和歌山市立 西和佐幼稚園

5年A組さんと一緒にドッジボールをしました!!

1学期から交流をしている5年A組さんが、「一緒に遊ぼうよ。」と、幼稚園の子供たちを誘いに来てくれました。「ずっと遊びたいって言ってたんよ。」「みんなで話し合って、幼稚園のみんながしたいことをしようって決めたんよ。」と、言いに来てくれました。

「何して遊びたい?」「ドッジボール。」「じゃあ、体育館でしようか。」相談に来てくれたお姉さんたちと決めました。「いつにする?」「明日。」「じゃあ、また明日ね。」

12月3日(水)(次の日)、誘いに来てくれた5年生と一緒に体育館に行き、どんな風に遊ぶかを決めて、

「この白い線をコートにしますよ。」「みんな、分かる?」きく組さんといつも幼稚園に遊びに来てくれている5年生対、5年生でのゲームをすることにしました。

「絶対に勝つぞー!!」きく組さんは、やる気満々です。

お兄ちゃんお姉ちゃんたちは、柔らかいボールが扱いにくそうでしたが、相手が5歳児なのでそれぞれが優しい接し方をしてくれていました。

強く投げてほしい5歳児は、ゼッケンをつけています。本気です!!

ボールの取り合いになると、5年生は「じゃんけん」をします。その様子を見ていたきく組さんは、そうなった時に自分たちで「じゃんけん」を始めました。指示されたり、教えてもらったりしなくても、自分たちで考えて行動している姿に驚きました。

転んだときは、「大丈夫?そんな時は無理をしたらだめだよ。ここで休んでおいたらいいよ。」

2限終了のチャイムが鳴って、5年生が「今日は、楽しかったですか?」「はーい!!」みんな笑顔です。

5年生のお兄ちゃんお姉ちゃんたちは、きく組さんにとっても優しく接してくれて、きく組の子供たちも、みんな楽しく過ごすことが出来ました。最初は、少し緊張していた子たちも、ボールを持たせてもらったり、教えてもらったり、励ましてもらったりすることで、最後は笑顔で楽しそうな表情で遊ぶ様子が見られました。

その後、大休憩で縄跳びを練習している他の学年の子供たちの様子に、きく組さんはくぎ付けでした。

小学校には、幼稚園の子供たちにとって「憧れ」の人や場面がたくさんあります。また、今回のように優しく接してもらうことで、身近に感じたり安心感を持ったりすることも出来るのかもしれません。これからも、子供たち同士、先生たち同士、そして、みんなが仲良くしていきたいなと思っています。

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