和歌山市立 西和佐幼稚園

稲刈りをしました。

9月10日(火)、6月に田植えをさせていただいた地域の方の田んぼに,稲刈りに行ってきました。

「準備はいいですか」「はーい」「では行ってきまーす」

 

今回は、3歳児たんぽぽ組さんにはお留守番をしてもらって、4歳児ゆり組、5歳児きく組の子供たちが元気に幼稚園を出発し、田んぼのあぜ道をゆっくりと歩いていきました。

次の作物のためにきれいに整地していたり、稲刈りをした田んぼや、これから刈るところ、様々な景色や匂いを感じながら、また楽しいおしゃべりをしながらお散歩していくと、

「あーもうすぐ着きそう」「あそこかなあ」

「あっおじいちゃん!!」「おじいちゃーん」

昨年度からお世話になっているので、子供たちは親しみをもっているようで、「おじいちゃん、おばあちゃん」と呼ばせていただいています。おじいちゃん、おばあちゃんが子供たちを待ってくれていました。

「こんにちは、今日はよろしくおねがいします!!」ご挨拶をして、

 

早速コンバインで稲を刈る様子を見せていただきました。

 

みるみるうちに、刈り取られていく稲の様子や、かっこよくコンバインを操っているおじいちゃんの姿に、子供たちは見とれているようで、言葉になりません。じっと見入っていました。そして、「わーすごーい」「もう なくなってきたー」と、

あっという間に稲は刈り取られました。

おじいちゃん、本当にすごいです!!

「さあ、今度はみんなで刈ってみようか」と、おじいちゃんとおばあちゃんが刈る場所を教えてくれて、今回はハサミで挑戦しました。利き手にハサミをもって、片手には軍手を付けて、みんな、なかなか上手に刈っています。

「ちょっと むずかしいなあ」

「どうやって 切るのかな」

「よーし、もう一回やろう」

「出来た、私も出来たよ」

「ほら、お米」

途中でコンバインを見せてもらったり、

木陰でゴザを引いてもらって、休憩したり、

お米を乾燥するところを見せてもらって、「風出てるー」「これ何?」と、質問もしました。

お茶休憩も何度もして、木陰や涼しい風で暑い中でしたがしっかりと涼をとりながら楽しい時間を過ごしました。

ゆり組さん

きく組さん

   

「楽しかったー」「また、虫取りしたいので遊びに来てもいいですか?」子供たちのお願いに「良いですよ、みんなでまた遊びに来てね」と、快諾していただき、涼しくなったら今度はたんぽぽ組さんも一緒に来させていただく約束をして、幼稚園に帰ることにしました。

「ありがとうございました」みんなでお礼を言って、「またねー」とおじいちゃん、おばあちゃんに手を振り、さあ、今度は幼稚園まで歩きます。

 

帰りには、行くときには無かった風景があり、地域の方々が身近で、田んぼや畑で作物を作ってくれている様子を伺うことが出来ました。これも、地域を歩かないと気が付かないことだと感じながら、子供たちはゆっくりと帰途に着きました。

「さあ、幼稚園が見えてきたよ。」「たんぽぽ組さん待ってるかな。」

今回は、本当に暑い中でしたが、保護者のボランティアの方々、実習生さんもいて、たくさんの方々のお陰で、本当に子供たちも安心して、稲刈りに参加できたのではないかと思います。西和佐地域の良さに改めて触れることが出来、子供たちにとって大切な、本物体験をすることが出来たのではないかと思います。このような体験が出来ていることに感謝の気持ちをもち、これからも地域の方々に助けていただきながら、子供たちが自然豊かな体験が出来るように努めていきたいと考えています。地域の方々、保護者の方々、実習生さん、ありがとうございました。

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