和歌山市立 西和佐幼稚園

田んぼ遊びに行ってきました。

10月9日(水)地域の田んぼに遊びに行ってきました。

田植え、稲刈りとお世話になった田んぼに、今回は3歳児たんぽぽ組の子供たちも一緒に園外保育です。

「行ってきまーす。」今日はゆり組さんが先頭です。

そして、その後をきく組さんがたんぽぽ組さんの手をつないでくれて出発です。さあ、田んぼまで歩いて行けるかな・・・

「行ってきまーす」

幼稚園を出てすぐに田んぼや畑が広がった道に入ります。

今は、畑にブロッコリーや白菜が植えられたり、まだ田んぼがそのままだったり、

歩き進んでいくと、大きな田畑が周りいっぱいに見え、この日は心地よい風が優しく吹く中、楽しく歩いて行けました。

遊びの場を提供してくださる「おじいちゃん」の姿が見え、子供たちは一斉に「おじいちゃーん」

「今日もよろしくおねがいします!」みんなで挨拶をし、遊んでもいい場所を教えていただき、早速子供たちは遊び始めました。

昨日の雨が気になりましたが、田んぼの中は大丈夫で、子供たちは少し伸びた稲の合間を歩くのを楽しんだり、バッタやコオロギ、カエルを見つけて遊びました。

「何か見つけたよ」

「歩いてみよう」「なんだか迷路みたいだね」

「あっカエル見つけた」「つかまえられるかな」

「ほら、つかまえたよ」

「おじいちゃん、一緒につかまえて!」

子供たちは、好きな場所で何かを見つけたり、田んぼの広さを感じたりしているようです。

時々、ひと休みをしたりお茶を飲んだりしながら、楽しく過ごしました。

楽しい時間はあっという間に過ぎます。3歳児もたくさん遊び、笑顔いっぱいで過ごすことが出来ました。

「おじいちゃん、おばあちゃんにお礼を言って、幼稚園に帰ります。

「ありがとう!また、来させてねー」

帰りも、しっかりとした足取りで幼稚園まで歩くことが出来ました。

今回も、たくさんの方々にご協力いただき、3歳児も一緒に園外保育を体験することが出来ました。初めてのお散歩で少し歩きましたが、泣く子もなく、みんなで元気に過ごしました。

田んぼを提供していただいたおじいちゃん、おばあちゃん、今回も一緒に行ってくださった西和佐フレンズのお母さん方、本当にありがとうございました。

帰ってからも田んぼで見つけたカエルやバッタと一緒に遊ぶ様子も見られました。これから、過ごしやすい涼しい日が続くと思います。このような心地よい季節に、これから控えている紀伊風土記の丘への園外保育、また大型バスで行く遠足など、子供たちが安全に楽しんで過ごせるように努めていきたいと考えています。

きく組さん 買い物に行ってきました。

サツマイモを収穫して、少し空いた畑を見渡したきく組さんが、「ねえ、今度は何を植える」と提案してくれました。「また、買い物に行かないとね」「何を買いに行く?」早速、作戦会議が始まりました。

「どれにする?」「ぼくのお家、まだキュウリ出来てるよ」

「カリフラワーかなあ」

「ぼくは オータムポエム 絵を描いてお店の人に知らせよう」

「これもいいんじゃない」「スナップエンドウにしようか」

「コマツナもいいよね」

色々悩んだ結果、「スナップエンドウ、小松菜、ネギ、ニンジン、オレンジカリフラワー、オータムポエム」になりました。

買い物に行く日を決めて、「いってきまーす」

「あっ公務員さん、行ってきまーす」「いってらっしゃい」

「もうすぐ 着くよなあ」

お店に着くと、早速お目当てのものを探し始めました。「どこにあるかなあ」

 

「見つけた。カリフラワーの苗」

「どれにしようかなあ」

「これもいいなあ」

「すみません。ニンジン植えたいんですが、どれがいいですか?」「このニンジンだったら、(植えるの)まだ間に合いますよ。」

「どれを選んだらいいですか?」「これがいいと思いますよ」お店の方も、子供たちにしっかりと向き合ってくれて、質問に応えてくれました。

商品を選んで、お金を払います。レジには行列が出来ました。

お金を払って、帰ろうとすると、「あっゆり組さんも買い物来るって言うてたよなあ」「これ、いいんじゃない?」「このキャベツあまうまキャベツだって、絶対に美味しいよなあ」

「これもいいで。子供に人気のイチゴやで」

帰りも気を付けて帰ってきました。

出迎えてくれたみんなに買ってきたものをお知らせして、次の日、早速植えてみました。

黒いポットからそーっと苗を出すのも上手になり、自分たちの大好きな畑に、植えたいものを自分で植える。きく組さんにとっては、こんなに楽しいことはないです。みんなでおしゃべりをしながら楽しく植えることが出来ました。

きく組さんが修了した後に出来る野菜もあります。この3年間で「自分たちの畑」に植えるものを考え、買い物に行き、栽培する楽しさを十分に味わいました。この体験が、就学した後もきっと学びにつながると信じています。

「小学校に行っても 野菜が出来てるか見に来るねー」と言ってくれる子もいます。こうやって、次の小さい友達につながっていくのだと思います。

 

 

 

 

楽しいよ パラバルーン

運動会に、きく組の年長さんがパラバルーンをすることになりました。

2学期が始まってから、遊戯室でみんなで遊んでいると、「わー 膨らんだー」「中に入るの楽しいなあ」など、楽しそうな様子が見られました。どんなふうにしたら出来るかをみんなで考えて、少しずつ形になってきています。

遊戯室に広げると、こんなに大きいなあ

みんなで持つと、そんなに重くないよ

たんぽぽさんやゆりさんも一緒にするから、ダンスもするよ

バルーンの周りを歩いたり、

バルーンを持って歩いたり、

色々なことをして遊んでいるよ

こんなに膨らむと、面白いな

みんなで「せーの」でしないとうまくできないよね

でも、みんなで息を合わせると、出来ることも多いよ

今度は、広い運動場でやってみよう。ゆりさんやたんぽぽさんも仲間入りして、みんなですると、もっと楽しいよね。

最後のナス <どうやって食べよう>

1学期から収穫していたナスを、子供たちは持って帰り、園でも炒めたり、スープにしたり、みそ汁にしたりしていただきました。残っていたナスを見つけたきく組さんは、

「どうやって食べようか」「みんなで食べよう」「ケーキにしよう」

と、いろいろな案を出してくれて、「チーズで焼いて食べる」「ケーキにする」の2つに決めました。

ムラサキのナスはケーキに

白いとろーりナスはチーズとケチャップで焼くことにしました。

ケーキは、園では出来ないので、焼き方を調べて職員が焼いてきました。

 

朝から玄関に置いておくと、「なんか美味しそうなにおいするなあ」「お腹すいてきたし、ケーキ食べる?」と、子供たちが提案してくれました。「では、切りましょうか」

「わー美味しそう」「チョコかな」「ナスビやで」「どんな味かなあ」

「おいしい!!ぜんぶ食べたよ」

「ちょっと食べてみた」

「美味しいなあ」「もっと食べたい」「ブルーベリーの味がするね」

次は、「チーズとケチャップで焼きます」美味しい思い出が、また一つ増えました。

なかよし広場をしました。

9月27日(金)なかよし広場(未就園児の集い)をしました。

今日は、少し涼しい風が吹いていましたがやっぱり暑い一日でした。今日の受付はきく組さんです。

準備をしていると、すぐに手伝ってくれました。

「おはようございます」

「初めてですか?」「はい」「これに書いてください」

「名前書いてくださいね」

「これに書いてね」

受付を終えて、好きな遊びを楽しんでいます。砂場は大人気です。おもちゃをいっぱい出して、いっぱい使って遊んでいます。

保育室でも、おもちゃやままごと遊びが楽しいようです。時間が経つと、遊びも活発になってきましたよ。在園児も一緒に遊んでいます。小さい友達が可愛いようです。

いっぱい遊んだ後は、今日は「芋ほり」をしました。1学期になかよしさんに植えてもらったサツマイモが大きくなってきていると思います。つるを引っ張って・・・「よいしょ、よいしょ」なかなか引っ張れません

ようやく引いたので、ここからはしっかりと掘ってもらいました。さあ、お芋は出てくるかな。手やスコップを使って掘っていきました。

今年は少し少なかったのですが、お一人2,3本は持って帰ってくれました。

入園要項も配布しています。また、見学等も随時受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。次回のなかよし広場は、10月11日(金)です。ダイコンを植える予定にしています。お楽しみにお越しくださいね。

9月 誕生会

9月26日(木)9月の誕生会をしました。

今月のお誕生はきく組さんと先生の2人でした。元気に登場して

自己紹介です。しっかりと名前やクラス、何歳になったかを発表できました。そして、好きな食べ物もお知らせしてくれました。

みんなからは「はくしゅのプレゼント」の歌を、先生からはおんぶのプレゼントしてもらって、嬉しい表情です。

最後に先生からのプレゼントパネルシアター「ドアが開きます!!」車掌さんになった先生がパネルシアターを楽しく見せてくれました。

子供たちも大喜びで見ていました。

9月生まれのお友達、そして先生、「お誕生日おめでとうございます」

舞台上でも、しっかりと言える姿に年長さんの成長した姿が見られました。

1年に1度のお誕生を、みんなでお祝い出来て、お祝いしてもらって、嬉しい時間を過ごせました。

 

給食参観をしました。(3歳児たんぽぽ組、4歳児ゆり組)

9月20日(金)3歳児、4歳児の給食参観と試食会をしました。

今日のメニューは「八宝菜と揚げ餃子」です。

子供たちが毎日、自分で給食の準備や、事前の排泄、給食を取りに行く等をしています。

おうちの方々が少し離れて様子を見てくれています。

配膳では、自分で食べられる量を持っていきます。

「少し少なくしようかな」「これは多めにしてください」

自分の席について、「いただきます!!」

 

3歳児 たんぽぽ組さん

「どんな味かな」食べ始めてからは、おうちの方々が近くで見てくれました。

4歳児 ゆり組さん

「美味しいね」「うん」「お皿 ピカピカになってきた」

試食会にも、数人ご参加いただき、美味しい給食を食べていただきました。

子供たちが毎日頂いている給食は、西和佐小学校の給食室で、朝早くから作ってくださっています。そして、子供たちや私たち職員もいつも出来立てをいただいています。時々、子供たちが小学校に遊びに行って、「給食室」の近くまで行くこともあります。「自分たちが食べている給食は、ここで給食室の先生方が作ってくれているんだな」と、感じることも大切なことだと思っています。

食事の様子も、普段の家での様子と違う子もいたかもしれません。園では、「友達や先生たちと一緒に食べる」ということが子供たちにとって嬉しい部分でもあるのでしょうか。お家では甘えていても、幼稚園では、自分で食べようとしていた姿、しっかりと認めてあげてほしいです。

また、園では畑で採れた野菜を簡単に調理していただくこともあります。「食べること」が楽しいことになってくれると嬉しいです。

お月見会をしました。

9月17日(火)中秋の名月です。きれいなお月様が見れましたね。

西和佐幼稚園でもお月見会をしました。

お月見のお話を聞いて、

秋に実っているハギやススキ、果物やお団子の話も聞きました。

ペープサートのお話はみんな静かに聞いていましたよ。

 

最後にみんなで「つき」の歌を歌いました。

会が終わると、年長さんは飾っているものを近くで見たいと、こっそり触ったり、見たりと興味津々でした。

「秋の果物だね」「これはブドウかな」「マスカットもあるね」

「おだんごもおいしそう」「誰が食べるの?」

降園時に、保護者の方に「このような行事の活動もしてくれてうれしいです」と、言っていただきました。

家庭とは違って、友達と一緒に話を聞いて感じたり、実際にハギやススキ等に触れたりすることで、子供たちの心に残る素敵な時間になってくれていると嬉しいです。無理なく、でも子供たちの生活に潤いを与えられるような行事の活動をしていきたいと思っています。

なかよし広場をしました。

9月13日(金)に未就園児の集い(なかよし広場)をしました。

今回も準備を始めると、なんとゆり組さん(4歳児)が来て、何も言わずにお手伝いを始めてくれました。

 

一生懸命名札をならべてくれたり、「なかよしさん きたらどうしたらいいのかな」と、考えたりして待っていると、早速来てくれました。

「これ(名札)選んでください」

「初めてですか?」「3回目です」「わかりました」

今日もとっても暑くて、ほとんどのなかよしさんは保育室に入って遊んでいましたが、やっぱり砂場は皆さん大好きですね。

3歳児の部屋の環境は、なかよしさんたちにとって楽しいようです。

4歳児の部屋でも、在園児と一緒になって遊ぶ様子が見られました。

絵本コーナーで絵本を見たり、

遊戯室でおもちゃを見つけて遊んだり、

5歳児の部屋では、風船バレーをしていました。そこにもなかよしさんが仲間入りしています。

もう少ししたら、涼しくなるのでしょうか。園庭でも、保育室でも、楽しい場所を見つけてゆったりと遊んでいただけると嬉しいです。皆さん、楽しかったようで、今回も「まだ遊びたい」「帰りたくない」の声が聞かれました。嬉しいです。

次回は9月27日(金)です。次回は1学期に植えた「サツマイモ」を収穫したいと思っています。ぜひ、ご参加くださいね。また、園内の見学等も受け付けていますので、お気軽にご連絡ください。西和佐幼稚園TEL471-3083

稲刈りをしました。

9月10日(火)、6月に田植えをさせていただいた地域の方の田んぼに,稲刈りに行ってきました。

「準備はいいですか」「はーい」「では行ってきまーす」

 

今回は、3歳児たんぽぽ組さんにはお留守番をしてもらって、4歳児ゆり組、5歳児きく組の子供たちが元気に幼稚園を出発し、田んぼのあぜ道をゆっくりと歩いていきました。

次の作物のためにきれいに整地していたり、稲刈りをした田んぼや、これから刈るところ、様々な景色や匂いを感じながら、また楽しいおしゃべりをしながらお散歩していくと、

「あーもうすぐ着きそう」「あそこかなあ」

「あっおじいちゃん!!」「おじいちゃーん」

昨年度からお世話になっているので、子供たちは親しみをもっているようで、「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばせていただいています。おじいちゃん、おばあちゃんが子供たちを待ってくれていました。

「こんにちは、今日はよろしくおねがいします!!」ご挨拶をして、

 

早速コンバインで稲を刈る様子を見せていただきました。

 

みるみるうちに、刈り取られていく稲の様子や、かっこよくコンバインを操っているおじいちゃんの姿に、子供たちは見とれているようで、言葉になりません。じっと見入っていました。そして、「わーすごーい」「もう なくなってきたー」と、

あっという間に稲は刈り取られました。

おじいちゃん、本当にすごいです!!

「さあ、今度はみんなで刈ってみようか」と、おじいちゃんとおばあちゃんが刈る場所を教えてくれて、今回はハサミで挑戦しました。利き手にハサミをもって、片手には軍手を付けて、みんな、なかなか上手に刈っています。

「ちょっと むずかしいなあ」

「どうやって 切るのかな」

「よーし、もう一回やろう」

「出来た、私も出来たよ」

「ほら、お米」

途中でコンバインを見せてもらったり、

木陰でゴザを引いてもらって、休憩したり、

お米を乾燥するところを見せてもらって、「風出てるー」「これ何?」と、質問もしました。

お茶休憩も何度もして、木陰や涼しい風で暑い中でしたがしっかりと涼をとりながら楽しい時間を過ごしました。

ゆり組さん

きく組さん

   

「楽しかったー」「また、虫取りしたいので遊びに来てもいいですか?」子供たちのお願いに「良いですよ、みんなでまた遊びに来てね」と、快諾していただき、涼しくなったら今度はたんぽぽ組さんも一緒に来させていただく約束をして、幼稚園に帰ることにしました。

「ありがとうございました」みんなでお礼を言って、「またねー」とおじいちゃん、おばあちゃんに手を振り、さあ、今度は幼稚園まで歩きます。

 

帰りには、行くときには無かった風景があり、地域の方々が身近で、田んぼや畑で作物を作ってくれている様子を伺うことが出来ました。これも、地域を歩かないと気が付かないことだと感じながら、子供たちはゆっくりと帰途に着きました。

「さあ、幼稚園が見えてきたよ。」「たんぽぽ組さん待ってるかな。」

今回は、本当に暑い中でしたが、保護者のボランティアの方々、実習生さんもいて、たくさんの方々のお陰で、本当に子供たちも安心して、稲刈りに参加できたのではないかと思います。西和佐地域の良さに改めて触れることが出来、子供たちにとって大切な、本物体験をすることが出来たのではないかと思います。このような体験が出来ていることに感謝の気持ちをもち、これからも地域の方々に助けていただきながら、子供たちが自然豊かな体験が出来るように努めていきたいと考えています。地域の方々、保護者の方々、実習生さん、ありがとうございました。

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