和歌山市立 西和佐幼稚園

自分たちで作ったすごろくゲーム

きく組さんのお部屋に行くと、子供たちが何やら黙々と遊ぶ様子が見られました。みんなの視点の先には、なんだか手作りの「すごろく」のようなものがありました。

さて、この「すごろく」が始まるまでには、こんなことがありました。

きく組の子供たちは、幼稚園でもお家でも「すごろく」で遊んだ経験があったのだと思います。そして、一人の子がすごろくを作り始めました。

すると、すごろく作りを始めたのを見た、友達が何も言わずにコマを作り始めました。

なんと、立つようにさせるためこんな形に作っていきました。

そして、自分でサイコロも作ったんです!!スゴイ!!

ここから、「あっそうだ、人型にしよう」と思ったのか、その後こんなに可愛いコマが出来ていました。

コマを作り始めた子が、「すごろく」で遊びたい様子だったので、まだ完成していなかったのですが、「すごろく」を作った子は友達が遊ぶ様子を黙って見守っていたようです。また、一緒に遊んでいました。

その後、数日かかって「すごろく」は出来上がり、今日の様子につながります。

周りにいた子供たちも、遊びに仲間入りして楽しそうに会話をしながら、またはじっくりと考えながら遊びを楽しんでいます。

きく組さんは、もうすぐ修了です。この時期にこのような場面を見ることが出来てとてもうれしく思います。

友達のしていることに興味を持ち、自分なりに仲間に入り、それを受け止めてくれる、そして仲間が増えても会話をしたり、約束を決めたりしながら楽しい遊びが展開する。このような体験をしていることを、また子供たちの力を小学校の先生方にも知ってもらえたらと思っています。

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