和歌山市立 貴志南小学校

平和集会

7月12日(金)

かつて和歌山大空襲のあった7月9日の前後に、本校は「平和集会」を開いています。今年は児童会の子どもたちが「おかあさんのうた」という紙芝居で、戦争でひとりぼっちになった女の子の気持ちを語ってくれました。また、本校の先生の祖母の方が、当時の様子を語りに来てくださいました。電車で1時間かけて来てくださいました。子どものころ満州に移り住んでいたということでした。終戦したのですぐに帰国できたわけでなく、命からがら戻ってきたとのこと。日本から満州に渡った人はおよそ155万人。そのうち日本に帰って来ることができた人は127万人。という事実。お父さんが日本に戻ってくるまで2年かかったけれど、それでも運がよかったことなどを教えてくれました。当時の写真も見せて下さり、今の平和な生活との違いを子どもたちは感じ取るとともに、伝えたかった思いも感じ取ったことでしょう。

 

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