10月17日(火)幼稚園でポップコーンを作って、いただきました。
1学期に、ゆり組の子供たちが畑に何を植えようかと話し合い、「トウモロコシ」を育てたいということになりました。しかし、幼稚園の友達みんなの分を育てるだけの畑の場所がないため、「どうしようか」と話し合った結果、植物図鑑の「トウモロコシ」の隣に載っていた「ポップコーン」を見つけました。ゆり組さんが水やりや受粉をして育てたポップコーンが大きくなり、みんなで収穫をしました。
出来たポップコーンは、しばらく乾かし、各クラスでしたい子供が実をとってくれました。
「歯 みたいやなあ」「とるのちょっとむずかしいなあ」
「でも、端っこから取ったら取りやすいで」
パラパラと弾けると「わあ、もうポップコーンになったわ」
きれいに外してくれた実を「教頭先生、これみんなでポップコーンにして食べたい」と
持ってきてくれたので、玄関ホールで「ポップコーン作り」をすることにしました。
前日、職員で綿密なシミュレーションをし、何度も試し作りをし、いよいよ本番!!
ホットプレートを温め、油をひきます。
そこにポップコーンの実を入れ、
ふたをします。
「なんだかいいにおいがしてきた」
「甘いにおいがするね」
少しずつ、「ポン」「ポン」「ポン」と弾ける様子が見えました。
「ちょっと出来てきたなあ」
「わあ、ポップコーンやなあ」
ふたを開けてみると・・・
「わあ、おいしそう」「食べたい」
みんなで分けていただきました。
「もう一回しよう」
「おかわりある?」という声が聞かれ、その後2回、全部で3回ポップコーンつくりをしました。
子供たちが育てたいなと思う気持ちを汲み取り、時間をかけて育てたものを、今度はみんなでいただくという、楽しい活動でした。「衣食住」にかかわることは、子供たちにとって生きていく上でとても大切なことです。
その中でも、「食する」こと。みんなで一緒に、楽しんで食べた思い出は、子供たちの心の中にきっと残ることだと思います。
今回は、準備不足で「塩味」でしたが、次回はリクエストの多い「キャラメル味」にも挑戦したいと思っています。