど なんで?」
「みんなが食べられるように、ちょっと苦くないのかな」
「えー これいいかも」

「これ、白いナスだって」
「これもいいね」
「シロとムラサキを1つずつ買おう」

「トマト どれがいいかなあ」
「全部 おいしそうやなあ」

「あっトマトの育て方 テレビでやってるで」
「ほんまやなあ 見よう」

「50(本)えー?50円のネギ これ安くていいやん」
「それ、50本やで そんなに 植えられへんわ」

「そうだ、スイカの苗を探さなきゃ」
「どこかな?」

「これ よさそう」
「美味しいの どれかな」

「あのー美味しいスイカはどれですか」
「苗がまっすぐのスイカは 元気に育つんだよ
元気なスイカは美味しいよ」

「良い苗はどれですか」
「これが まっすぐかな」

赤いスイカ、黄色い小玉スイカ、白と紫色のナス、甘いトマト、たくさん育つキュウリ、こどもピーマンを選んで
レジでお金を払いました。

一人ずつ対応してくれているので こんなに行列ができていますが、
皆さんきちんと並んでいます。

お金も払って、お店を出ようとしたらサツマイモの看板を見つけました。
「あっサツマイモも買わなくちゃ」
「サツマイモ いつ入りますか」
「何本いりますか?」
「また 電話します」

そんなやりとりをして、幼稚園に向かいました。
途中 雨が降りそうでしたが なんとか無事に帰ってきたら
たんぽぽ組さんが一人「おかえりー」と迎えてくれました。

雨が降る前に畝を作っておいたスイカとキュウリを植えました。
「そうっと 植えやななあ」
「土 かぶせとくわ」

「キュウリも穴開けて 植えよか」
「ちょっと 難しいけど出来た」

さあ、また明日から少しずつ大きくなっていく野菜の生長を楽しみに、
お世話をしてくれることでしょう。
今年は、どのクラスも畑に立ち入るのが好きな子が多いので、
たくさんの素敵なつぶやきが聞かれることだと思います。
野菜を育てて、どんな風にして食べようかな・・・
今までの経験があるからこそ、思い浮かべることが出来るだろうし、
見通しをもつこともできるのではないかと思います。
子供たちが何をするのも 楽しく園生活を過ごしてくれていることが
とてもうれしく思います。野菜と子供たちの成長を楽しみにしています。
4月19日(金)今年度初めてのなかよし広場(未就園児のつどい)を行いました。

気持ちの良いお天気の中、未就園児の方々が来園してくれました。
受付の準備をしていると、「なかよしさん来るの?」と、きく組さんが
来て手伝ってくれました。
「ここに名前書いてくださいね」
「いっぱい 遊んでね」


砂場はいつも人気です。



畑には、豆がたくさんできています。
昨年度のなかよしさんで植えたジャガイモも大きくなっているかな。
来月は5月17日(金)に行います。
自然いっぱいの園庭で、お子様のペースに合わせてゆったりと遊んでいただけます。
また、在園児とのふれあいも楽しんでください。
月に2回を予定しています。園見学もいつでも受け付けています。
お待ちしていますね。
きく組の子供たちは、みんなで話し合いをしました。
まずは、鯉が元気になったから、小学校の先生にお礼を言いに行こうということで、
みんなで小学校に行きました。
「先生、鯉を助けてくれて ありがとう」
「お家を作ってくれてありがとう」
みんなは思っていることを、話すことが出来ました。

その後は、この鯉をどうするかを、子供たちに聞いてみました。
そして、子供たちが口々に言い始めました。
「鯉が元気になったら、逃がしてあげた方がいいよね」
「でも、(鯉がいた)川には水ないで」
「本当は、どこに住んでたのかなあ」
「あの川 雨降ったら水の量見てくるわ」
「ぼく、毎日通るから見とくね」

みんなで考えた結果、用水路の水がたくさんになる日に、
川に返してあげようということになりました。
それまでは、ご飯をあげたり、「がんばれっ」て声をかけてあげたりして、
鯉を保護しておくことにしました。
「鯉さん ゴハン食べる?」

観賞魚センターの方に見ていただき、この生け簀の環境は
素晴らしいとほめていただきました。(事務の先生 すごいです)
でも、鯉の鱗が痛んできたり、目が濁ってきたりしているので、
様子を見て過ごしています。

子供たちが、何かに気づき、自分たちで考えて行動したり、
大人に助けを求めたりしていく中で、様々な体験をしました。
しんどそうな鯉を見て、助けてあげたいと思う気持ちが抱き
助けてくれた人に感謝の気持ちを伝えたいと思う
そして、助けてもらった鯉はどうしてあげるのが一番いいのかを考える
この体験を友達と一緒にするからこそ、思いを共有したり、共感したり、
気づいたりすることもあるのではないかと思います。
優しいきく組さんの気持ちが、きっと幼稚園に広がっていくことだと
思います。
3歳児たんぽぽ組の子供たちが入園して1週間が経ちました。
子供たちは、楽しい遊び、面白そうなもの、場所などを見つけて、少しずつ行動範囲も
広がり、遊びに夢中になってきています。
1日目、2日目は、おうちの方と離れるのがさみしくて泣く子もいましたが、
今では、すぐに泣き止んで遊び始める姿が見られるようになってきました。
砂場でご飯を作ったり、電車に見立てたり、山を作ったりしています。

きく組のお友達に教えてもらったり・・・
「こっちの方がいいよ これ使う?」

畑で豆を収穫しました。

「やったあ お豆たくさん見つけたよー」

「蝶々さーん ばいばーい」

帰り支度も自分でしようとしています。

先生に絵本を読んでもらって

手遊びも楽しんでいます。

今朝、登園時に「今日、お外で遊ぶんよー」と言って入ってくる子、「おはよう」と元気に
挨拶したり、「バイバーイ」と、おうちの方に手を振る子の姿を見て、
<楽しんで来てくれているんだなあ>と思い、毎日、元気に登園して来てくれることを
嬉しく思っています。
明日も待ってますねえー
昨年度に植えたスナップエンドウやオランダ豆、キヌサヤがたくさんできています。
毎日、収穫をして持って帰る子もいますが、今日は
「教頭先生、時間あるかなあ」という声が聞こえてきて、
「みんなで豆とったんやけど、お料理してくれる?」

「いいよ どうやって食べる?」
「茹でてくれる?」
「オッケー」

「じゃあ、みんなの分も 採ってくるわ」
「昨日食べたの 硬かったから、今日は皮むくわ」
「こんなにして すじとるんやで」
毎日していると、お手の物です。

「洗ってくるわ」
「前もやったから洗い方知ってる」
自信満々で手伝ってくれます。

この後、塩ゆでをしてみんなで美味しくいただきました。
毎日、美味しいものが収穫出来て、子供たちも楽しそうです。
自分で採って、その場で食べる楽しさを味わっています。
今日、スナップエンドウを初めて食べた子供もいました。2つも食べましたよ。

4月12日(金)の朝、登園してきた5歳児のきく組さんが、
「先生、お願いがあるんだけど、幼稚園の横の川で 鯉がパクパクしてるんよ 助けてあげて」
「えっ?鯉?わかった 後で見てくるね」
その後、まだ慣れない3歳児と一緒に園庭にいると、何度も声をかけてくれました。
「先生、まだ忙しいよなあ」
「そうなんよ でも後で見てくるね」
その後、3歳児が帰り、給食前に私を見かけたので「先生、お願いねー」「はーい 行ってくるね」
そして、見に行くと用水路の水がないところで横になり、パクパクしている鯉を発見。
すぐに、小学校の事務の先生(生き物のことを何でも知っている先生)に相談すると、無事救出してくれました。

「これは、ちょっと瀕死の状態なので、たらいに入れて水かさを増して様子を見ましょう」とのことで、


たらいに入れ、口の中に塩を入れたり、カルキを抜いた水を入れたりして、しばらく経つと・・・
「あれっ、鯉動いてる」
「ほんまや、泳いでるわ」
横になっていた鯉が、泳ぎだしました。

今日は、このままたらいに蓋をして帰り、土日を挟んで、とても立派な生け簀(これも事務の先生が作ってくれました)
を作ってくれたので、4月15日(月)の朝、子供たちは大喜び。
「わあ、泳いでるなあ」
「元気になったなあ」

「ごはん食べるかなあ」
「何 食べるんやろ」

鯉が元気になったことで、偶然見つけた「鯉」について、
担任の先生と5歳児きく組のクラスみんなで話をしました。
どんな話し合いになったのでしょうか!!
4月10日(水)西和佐幼稚園 入園式を行いました。
3歳児、4歳児共に元気に入園してくれました。

おうちの方々と一緒に、園長先生のお話を聞きました。
4歳児ゆり組さんと、5歳児きく組さんが言葉と歌で歓迎しました。
「ごにゅうえん おめでとうございます」
「ようちえんにきてくれて ありがとう」
「いっしょに いっぱいあそぼうね」

元気に声掛けをした後は、みんなが大好きな「ようちえんのうた」
「チューリップ」「ひげじいさん」を披露し、入園児の子供たちも一緒に手遊びしました。

みなさんで記念撮影

3歳児の子供たちは、さっそくお部屋で保護者の方々がお話を聞いている間、
楽しそうに遊んでいました。

担任の先生から、お土産をいただきました。

皆さん、ニコニコ笑顔で「もっと遊びたーい」と、保護者の方々と一緒に
園庭で遊んで帰りました。
明日は、いっぱい遊んでくださいね。
保護者の皆様、本日はありがとうございました。
また、明日から楽しく過ごせますよう、職員一同努めていきます。
4月9日(火)令和6年度の始業式を行いました。
久しぶりに会う子供たちは、朝から少し緊張気味な様子でした。
でも友達や先生たちの顔を見ると、にっこり笑顔がこぼれていました。
登園してすぐに、遊戯室に入り新任式、続いて始業式をしました。

「ゆり組さん、きく組さん」と呼ばれても、きょとんとしている友達もたくさんいましたが、
新しく仲間入りしてくれた友達や、先生とご対面をし、皆さんとっても静かに
園長先生のお話を聞くことが出来ました。

その後は、明日の入園式で歌う歌と、お祝いの言葉を
思い出しながら練習しました。
皆さん、しっかりと覚えていましたね。

さあ、明日はいよいよたんぽぽ組さんが入園します。
とっても楽しみです。
明日、みんなが揃って、令和6年度の西和佐幼稚園が始まります。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
3月22日(金)に令和5年度終業式を行いました。
また、令和5年度修了証書授与式も3月15日、22日に行い、
きく組の14人の子供たちが、園長先生から修了証書をいただき、
元気に西和佐幼稚園を巣立っていきました。

<きく組のみなさん>
また、ゆり組、たんぽぽ組の子供たちも、終業式では園長先生のお話を聞き、
とても落ち着いて 式に参加でき、どちらの様子からも、この一年間の成長が見られ、
職員一同、嬉しい気持ちでいっぱいでした。

<たんぽぽ組のみなさん>

<ゆり組のみなさん>
4月からは、進学、進級をし新しい環境のもと、新しい一年が始まります。
職員一同、気持ちを一つにして取り組みたいと思っています。

令和5年度、本当にありがとうございました。

3月1日(金)今年度最後の未就園児の集いを行いました。
今年度は、月2回の開催を目指し、行ってきました。
来ていただいた未就園児さんたち、本当にありがとうございました。
年間計画をたて、予定しているのですが、行事が入ったり、畑で収穫をしたりと、その時々にできることも
行いました。
今回も、好きな場所でたくさん遊んだ後、畑でジャガイモを植えました。
ジャガイモは、また来年度の収穫になりますので、お楽しみにしてくださいね。
園庭の遊具にも慣れてきました。

砂場が大好きになった子もいます。

前日、育友会のボランティア活動で、築山の土あげをしてくれたので、高くなった山でも遊びました。

ジャガイモ植えをした後は、ひなまつりの会にも自由に参加していただきました。

お母さんと一緒にお話を聞きました。


静かに聞いてくれてびっくりしました。
「うれしいひなまつり」の歌も一緒に歌いました。
園庭が自慢の「西和佐幼稚園」です。
子供たち一人一人に寄り添った教育を目指しています。
なかよし(未就園児)さんたちが帰るときに、いつも「帰りたくない」と言ってくれていたのが
嬉しかったです。来年度も、ぜひ、たくさんのなかよしさん、お越しくださいね。
職員一同、お待ちしております。