和歌山市立加太幼稚園

あじさいを見に「いってきます!」

登園して、帳面にシールを貼っていたすみれ・さくら組さん(4・5歳児)。その日、手にしたシールは“あじさい”のシール。担任の先生が「小学校にもあじさいが咲いているよ」と話すと、「見に行きたい」と、何人かの子供たちで意見がまとまり、朝の支度を済ませて、早速、小学校へ出かけていきました。

小学校の紫陽花を見ると「いっぱい咲いてる」「きれいやなあ」「私はこの色が好き」などと、気付いたことや思ったことを伝え合っていました。

紫陽花を実際に見て、梅雨の時期に向かう季節の移り変わりを、子供たちなりに感じるきっかけになったように思います。

途中で、園長先生と合流して・・・後から、たんぽぽ組さん(3歳児)も合流して・・・小学校の紫陽花を見た後、園長先生が「中学校にも行ってみよう」と、小学校の隣、中学校へ連れて行ってくれました。

中学校の校務員さんと会って、たくさん子供たちとお話をしてくださいました。また、中学校で育てているお花も見せてもらいました。

“小学校へあじさいを見に行こう!”から始まったお散歩。少し足を延ばして、中学校にまでおじゃまして、子供たちは「ただいま!」「楽しかったよ」「中学校まで行ってきたんやで」と、笑顔で帰ってきました。

幼稚園から小学校、小学校から中学校と、一度も公道に出ることなく、敷地内を通って行くことができる、この素敵な環境をこれからも生かしていきたいと思います。

中学校の校務員さん、突然の訪問にもかかわらず、子供たちとたくさん関わってくださり、ありがとうございました。

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