今日は朝から雨降り。子供たちは雨がやむのを待っていました。
保育室で遊ぶのも楽しいのですが、やっぱり朝いちばんは園庭に行きたいかな。
空が少し明るくなり、雨がやんでいます。それに気づいた3歳児が「せんせい、そと行こう」
その声で、園庭に出ると・・・
「わーここにみずたまってるー」「なんで?なんで?」
「入ってみよう」「水たまりやー」
そして、4歳児が違う水たまりを見つけました。
何もしゃべらず歩いていくと・・・
3歳児が後をついていきました。どこまで続いているのかな・・・
わーあんなところまで!!2人は黙ったまま 細長く伸びた水たまりの道を歩いていました。
そして、こんなところ(砂場)に溜まった水たまりで遊んでいた3歳児は、水たまりにおもちゃを浮かべたり、水の中に何かを隠して見つけることを楽しんだり、長靴でジャバジャバ歩くのを面白がったりしています。
そんな中、一人の3歳児が面白いことに気づきました。
円錐のおもちゃに黙って水を入れています。
だんだん水が上まで入り、「わーいっぱいになった」とつぶやき、
「見ててよ、見ててよ」と、大声を出し、ジャー!!と、水が勢いよく下から出ました。
子供たちが見つける「面白い」と思うものは、身近な環境にあります。
今日のあちこちで出来ていた「水たまり」の環境で、様々な気づきや発見があったのではないかと思います。面白さにのめり込んでいる時の子供たちは、いつも黙って真剣に面白さと向き合っています。
「面白そう」と思うことを見つけ、やってみて、「面白い!!」と思った時の気持ちは、子供たちにとっても、私たち大人にとっても、いつも楽しい驚きであるのではないかと思います。教師も「面白がって」子供たちの思いに寄り添えられたらいいなと思います。