昨日、ゆり組さんのお友達から、「ダイコン抜くから なんか美味しいもの作って」と、リクエストがありました。そして、好きな遊びを終えた後、ゆり組さんがダイコンの収穫をしてきてくれました。一本はお味噌汁、そしてもう一本は「なんか美味しいもの」だそうです。そこで、ちょうどそこに畑の水やりから帰ってきた たんぽぽ組の子供たちがいたので、「ダイコンが美味しくなりそうなものを買いに行かないといけないのよね」「誰か買ってきてくれないかな」と言うと、「私行ってくるわ」「隣のお店屋さんにあるんちゃう」と、言う声が聞かれました。「お願いできる?」というと、「いいよ!!」と言うことで、たんぽぽ組さんに「はじめてのおつかい」に行って来てもらうことにしました。
「買い物に行って来てほしいんだって」「行こう!!」
「何買うの?」「これを買ってきてほしいんだって」「おみそ、ベーコン、めんつゆ」
「じゃあ、行ってきまーす」「いってらっしゃーい」
「横断歩道を渡るよ」「手をあげて 渡ろうね」
「もう着いたわ」
お店は、幼稚園のお隣のお店です。早速、お店の中をみんなで探しました。何から探すのでしょうか。
「どこにあるかなあ」
「あっ同じ お味噌あった」
「この辺に あるんちゃう?」「探してみる?」
「あった めんつゆ」
「ちゃんと いれとこか」
「一緒に持つ?」
「あとは何かな?」
「どこにあるんかな」
お店の中を探索しながら、無事にみんなで買うものを見つけることが出来ました。さて、レジでお金を払うのも、たんぽぽ組のみんなは興味津々です。
「お金 渡したい」「私も 渡したい」「私も」「ぼくも」・・・
4回に分けて、お支払いをしてくれたそうです。お店の店員さんにみんなで「ありがとう」とお礼を言ってお店を後にしました。
さあ、幼稚園に帰りましょう。友達と手をつないで、
キョロキョロ車や色々なことに気を付けて、
道路や横断歩道を歩いて無事に幼稚園に帰ってこれました。
「ただいまー」「買ってきたよー」
「ほら、見て」「お味噌もあるよ」
「ありがとうね」「これで美味しいものが作れるよ」
たんぽぽ組さんのお陰で、ゆり組さんが引いてくれたダイコンのお味噌汁を作ることが出来ました。給食の時に少しずつみんなでいただきました。たんぽぽ組さんは、「美味しい!!」と、ゆり組さんは、「おかわりほしい!!」そして、きく組さんは、「このお味噌汁、ゆり組さんが抜いてくれたダイコン入ってる」「たんぽぽ組さんが買ってきてくれたお味噌やなあ」「美味しいね」と、小さい友達がかかわったことに思いを寄せながらいただいていたようです。どのクラスも、美味しくいただいてくれたようです。