テラスのつばめの巣から、かわいい鳴き声が聞こえるようになりました。
そして日に日にその鳴き声は強く大きく、子供の耳にも聞こえるようになりました。
かわいい4羽が顔を出して親つばめを待つ様子はとても可愛らしく、子供たちも愛しそうに眺めていました。
ある日、つばめの子が一羽、落下してしまいました。体が大きくなって巣が狭くなってきたのでしょう。落下した個体は小さく未熟であったと思います。
「私、お部屋つくったよ」「ティッシュ入れたらふわふわのお部屋(巣)になったよ」「これで元気になるかな」
子供たちの優しい気持ちが窺えました。自然の中で生きる生物であるため、触れて助けることはできませんが、子供たちの “助けたい、何とかしてあげたい”という思いを大切に関わってきました。
後日、二匹目も落下してしまい、気付いた子供たちは、落下したつばめにかけよりましたが、親つばめが近くに来ていたこともあり、部屋の中から、ガラス越しに見守ることにしました。

「だいじょうぶかな」「がんばって」と願う子たちでしたが、結局、2羽目も生き延びることはできませんでした。
これらの出会いや別れも、子供たちの記憶の片隅に小さな形で残り、いつか自然に生きるものや自然界への関心が広まってくる時がくるかもしれません。また来年、はるばる海を渡って園まで来てくれるかな…?
園では、自然のものへの興味や小さな命を大切にする心を育てていきたいと思っています。

