幼稚園の畑の隅っこに、レモンの木があります。毎年、実がついていなかったのですが、なんと、今年2個のレモンが実りました。レモンの収穫を楽しみにしていた友達が「今日は黄色くなってるから、収穫しよう」と、採ってきてくれました。
「ハサミで切るよ」「固いね」
「もう1個」

「2個採れた。ジュースを作ろう」

収穫したレモンをどうしようかと相談し、レモンジュースを作ることにしました。
レモンを輪切りにして・・・
レモンを袋に入れていきます。
「何してんの?」たんぽぽ組さんが来て、興味深々です。「レモン切ってるの」「すっぱーい」

レモンと砂糖を交互に入れて、密封して冷やしました。これは、1日冷蔵庫で寝かせました。


さて、12月19日(木)2学期最後のおやつは、このように、色々なお料理に使った「サツマイモ」です。

そして、「サツマイモ」のラストを飾るのは、「サツマイモのケーキ」でした。数日前から、「まだ?」「ケーキいつ?」と、子供たちから聞かれていました。こんなに楽しみにしてくれているのに、美味しく作れるかしらと心配していましたが、サツマイモのケーキは、どうやら子供たちのお口に合ったようで、「おかわり!!」コールがたくさん聞かれました。
サツマイモのケーキとレモンジュースを、皆さんでいただきました。



たんぽぽ組さんと、きく組さんは、レモンジュースのおかわりをする子が多く、きく組さんは、酸っぱいはずのレモンも食べてくれました。

無農薬のレモンをよく洗って使用しているので、食べることが出来ました。皮が甘く感じたり、酸っぱい実を味わったりしていました。



こんなにおいしいレモンを育てたいと言って、種を取り出して乾かして植えると準備したり、またレモン出来るかなと、楽しみにしている姿が見られました。
最後のおやつは、手作りおやつでした。これからも、子供たちが大切に育てたり、愛でたりしている野菜や果物を、みんなで美味しくいただけるようにしていきたいと考えています。
終業式の日に、各クラスで大掃除をしました。たんぽぽ組さんは、お部屋を掃除して、雑巾で自分の棚や、カゴなどを拭き、床や座卓も拭いてくれました。
「これ、使おう」

「片づけよう」「ロッカーもきれいにするよ」「床も拭くよ」



ゆり組さんは、「どこをそうじしようかな」みんなで話をして、

まずは、ぞうきんを絞って


棚を整理したら、きれいに拭きました。



床もきれいにしよう・・・みんな上手に雑巾がけをしてくれました。



「ここも汚いわ」「拭こう」


雑巾を洗って、拭いて、みんなでピカピカにしてくれました。

きく組さんは、お部屋はもちろんのこと、保育室を飛び出して、職員室まで来てくれました。
「ここも拭いてもいい?」「きれいにするわ」「先生たちの部屋、まあまあ汚いなあ」「きれいにしたよー」



あらあら、階段まできれいにしてくれました。「気を付けてねー」

この後、玄関や廊下もピカピカにしてくれたきく組さん。このような姿が、ゆり組さんやたんぽぽ組さんも見てるんでしょうね。そして、とてもきれいになった西和佐幼稚園。2025年も、子供たちが安心して楽しく過ごせるように、環境を整えていきたいと思います。
今日は、3歳児たんぽぽ組の子供たちが楽しみにしていた、「給食の先生に会う日」です。
「楽しみやなあ」「早く行きたいなあ」「行ってきまーす」

いつもは小学校へ行く緑の門ですが、今日はなんだかウキウキしているようです。

こっちへ行くのは初めてです。「こっちよー。」いつものように運動場へ行こうとする子が多かったのです。



歩き進んでいくと、「あっ、服干してるー」「おっきいなあ」「これは、給食の先生のエプロンだと思うよ」

さあ、給食室に到着しました。ドキドキ・・・

「こんにちはー」・・・ふわっと温かい空気といいにおいがしました。

「こんにちはー」「はいはーい」給食の先生が出てきてくれました。

「おじゃまします」靴を脱いで、そろりと入らせていただきました。

「みんな、来てくれたの」「うん。いつも美味しい給食を作ってくれてありがとう」「どういたしまして」

「みんな、何の給食が好きなの?」「野菜好きー」「何でもいっぱい食べるよね」

「お皿あるなあ」「ほんまや」

子供たちが調理室をのぞいていると、鍋のふたを開けてくれてました。たくさんの湯気が出てきたので、「わー!!」と、歓声が上がり、大きなお鍋を傾けて子供たちが見やすいように見せてくれました。ありがとうございました。


最後に、みんなで「ありがとう」と、お礼を言って幼稚園に帰りました。子供たちは、憧れの「給食室の先生たち」に会えて、本当に嬉しそうでした。今度は、3学期に給食を取りに行く先生と一緒に一緒に行き、給食を運んできてくれるそうです。「また、3学期に来させてくださいね」そう伝えると、給食室の先生方は、喜んでくれていました。




子供たちが、食べている給食がどこで作られて、誰が作ってくれているのかが分かる、この自校給食は本当にありがたいと感謝しています。また、小学校の中に給食を作る場所があるということを、3歳児の子供たちが理解し、また3学期からの給食では、作ってくださっている先生たちに思いを馳せることもあるかもしれません。そのような体験が出来ることで、身近な人々が自分たちに携わってくれているということも感じることが出来ます。そして、より美味しい給食になるかもしれません。これからも、美味しい給食を感謝していただきたいと思います。
来年は巳年。子供たちは各クラスで干支の話を聞いて、年賀状の話も聞いて、自分や家族への年賀状を書くことにしました。
素敵な年賀状が出来たので、ポストに投函に行きました。


「郵便屋さん、お家に届けてね」













年賀状について、子供たちと話をし、今年も出すことにしました。
1月1日、元旦に自分の家に届く楽しみを味わえるのではないかと思っています。お家の方々も、どうぞ、楽しみにしていていただけると嬉しいです。
1年A組さんと交流をしました。今日は、小学校の体育館で「ドッジボール」です。
きく組さんは、体育館に入ったとたんに「よーし、みんなでがんばるぞー」「えいえいおー!!」と、気合たっぷりです。

まずは、準備運動です。A組さんの友達が前に立ってくれて、一緒に体操をしました。
A組の先生が遊び方を確認してくれました。「コートが2つあります。「楽しむコース」と、「本気で戦うコース」です。どっちで遊んでもいいですよ。」
「本気で戦うコース」には、きく組さんから3人の子供たちが参加しました。
「楽しむコース」では、小学校の友達が幼稚園の子供たちに、ボールを譲ってくれたり、優しく話しかけてくれたりする様子が見られました。






「本気で戦うコース」では、コートが広く、きく組さんの子供たちも、最初は逃げていましたが、徐々に1年生がキャッチするのを見て、真似をする様子も見られました。そして、1年生も真剣にドッジボールを楽しんでいました。
途中でコート替えをしました。小学生は、ほとんどの子供たちが「本気で戦うコース」に行きました。そして、ほとんどのきく組さんが「楽しむコース」にいたので、「楽しむコース」では、幼稚園と1年A組で試合をしました。すると、なんと、きく組さんが勝ったのです。
みんなで振り返りをして、「困ったことはないですか」
「当たった時に、分からなかったらどうする?」「当たったら自分でわかるよね」「そうだね」
最後の振り返りでは、「楽しかったよね」「また、一緒に遊ぼうよ」「うん遊ぼう」「また、幼稚園の友達が楽しめるように何かしようよ」「うん、出来るよね」
今回の交流では、前回一緒に鬼ごっこをした時に、今度は小学校に来てもらって、一緒にドッジボールをしようと誘ってもらったことで、きく組の子供たちもとても楽しみにしていました。その時に「ドッジボール練習しておいてね」と、1年生から言ってもらったことが心に残っていた子は、「練習しておこう」と、幼稚園でドッジボールをする姿も見られました。何度も交流をすることで、親しみがわき、1年生も、きく組さんに優しく接してくれる様子が見られることを嬉しく思います。また、小学校に行くと、少しお兄ちゃん、お姉ちゃんの友達がいることで、安心感も持てるのではないかと思います。これからも、子供たちが楽しんで出来る交流を続けていきたいと思います。
10月に西和佐保育所さんが遊びに来てくれたので、今回は保育所さんに行かせていただきました。
幼稚園を出て、出発。「行ってきまーす。」
「私のお家 見えてきた。」「ここ、いつも通って幼稚園に来るんよ。」など、幼稚園周辺をみんなで歩くことで子供たちの会話も弾みます。





「もうすぐ、保育所見えてくるんかなあ」そんな話をしながら、保育所さんに到着しました。


保育所さんのぞうぐみさんが待ってくれていました。「おはよう。」「おはよう。来たよー。」



「みんなで体操しましょうか。」「はーい」朝の体操を一緒にしました。



所長先生のお話を聞いて、

好きなところで遊びました。きく組の子供たちは、まずは、何があるのかなと観察したり、すぐに仲間に入って遊んだりと、自分のしたいことを見つけて遊び始めました。
「保育所にも砂場あった」



「ドッジボール一緒にしようよ」「うん、しよう」




「これ、何?」「乗れるん?」


「わあ、登れるかなあ」「私もやってみる」「ぼくも登ってみたい」




「先生、見て ここの鉄棒高いけど出来た」

小さい子がたくさんいるので、スクーターや三輪車もあります。「貸してくれた」「乗ってみよう」


本当にたくさん遊び、保育所の友達ともおしゃべりをしたり、一緒に遊んだり、物や場所を教えてもらったりして、楽しく過ごしました。楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、お腹もすいてきたのでそろそろ幼稚園に帰りましょうか。
保育所の友達とお別れをして、「また、遊びに来てー」「うん、来るわ」「幼稚園も来てね」と、約束をしました。



「さあ、幼稚園に向かって出発」みんなでおしゃべりをして、帰り道も楽しく帰りました。



「幼稚園見えてきた」「ただいまー」「楽しかったー」無事に到着しました。



西和佐保育所さんとは、2年ほど前から定期的に交流をさせていただいています。同じ西和佐地区の友達がいたり、兄弟で知っている子がいたり、また何度か行き来していることもあってか、お互いすぐに声を掛け合ったり、一緒に遊んだりすることが出来ているように思います。4月からは、同じ小学校に行く友達も多いので、年に何度かの交流は、とても意味のある大切な活動であると考えています。入学してから、少し顔なじみの友達がいることも、心強いと思います。また、西和佐幼稚園の職員との交流もしているため、保育所さんの子供たちも少し安心しているように思います。地域との大切な交流として、これからも続けていけるようにしていきたいと考えています。
きく組さんにとっても、たくさんの友達と一緒に遊べて楽しい一日だったと思います。
12月12日(木)に12月生まれのお友達の誕生会をしました。
みんなに名前を呼ばれて入場します。みんな元気に「ハーイ」




一人一人自己紹介をします。「名前とクラスと何歳になりましたか」




次は、好きな食べ物を聞きます。「イチゴとミカン」

「白いイチゴ」

「モンブランとショートケーキ」

「フルグラ」

「イチゴ」

みんなでお祝いの歌をプレゼントしました。「はくしゅをプレゼント」


次は、担任の先生から「だっこかおんぶ」のプレゼントです。今月はみんな”おんぶ”でした。





最後に、先生からのプレゼント エプロンシアターの「おむすびころりん」を見ました。子供たちは、楽しいお話とエプロンにくぎ付けです。



みんなで「はい チーズ!!」4歳、5歳、6歳になったお友達 「おめでとうございます!!」

お部屋では、誕生児をお祝いしながら美味しいケーキをいただきました。



毎月行っている誕生会ですが、誕生月が遅い子は、4月から心待ちにしていることだと思います。そして、自分の誕生会が来ると、皆さん本当にうれしそうな表情で舞台の上に立って、友達からのお祝いを喜んでいます。また、自分がしてもらったお祝いを、次の友達に送る姿も見られ、いつも嬉しい気持ちになります。だから、”誕生会”は、みんなにとって、とても嬉しい特別な日になるのだと思います。次は、1月生まれのお友達です。楽しみにしていてくださいね!!
12月13日(金)なかよし広場をしました。
今日は、少し肌寒く園庭も寒いかなあと思いましたが、皆さん来てくれました。
今日は、きく組さん(5歳児)が受付をしてくれました。
「名前書いてくださいね」「はい」


「ここに名札 貼りますね」「ありがとう」

そこへ、またまたなかよしさんがやってきました。「連れて行ってあげるね。こっちだよ」

すると、ゆり組さん(4歳児)も受付にお手伝いに来てくれました。「ここに名前書いて」

「名札 どれにする?」

「名前は私が書いてあげる」

「ぼくが名札を貼ってあげるね」

「もっと なかよしさん来てくれるといいのになあ」

すると、またまた来てくれました。

「名札 どれにする?」「名前書いてあげますよ」「ありがとうね」「お母さんはここに、名前を書いてください。」



「どこに貼る?ここでいいかな」

その後は、みんな自分の好きな場所に行き、それぞれが楽しいことを見つけてたくさん遊びました。
山の上で、在園児が土を掘ったり、水を流したりしているのを見ていて、真似をしようとしたり、


お姉ちゃんたちがやっている遊具で同じように雲梯をしようとしたり、



砂場で遊んでいると、3歳児の子供たちが来て、なかよしさんにおもちゃを渡してあげていました。言葉はなくとも、「これ使っていいよ」と、言っているようで、なかよしさんも手を出して受け取りました。



なかよし広場では、なかよしさんたちが来てくれても在園児は、普段通りに遊んでいます。そして、特別なことはしていませんが、自然に子供たちがかかわったり、優しく接したりする様子が見られます。それは、先生たちや、保護者の方々も一緒です。”皆さんが、笑顔で楽しく過ごせる空間”を心掛け、来ていただいた皆さんが、「また来たいな」「もっと遊びたいな」「帰りたくないな」と、思っていただけるような時間を過ごしていただけることを願っています。
今年のなかよし広場は、今日で終了ですが、1月は、17日(金)に行います。この日は、秋に植えたダイコンを収穫する予定にしています。植えてくださった皆さん、また、お時間のある皆さん、ぜひお越しくださいね。お待ちしていますね!!
「私の植えたダイコンに水あげるよ」「もっと大きくなってね」

おやつを食べている時、12月18日(水)のお楽しみ会の話になりました。「私たちで考えて楽しいことするんよ」「えっ?」「きく組さんが考えてくれてるの?」「そう、でも、これはたんぽぽさんとゆりさんにはまだ内緒やで」と、㊙企画を教えてくれました。
「私たちがする劇見たい?」「見たい見たい」「わかった、じゃあみんなでしようよ」
「私、猫の役なん」

「あー猫ちゃん、ひげは私が手伝ってあげる」「ありがとう」

「ちょっとー私のお面まだ出来てないからちょっと待ってくれる?」「いいよ」「ぼくはまだ出来てないけど、今日はこのままでするわ」「ぼくは出来てる。ほら」と、会話を交わしながら準備は進みました。
「じゃあ、始めよか。○○ちゃん、ナレーションお願いできる?」「いいよ、任せて」

大きなかぶのお話が始まりました。
「今日、おじいさん休んでるから 私おじいさんとおばあさん2回するわ」「えー?いいの?ありがとう」

おじいさん、おばあさん、まごむすめ、まごむすこ、犬、猫、今日のところ 出演者はここまでです。



みんなの力で大きなかぶが抜けたところで、

「あー楽しかった」「ねえ、今度はさあ、みんなでしゃべること考えて書いておこうよ」「それ、いいね」


ここには、名前、役名、お話が書かれています。


今日は、最後までお話を聞かせてくれて素晴らしい劇になっていました。しかし、驚いたことに本当はまだ やったことがなかったとのことです。
さて、こちらは「ボール投げ遊び」の準備を始めた子供たちです。ドラえもんの口の中にボールを入れるゲームです。
最初はボールを投げて、入るか試していましたが、

何やらアイデアが浮かんだ子がドラえもんの口の下にビニール袋を付け始めました。「そっか、ボールが入ると この中(袋)に入るんやなあ」「ぼくも入れてみよう」「すごいなあ」

きく組さんの楽しいことを考えて実行する力が素敵だなと思いました。 自分たちでやりたい気持ちになっているからこそ、どんどんとみんなからアイデアが出て、楽しい雰囲気で遊びが続き、また生まれるのではないかと思います。自分のしたいことが出来る楽しさを、これからもたくさん味わってほしいと思います。
今日は木曜日、遊びの片付けも終わり、そろそろおやつにしようかなと思っていると、
「困ったなあ」「ここは、私の席だったんよ」「何でなくなったんやろ?」

何やらもめています。すると、「私、ポリスマンになるから解決するね」と、頼もしい声が聞こえ、

「ここは最初誰だった?」「○○さん」「ん-じゃあ、ここは?」と、みんなでなくなった席を一つずつ確認し始めました。



「でも、、、ここに1個椅子があるんよなあ」「どうする?」

「じゃあ、ぼくが寄ってあげるよ」「そうね、それがいいよね」「ありがとうね」と、本当に解決しました。


さて、おやつを配る人も、毎回順番で決めているらしく、今日はぼく。
「こっちから配って」「えー?こっちからがいいんじゃない?」「〇〇さんに決めさせてあげたらいいやん」と言っている間に

「こっちから配りまーす」と、自分で決めて配り始めました。


「ありがとう」みんなで「いただきまーす」すると、つぎに「せーの、じゃんけんポン」と、じゃんけん遊びが始まりました。

そうか、お菓子の包装の後ろにぐーちょきぱーがありました。

なんでも楽しいことになるきく組さん。困ったことがあると、声に出し、みんなで考えるんですね。そして、楽しいこともみんなで共有する。こんな素敵なクラスに育ってくれて、とっても嬉しい気持ちになりました。
さあ、この後も楽しいことがたくさんあったんですよ。