和歌山市立 西和佐幼稚園

5年A組さんと稲刈り その③

9月29日(月)の朝、「おはよう。先生、雨降りそうだけど稲刈り出来るかなあ。」と、5年生が4人幼稚園に来てくれました。

「10時頃止むみたいだから、2時間目にする?」「それ、いいかも。」「先生に言っとくわ。」そう言って、5年生と時間を決め、今日稲刈りをすることになりました。

2時間目に5年生が誘いに来てくれて、

どうやって、稲刈りをするかを相談しました。

小学校の提案で、2,3人のグループに分かれて稲刈りをすることにしました。

「一緒にする?」「うん。」5年生が誘ってくれたり、きく組さんが仲間に入ったりしながらグループを作り、

稲刈りを始めました。

「出来る?」「ここ切って。」5年生が優しく声をかけて進めてくれて、

切っていくうちに、きく組さんと5年生の友達との会話も多くなったり、笑顔が増えてきたりしたように思います。

「なんか、さっきより(切るの)うまくなってきたなあ。」「ほんまやなあ。」「ぼくも、出来るよ。」

「これ、結んでいくね。」5年生が束ねてくれました。

「モミをむいていったら、お米出てきたよ。」

お米を乾かせて、どうするかをまたみんなで考えようね!!

「(お米)持って帰ったらいいやん。」「幼稚園でご飯にしよう。」「みんなで食べよう。」色々な意見が出て、次の活動に繋ぐことにしました。

その後、少しの時間をみんなで園庭で遊びました。

「また、遊ぼうね。」「また幼稚園に来てねー。」「学校でも遊ぼうね。」

「ばいばーい。」「ありがとう。」

帰るときに、折り紙が得意なお兄ちゃんに、「折り紙教えてほしい。」と言ったので、昼休憩に教えに来てくれました。

 

みんなでドラゴンを 折っています。優しく教えてくれるから、きく組さんがたくさん集まってきました。

「どう折るの?」「こうやで。」

「ここは、こうして。」

「私も教えて。」

「また、遊びに来てね。」「また来るわよ。」

今日は、6月に一緒に植えた稲を、今回も一緒に刈ることが出来て、また5年生との交流が少し深まったように感じました。

幼稚園や学校で一緒に食べるという発想は、5年生からはあまり出なかったのですが、今年度何回か幼稚園で自分たちで作った昼食を食べた経験があるきく組さんからは、「幼稚園で食べたい。」という声が聞かれました。

また、今後もこのお米をどうやって食べるかを子供たちと一緒に考えていきたいと思っています。

 

 

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