今日は、3歳児たんぽぽ組の子供たちが楽しみにしていた、「給食の先生に会う日」です。
「楽しみやなあ」「早く行きたいなあ」「行ってきまーす」
いつもは小学校へ行く緑の門ですが、今日はなんだかウキウキしているようです。
こっちへ行くのは初めてです。「こっちよー。」いつものように運動場へ行こうとする子が多かったのです。
歩き進んでいくと、「あっ、服干してるー」「おっきいなあ」「これは、給食の先生のエプロンだと思うよ」
さあ、給食室に到着しました。ドキドキ・・・
「こんにちはー」・・・ふわっと温かい空気といいにおいがしました。
「こんにちはー」「はいはーい」給食の先生が出てきてくれました。
「おじゃまします」靴を脱いで、そろりと入らせていただきました。
「みんな、来てくれたの」「うん。いつも美味しい給食を作ってくれてありがとう」「どういたしまして」
「みんな、何の給食が好きなの?」「野菜好きー」「何でもいっぱい食べるよね」
「お皿あるなあ」「ほんまや」
子供たちが調理室をのぞいていると、鍋のふたを開けてくれてました。たくさんの湯気が出てきたので、「わー!!」と、歓声が上がり、大きなお鍋を傾けて子供たちが見やすいように見せてくれました。ありがとうございました。
最後に、みんなで「ありがとう」と、お礼を言って幼稚園に帰りました。子供たちは、憧れの「給食室の先生たち」に会えて、本当に嬉しそうでした。今度は、3学期に給食を取りに行く先生と一緒に一緒に行き、給食を運んできてくれるそうです。「また、3学期に来させてくださいね」そう伝えると、給食室の先生方は、喜んでくれていました。
子供たちが、食べている給食がどこで作られて、誰が作ってくれているのかが分かる、この自校給食は本当にありがたいと感謝しています。また、小学校の中に給食を作る場所があるということを、3歳児の子供たちが理解し、また3学期からの給食では、作ってくださっている先生たちに思いを馳せることもあるかもしれません。そのような体験が出来ることで、身近な人々が自分たちに携わってくれているということも感じることが出来ます。そして、より美味しい給食になるかもしれません。これからも、美味しい給食を感謝していただきたいと思います。