お楽しみ会が終わってすぐに、「リンリンリン…」と鈴の音が聞こえてきました。
すると、子供たちは・・・「えっ?何の音」「ひょっとして 、サンタさん?」
きく組さんは、すぐにテラスに出てサンタさんの姿を探しました。
そのあと、みんなが外に出ようと玄関ホールに来ると、「あっサンタさん?」「プレゼント?」
「まだ、いるかも。間に合うかも」と、園庭に出ていきました。
すると、たんぽぽ組さんも、ゆり組さんも出てきました。
サンタさんはどこに行ったのでしょうか。
「ここに、ソリの跡がある」「えっつ?どこ?」「ほら、ここ」「ほんまや」
「トナカイの足跡もあった!!」「トナカイ ここ通ったん?」「そうやで」
「ここにいるかも」「サンタさん 隠れてるんかな」
「サンタさんの忘れ物あったわ」「ほら、これ見て」
「ねえ、みんなでサンタさーんって呼んでみようよ」「いいね」「せーのっ!サンタさーん!!」
「絶対にあっちへ行ったんやで」「サンタさーん ありがとう!!」
そのあと、みんなでプレゼントを開けてみました。
「何入ってるんやろなあ」「楽しみ」
「わあ、こんなの入ってたよ」「やったー」
たんぽぽ組さんは、プレゼントを持って、「サンタさーん ありがとう!!」
これは、サンタさんの足跡だそうです。
子供たちの想像力の豊かさに驚かされました。一人一人の心の中に「サンタクロース」のイメージが残ったのではないかと思います。「まだ、クリスマスじゃないのに幼稚園に来てくれたんやなあ」「あわてんぼさんやなあ」と、言いながら子供たちはみんなニコニコ笑顔で楽しい1日を過ごしたのではないかと思います。
サンタさんありがとう!!