日に日に育ってきたカブトムシが各クラスで成虫になりました。ゆり組さんでは・・・
「男の子のほうが多いわ。」
「でっかい羽根出てきた。」「飛んでしまうんちゃう?」
「私 触れるようになったん。嬉しい。」
「ゴハン 食べるかなあ。」
「逆さに歩いてるわ。すごいなあ。」子供たちのつぶやきは止まりません。
一方、きく組さんでは・・・
「男の子と女の子一緒に入れたら、たまご産むでー。」
「見て、くっついた。」
「カブトムシの家作ろう。」
「ここがクローゼットで。」「ここ、ベッドにする?」「ゴハンはここ。」
カブトムシたちの家は、どんどん出来上がっていきました。
毎日、登園するとまずはカブトムシと一緒に遊んだり話しかけたりしています。
カブトムシの遊び場「滑り台?」でしょうか。登ったり滑ったり・・・
可愛い家が出来たり、
前回より、もっと大きな家が出来たりしています。
家を作るのも楽しいし、
家で遊んでいるのを見るのも楽しいようです。
今年は、たくさんの昆虫が成虫になる様子を見ることが出来ました。
アゲハチョウを羽化したり、カブトムシを成虫にしたり、どれも先生たちが誘導してきたことではなく、一緒に考えたり探したり、子供たちの意見を聞いたりしながら、失敗や成功を繰り返してきたことだと思います。長い時間をかけて、幼虫やサナギが成虫になる様子を見る体験ができたことで、子供たちにとって興味や関心を抱いたり、疑問や課題を考えたりすることが出来たのではないかと考えています。子供たちが楽しみながら、興味をもってこれからも楽しい体験が出来るように環境を整えていきたいと考えています。