園庭で遊んでいたときに、偶然見つけたダンゴムシ。一緒にいた数人で「ここにもいた」「これは大きいの」「これ、赤ちゃんみたいに小さい」と口々に言いながら、夢中になってダンゴムシを探し始めました。
そして、こそこそ動く小さなダンゴムシを自分たちの保育室で飼うことになりました。
この日のダンゴムシとの出会いをきっかけに、その日以降、毎日のように「今日もダンゴムシ探そうっと」「どこにいてるかな」と、ダンゴムシを探す姿が見られるようになりました。
4・5歳児が探す姿を見て、3歳児も興味をもって一緒に探すうちに、初めは触れなかったダンゴムシを手のひらに乗せられるようになりました。
今月届いている月刊絵本がちょうど“ダンゴムシ”のお話だったので、その絵本を見たり、担任の先生と相談したりするうち、小さな透明バケツだったダンゴムシのおうちが大きなタライになりました。
そして、大休憩に遊びに来た1年生もダンゴムシに興味津々。幼稚園の子供たちと一緒にテラスでダンゴムシ探し・・・
3歳児たんぽぽ組さんは、2匹並んで動いていたダンゴムシを見て「ほら、ダンゴムシさん鬼ごっこしてる」とつぶやいていました。とてもかわいい表現だな、と思いました。
小さなダンゴムシとの出会いから、思ったことや考えたことを友達と伝え合い、時には先生や1年生も巻き込んで、たくさんの気付きや学びにつながっているように思います。