6月6日(木)保育参観をしました。
3歳児 たんぽぽ組
子供たちが、普段と同じようにお部屋で遊んでいる様子を見ていただきました。
おうちの人に見てもらいたい、一緒に遊んでほしい気持ちがあるようで、とても嬉しそうに過ごす様子が見られました。
「ここ とおって」

みんな普段、遊んでいる好きな遊びを楽しんでいます。



いっぱい遊んだ後は、みんなでお片づけをしました。
その後は、みんなで手遊びやお話を聞いている様子も見ていただきました。


4歳児 ゆり組
お部屋での遊びは、子供たちが大好きなツマグロヒョウモンの幼虫の家つくりです。
「箱をくっつけておっきな家をつくったで」

「これは、幼虫が通る道だよ」

「色がきれいだから、きっと幼虫も喜ぶよ」

そこに、お庭からゴハンもとってきて、その様子をおうちの方々は見てくれていました。




製作が好きな友達は一生懸命作っています。

「ほら できたよ」



お片づけをした後は、絵本を見て、

みんなで歌を歌いました。

5歳児 きく組
遊戯室で椅子取りゲームとハンカチ落としをしました。
椅子取りゲームは、曲をかける子、始まりの合図をする子、判定が難しい時に、ジャッジする子など、それぞれ役割も楽しみながら遊んでいました。
最後まで残りたい気持ちもしっかりと持っていますが、少しばかりの折り合いもつけようとするところがあり、先生たちも見守りながら遊びは進んでいました。
「よーい はじめー」

まだまだ音楽は止まっていません。

勝負が決まったら、椅子を一つ減らすんですよね。

おうちの人もみんな応援してくれていました。

ハンカチ落としも、みんなで楽しみました。
今回の保育参観は、どのクラスも、クラスでの遊びを見ていただきました。
年に数回ある保育参観を、私たちは、今回はどのようなところを見ていただこうかと考えて設定しています。また、担任もクラスの様子や見ていただきたいところを表示していますので、これからも、楽しみにご参観くださいね。
保護者の皆様、たくさん来ていただいてありがとうございました。
子供たちも嬉しかったと思います。
6月5日(水)とても良いお天気でした。地域の方の田んぼをお借りし、田植え体験と田んぼでのどろんこ遊びをさせていただきました。
今回は、4歳児と5歳児の子供たちが体験しました。
「田植え がんばるぞー おー!!」

幼稚園を出発して、あぜ道を歩いていきます。


途中、キャベツ畑があって、モンシロチョウがたくさん飛んでいました。
「チョウチョウ、チョウチョウ・・・」にぎやかな声が畑や田に響いています。

「もうすぐ、田んぼに到着するよ」「がんばって歩いたね」

おじいちゃんとおばあちゃんが待ってくれていました。

「今日は、よろしくお願いします!!」元気に挨拶をして、

早速、田植えの様子を見せていただきました。

間近で田植え機を見て、子供たちも「すごーい」「おじいちゃん かっこいい」

次は、手で植える植え方を教えていただきました。
「2,3本持って」

「田んぼの中にギュッと入れるんだよ」「少し(苗の)顔が出るくらいにしてね」

実際、田んぼの中に入って植えてみました。
「わーヌルヌルするー」「どろんこやー」

「冷たいなあー」「気持ちいい」

「わー転んだー でも気持ちいい」

「ギュッギュッ」

田植えが終わると、どろんこ遊びが始まりました。
「みんな どろどろー」


「冷たくて 気持ちいいよなあ」


「先生にもつけちゃえー」

周りの畑や草むらで虫探しもしました。

どろんこになった子供たちと、田んぼを貸してくださったおじいちゃんおばあちゃんと一緒に集合写真です。


「おじいちゃんおばあちゃん、本当にありがとうございました!!」

とってもいい経験をさせていただき、どろんこのまま幼稚園に帰りました。

園に着くと、3歳児のたんぽぽ組さんが待ってくれていました。
「おかえりー」「ただいまー」

たんぽぽ組さんは、以前作った園の小さな”田んぼ”で、早速みんなが持って帰ってきてくれたお土産の苗を植えました。
きく組さんが優しく教えてくれましたよー


「2本か3本持って、この中にぎゅーって入れるんやで」
「お米の赤ちゃんやなあ」

「これ(苗)の顔がちょっと見えるくらいまで入れてよー」

さっき、おじいちゃんに教えてもらった植え方をそのままたんぽぽ組さんに伝えています。さすが5歳児さんです。
今回は、4歳児、5歳児の子供たちがゆったりとした時間の中で、広い田んぼや畑が広がった気持ちの良い空間で、とても素敵な体験をすることが出来ました。また、3歳児も、幼稚園で、少しですが同じ体験をさせていただきました。
普段できないことを、直接体験させていただけること、そして、田植えから、稲刈りまでの一連の流れで、四季を感じながら、生活していくことの面白さや楽しさ、食すること、生きることにつながる学びを得させていただいていることに感謝しています。これも、地域の方々のご協力あってのことだと実感しています。
地域の方々に見守られながら、これからも子供たちが様々な体験を通して学んでいけるように努めていきたいと思います。
地域の方々、お手伝いをしてくださった保護者の方々、本当にありがとうございました。
幼稚園の畑で収穫した「タマネギ・ニンジン・ジャガイモ」を使って、ご馳走を作ることなりました。
きく組さんが会議を開いて、いろいろ決まったこと。
スープ、カレー、フライドポテトを作りたい!!

先日、きく組さんたちが職員室にやってきて「きょうとうせんせい、カレーを作りたいです!!」「てつだってくれませんか」とのことでした。
「もちろん!!」と応えましたが、さて、何を手伝えばいいのか・・・
すぐに、「カレーを作る」ということを、ゆり組さん、たんぽぽ組さんにお知らせに行きました。
「カレーをみんなで 作ります」

「おいしいカレーを作ります」「楽しみにしておいてね」

そして、職員室に帰ると、そこには、役割分担がされた紙が貼っていました。
☆①あらう
☆よ②かわをむく
☆③きる
よ④いためる
よ⑤みずをいれてにこむ
☆・・・きく組さん よ・・・きょうとうせんせい

「いっしょにつくってください」

子供たちが考えてきてくれました。
そして、小さい友達にもお誘いをし、6月12日(水)にカレーを作ることになりました。
とても楽しみです。
自分たちで育てた野菜を、どんな風に調理して食べたいかということを、みんなで考えました。先生も仲間入りして進めたことだとは思いますが、子供たちの気持ちをしっかりと汲み、楽しかった、美味しかった、またみんなでしたいなあと思える体験ができればいいなと思います。
5月31日(金)なかよし広場を行いました。
今日も、きく組さんが受付をしてくれました。
「おはようございます!」
「ここに名前を書いてください」

今日は、さっきまで雨が降っていました。でも、雨があがってよかったですね。
お外でいっぱい遊んでいます。

きょうは、お部屋でも遊ぶ姿が見られました。
ままごとキッチンは、なかよしさんたちで楽しそうです。

片付けの後、”サツマイモ”の苗を植えました。
お母さんと一緒に植えましたよ。

植えたところにお水やりもしてくれました。
これから、遊びに来たら畑も見に行ってくれるかな。
収穫する日を楽しみに、お水やりもしてくれるといいな。

今回も、たくさんのなかよしさんにきていただきありがとうございました。
次回は、6月14日(金)です。
だんだん蒸し暑くなってきます。お茶やお水も忘れずに、次回も楽しい遊びを見つけて
たくさん遊んでくださいね。お待ちしています。
6月に入ったら、4歳児5歳児の子供たちが、地域の方の田んぼに
田植え体験に行きます。
少し歩くので、3歳児はお留守番です。
3歳児にも体験させてあげたい思いで、幼稚園に田んぼを作ることにしました。
まずは、田んぼの土に水を入れて、代かきをします。
お部屋では、「幼稚園の田んぼにお米の赤ちゃんを植えるので、田んぼを作るよ」と、
お話を聞きました。ちょっと想像しにくいので、ゆり組さんやきく組さんと一緒に
どろんこ遊びです。
田んぼに水をいっぱい入れるために、水をバケツに入れて運びます。

「よいしょ、よいしょ」
「重いけど 面白いなあ」「わたし もう一回行くわ」

「わあ ごくごく飲んでるー」「お水 飲んでねー」

「コーヒーみたい」「牛乳みたい」

「いっぱいお水入れるよー」

お水がたくさん入ったら、今度はシャベルで混ぜますよー
「よいしょよいしょ」
「まぜ まぜ」
「ふわふわやー」

どろんこに入って、足でふみふみして、
「ヌルヌルー」「ふわふわ」「チクチク」

今日の体験で、”田植え”をする思いまでは、まだまだ届かなかったかもしれませんが、
異年齢の友達と一緒に、ドロドロ、ヌルヌルを体験して、
次回、ここにお米の赤ちゃんを植えた時に、また一つ、子供たちの体験として
積み重ねることが出来るのではないかと思います。
そして、苗が大きくなっていく様子を、友達と一緒に楽しんでほしいと願っています。
毎日、園庭で遊んでいると、面白いことや不思議なことがいっぱいあります。
①「こんな葉っぱ見つけたよ」

これは、実は3つの色に分かれています。
「”みどり・オレンジ・きいろ”です」

葉っぱの色だけではなくて、枝についている葉っぱの数にも気づいていました。
「これは123枚の葉っぱがついてるよ」

②「こんなところにサナギがついてる」

「これ、とって飼育ケースに入れてチョウチョウになるところ見たいなあ」
「でも、とったらもう羽広げられへんで」
5歳児はこんな会話をしていました。


③先日、畑のキュウリが出来ていたので、収穫し、塩もみをしていただきました。
その後も、畑に行っていつも野菜の様子を見てくれているきく組さんは、
「先生、こっち来て」
「ほら、キュウリの形になってきてる」
「ちっちゃいキュウリやなあ」

また、たんぽぽ組さんも
「見て、青いトマトいっぱい出来てるで」

「かわいいなあ」

自然がいっぱいの園庭には、いろいろなところに面白いものがあるようです。
また、子供たちの目線で見えるものにもしっかりと目を向けて、思いを共有していきたいと思っています。
そして、そこから広がる知識や好奇心、探求心を大切にしていきたいと考えています。
5月生まれの友達の誕生会をしました。
名前を呼ばれて大きく「ハーイ」の返事。そして、
「ハッピーハッピーバースデイ♪」歌に合わせて誕生児が登場します。


今月は、先生も入って5人が祝ってもらいました。
舞台に素敵な飾りもあり、みんなニコニコ笑顔で座ります。
まずは、自己紹介。これが少しドキドキするのです。
みんな、静かに聞いてくれてありがとう。

次は、しつもんタイム「好きな食べ物はなんですか?」



そして、みんなから歌のプレゼント「拍手のプレゼント♪」

先生からのプレゼントは、だっこかおんぶのプレゼント。
どっちもしてもらいたいなあ・・・
大きな絵本のプレゼントもみんなで楽しみました。

4歳、5歳、6歳になったお友達 おめでとうございます!

一つ大きくなって、できることや楽しいことが増えたり、
感じることや考えることが多くなったりしていると思います。
当たり前の毎日の中で、一人一人が園生活を楽しく過ごしていってほしいと願っています。
昨年度に植えたジャガイモを収穫しました。
毎日、畑を見ていた子も「葉っぱが茶色くなったらとれるんやで」と言っていた子も
いましたが、先日のなかよし広場でなかよしさんたちが収穫したのを見て、きく組の子供は確信をし、
みんなで収穫することにしました。
狭い畑なので、3歳児と5歳児、4歳児に分かれて みんなでたくさんのジャガイモを収穫しました。
最初にみんなで話をしてから掘りました


茎を引っ張ってもジャガイモは全くついてきませんでしたが、


土の中を探してみると、


「見て おっきいの見つけた」こんなに大きなジャガイモが出てきました。


そこからは、みんなでどんどん掘り続け、


続々と出てくるジャガイモに喜んだり、驚いたり、楽しいつぶやきがたくさん聞かれました。
「こんなにたくさんしゅうかくできたよ!!」

大きいのと小さいのを混ぜて、一人4個ずつ持って帰りました。

ゆり組さんが育ててくれたニンジンも一緒に収穫しました。
残りは幼稚園で美味しくいただく予定です。


各クラスでジャガイモ会議が行われているようで、
今、子供たちから上がってきているのは、スープ、カレー、フライドポテトです。
給食の献立を見ながら協議中です。

幼稚園の畑が、子供たちにとって立ち入るのに特別な場ではなく、
生活や遊びの中の、当たり前の場となっていることがうれしく思います。
自分たちで植えた作物がどうなっているのかを自分のタイミングで見に行ったり、
水をあげたり、虫を見つけたり、触ったり、においをかいだり・・・
そして、数日の間に少しの変化に気づき始め、数週間、数か月たった頃に、形となって
出来上がっている作物に気づき、収穫を楽しむ。
中には、虫に食べられたり、虫がついて腐ってしまったり、枯れてしまうものもあります。
そのようなことも経験して、食べられる喜びを感じられるのではないかと考えています。
お家でも、自慢のジャガイモを食べていただいたでしょうか。
幼稚園では 子供たちが、自分のできることを考えて、調理をする予定です。
先日から、チョウチョウをつかまえることを楽しんでいたゆりさんが
園庭で困っていました。
「チョウチョウ つかまえたいのにハチが来てるんよ」
何度も近づこうとしますが、やっぱりハチも花の蜜を吸いに来ます。

「もうっ」と怒っていると、植物が好きなきくさんが来ました。
そういえばこの二人、さっきも花を植える時に近くにいました。
「これ、何の花?」
「アルストロメリア」

「きれいな花だね」
「この小さいのは?」「わからない」

そんなやり取りをしていると、
「あっ これ見つけた」
「ひっつくんよ」

「ほら」

「そうなの?ぼくにも やって」「くっついたー」
「先生にもつけちゃおう」

みんなで小さなひっつく実を服に付けたまま遊んでいると、
「この中 どうなっているんだろう」と、枯れたルピナスの花の茎を
採り、裂き始めました。

「これは、何も入ってないなあ」
「これは?」葉っぱの部分をとって墓を調べてみると、
「ちょっと何か出てきた」

「これ、ぼくも欲しいんだけど」
実は、ルピナスはこのきく組の子供が植えたものだったので、どうするのかなと
思っていたら、「いいやつ 探してあげる」「これ とっていいよ」と、ゆり組の子供に
優しく答えました。

「これ きれいな葉っぱだね」
「お水に入れて 飾ろう」そう言って、ゆりさんはクラスに持ち帰り、
今もお部屋に飾っています。

興味を持ったことや面白そうなことに、子供たちは惹かれるようについていきます。
最初はチョウチョウをつかまえたかったけど、ちょっと目線を変えると
おもしろそうなことは、あちこちにあったのでしょうか。
年長さんの探求心にゆりさんも心惹かれ、同じことをやってみたくなったのでしょうか。
きれいな花の名前を知り、ひっつく実の存在を知り、ルピナスの茎の中を見て、
そして素敵だなと思った葉っぱをもらって、
大満足な時間だったことだと思います。きっと、年長さんも同じ思いだったのではないかと思います。
3歳児は、4,5歳児がしていることをよく見ています。
逆上がり版を使って逆上がりをしていたゆり組さんの様子を横でじっと見ていたたんぽぽ組さん。
何も言わずにずっと見ていました。

すると、横でまねっこを始めました。

何度もするうちに、ゆり組さんは板を使って
逆上がりが出来ました。
そして、ゆり組さんがいなくなった後、
たんぽぽ組さんが板を使って逆上がりを始めました。

一本橋を歩いていると、向こうからゆり組さんが来ました。

どうするのかな・・・


止まった瞬間、
ゆり組さんが、「じゃんけんしよう」と言ってじゃんけんを誘いました。
「うん」「じゃんけんぽん」「勝ったら進めるんやで」「負けたら戻るんやで」

その後、また一本橋を歩いていると、たんぽぽ組の友達が向こうにいました。
最後までとことこ歩き、

出会った瞬間「じゃんけんしよう」と誘いました。
3歳児の子供たちは、少しずつ周りの様子が見えてきているようです。
「幼稚園ってなんだか楽しいな」と、思ってくれたらいいなあと願いながら日々過ごしています。
自分の身の回りのことが少しずつできるようになり、生活に安心感をもてるようになってくると、
自ら面白いことを見つけ、不思議に思い、やってみようとする。そのようなことを、
今の3歳児から教えてもらっています。
3歳児の近くにいる4歳児、5歳児の友達の存在がどれだけ大きいものか。
4歳児、5歳児も自分たちがしてもらったことを、優しい話し方で3歳児に接してくれています。
また、先生たちの温かい雰囲気を感じているからこそ、子供たちが安心できるのかなと感じています。
まねっこを楽しみながら、様々なことを学んでいるのだと思います。