和歌山市立 木本小学校

6年生 認知症キッズサポート教室

 

6月5日(月)に、認知症キッズサポート教室がありました。

 

認知症とは、「ごはんを食べたこと」を忘れてしまって何度も食べようとしたり、「おじいちゃんが亡くなってしまったこと」を忘れて、病院にお見舞いに行こうとしたり…など、認知機能が低下して生活に支障をきたす状態になることを指します。

現在65歳以上の高齢者では、7人に1人程度が認知症であるとされており、年齢を重ねるほど発症する可能性が高いそうです。

 

今回はそんな認知症の方への正しい理解と、自分たちにできることについて、教えていただきました。

 

 

~認知症のおばあちゃんの紙芝居読み聞かせ~

 

おばあちゃんは、色々忘れてしまうけど、感情はみんなと同じ。

「なんで分からないの」「なにしてるの」と頭ごなしに怒られると、悲しい気持ちだけが残るのだと教えていただきました。

 

 

~この写真、何に見える?~

 

見方を変えると、1つの写真から2通りのものが浮かび上がってきます。

日常生活においても同じで、「自分が思っている見え方と、人が思っている見え方が違う可能性がある」ということを、頭に入れ、生活することが大切なのだと教えていただきました。

 

 

認知症の方だけに限らず、周りの人の立場に立ち、その人の気持ちを考えて行動することが大切なのですね。

このページのトップに戻る