和歌山市立 西和佐幼稚園

5年生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちと・・・①

先日、田植えをさせていただいたときに、3歳児用にお土産にいただいた苗がたくさんありました。

もったいないなあと思いどうしたらいいかと考えていた時に、以前5年A組の子供たちから「幼稚園の子たちと一緒に楽しいことしたいんよ。」と声をかけてもらっていたことと、「幼稚園の先生も何か楽しいこと考えといて。」と言っていたことを思い出し、早速、きく組さんに声をかけてみました。

そして、「5年A組のみんなに聞きに行ってみよう。」ということになり、きく組さんと一緒に5年生の所に行ってみることにしました。

「西和佐幼稚園のきく組です。」「どうぞ、お入りください。」

園長先生に5年A組の教室を教えてもらって、「おじゃまします!!」

事情を説明すると、早速「今から(田植え)しようよ。」「先生、今から幼稚園で(田植え)手伝ってあげてもいい?」と、5年生が動き出しました。

担任の先生も、「自分たちで出来るんだったら、やってもいいよ。」と、快諾してくれて3限目の授業を急遽振り替えて、田植えの準備にとりかかってくれました。

「役割り分担決めよう。」「何がある?」「出し合おう。」

その後、

◎小学校にある田んぼの土を幼稚園に持ってくる。◎代掻きをする。◎稲を植える。など、みんなで決めた役割に分かれて、5年A組さんが準備を始めました。

きく組の子供たちも幼稚園に戻って5年生の手伝いと、自分たちの出来ることを考えることにしました。

 

帰る途中、小学校の中を歩いていると、気になることがたくさんあり、きく組の子供たちは、少し寄り道をしながら帰りました。

まずは、いいにおいがする調理室。6年生が調理実習を始めるところでした。

次に、2年生の教室の前を通ると、お兄ちゃんがいる子が数人いて、「あっお兄ちゃん勉強してる。」

「このクラスは、英語の勉強してるんだって。」「どんなんやろう?」

「これ、作ったんかなあ。」「上手やなあ。」

「あれ?1年B組さん?」「何してるん?」「体育の授業やで。」「一緒に遊ぶ?」

きく組の子供たちは、小学校の中を楽しみながら、幼稚園に帰りました。

そのころ、5年A組さんたちは、一生懸命準備をしてくれていました。

 

 

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