和歌山市立 西和佐幼稚園

お楽しみ会 その① みんなで作ったおにぎり

12月18日(水)にお楽しみ会をしました。

今日の昼食は、「サツマイモのおにぎり」「海苔のおにぎり」「野菜いっぱいのみそ汁」「コロッケ」「ケーキ」でした。

朝から、みそ汁に入れるためのコマツナを収穫してくれたきく組さん。

「いっぱい出来てるなあ」「美味しそう」「これ全部入れる?」

早速、職員室へ持っていきました。「これで、美味しいみそ汁作って」「お任せください」

その後、みんなは、サツマイモのおにぎりを作るために、玄関ホールに集まりました。

きく組さんがサツマイモのおにぎりを、ゆり組さんが、海苔のおにぎりを作るために、炊飯器に入れてスイッチを押しました。たんぽぽ組さんは、興味深そうに見ています。

「ここに何を入れるのかな」「みんなが育てたお米」「そうだね それを玄米にしてくれたから一緒に入れようね」

「ほら、こんな風になってるよ」「わあ、おイモも入ってる」

みんなが見守る中、「スイッチオン」「ごはんが出来ると、上から熱い湯気が出るんだよ」「楽しみ!!」

ごはんが出来上がるまで、子供たちは遊戯室で楽しみにしていた「お楽しみ会」をしました。

お楽しみ会が終わり、みんなでおにぎり作りをしました。

ゆり組さんは、白いご飯のおにぎりを作ってくれました。

炊飯器を開けると・・・「わあ」湯気がたくさん出ています。

ラップに包んで、自分で美味しいおにぎりを作りました。「たんぽぽさんの分も作ろう」

きく組さんは、サツマイモのおにぎりです。

「わあ、サツマイモもいっぱい入ってる」「たんぽぽ組さんも見てみる?」

美味しそうなおにぎりがたくさん出来上がってきました。

こちらは、みそ汁。いいにおいにつられて出来上がりを見に来てくれました。

さあ、みんなで作って出来上がった昼食です。各クラスでいただきました。

たんぽぽ組さん

「美味しい」「おかわりある?」

ゆり組さん

「美味しいなあ」いつもあまり食べない子もおかわりをしました。自分で作ると味も格別なんですね。

きく組さん

「最高!!」「美味しい」皆さん、たくさんおかわりをして心も体も満たされました。

お楽しみ会に自分たちで調理するのは、初めてでした。畑の野菜の出来具合や、野菜の量などを考えて、出来るだけ子供たちが食べたいものを作って食べさせてあげたい思いです。今回は、忙しい中でも自分の出来ることを考え、できないことはお任せをして、楽しい昼食になったのではないかと思います。

「衣食住」は、私たちが生きていくために必要な生活の基盤です。生活を豊かにするために幼稚園でも、「食育」を大切にしています。

田植えや畑での野菜の栽培を通して、クラスの先生や友達と一緒に水やりをしたり、成長を楽しみながら草を引いたり、栄養(肥料)をあげたりしています。小さい芽が出ると「可愛いね」と、優しく愛でたり、大きくなると「もう食べられるかな」「美味しそう」と、楽しみにしたりしています。この体験と感情の積み重ねが、子供たちの生活の活力にも繋がっているのではないかと思います。

お楽しみ会では、会の流れ、昼食などを子供たちと一緒に考え、「おにぎり」と「みそ汁」を作って、みんなでいただきました。子供たちの楽しみにしている気持ちや、やりたい気持ちがたくさん見られました。そのような気持ちをこれからも大切にしていきたいと考えています。

 

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