和歌山市立 西和佐幼稚園

幼小合同避難訓練をしました。

11月5日(火)「世界津波の日」に、幼小合同で避難訓練を行いました。

普段は、幼稚園だけで月に1回行っているのですが、毎年この日は、小学校と一緒に訓練をします。津波が来ると想定しての訓練は少ないのですが、自分たちがどこにいても「避難をする」という意識を持ってほしいと願い、行っています。

いつものように職員が行う放送ではなく、今回は和歌山市全体に行われているため、音も大きくサイレン音もしましたが、子供たちは「何かが起こっている」という意識で、一人一人頭を隠してしゃがんだり、部屋の中では机の下に入り、机の脚をしっかりと持ったりすることが出来ていました。

二次災害の津波の危険があると判断し、小学校のグラウンドへ避難します。

点呼を取り、小学校の教頭先生の話をしっかりと聞き、

校舎の3階まで避難しました。子供たちは誰もしゃべらず、静かに待つことが出来ました。

津波が来るようなことが起こると、このような高い場所まで上がって避難するということを体験しました。

その後、幼稚園に帰り、

各クラスでそれぞれに大切なことを理解できる範囲で聞くことが出来ました。

そして、3歳児はもう一度防災頭巾のかぶり方を練習しました。とても難しいことではありますが、自分の命を守るために大切なことだと伝えながら行っています。

 

避難訓練は、子供たちはもちろん、大人の私たちにとっても、とても大切な活動であると考えています。大切なお子様の命を預かっているものとして、何かが起こった時に私たちが落ち着いて、行動できないといけないと考えています。そのため、様々な場面を想定して毎月避難訓練を行っています。今一度、幼稚園でも、またご家庭でも、災害が起こった時にはどうすればいいのかを話し合い、備えていかないといけないと思います。ご家庭でも、子供たちの話を聞いていただけたら嬉しいです。

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