昨年度に植えたジャガイモを収穫しました。
毎日、畑を見ていた子も「葉っぱが茶色くなったらとれるんやで」と言っていた子も
いましたが、先日のなかよし広場でなかよしさんたちが収穫したのを見て、きく組の子供は確信をし、
みんなで収穫することにしました。
狭い畑なので、3歳児と5歳児、4歳児に分かれて みんなでたくさんのジャガイモを収穫しました。
最初にみんなで話をしてから掘りました
茎を引っ張ってもジャガイモは全くついてきませんでしたが、
土の中を探してみると、
「見て おっきいの見つけた」こんなに大きなジャガイモが出てきました。
そこからは、みんなでどんどん掘り続け、
続々と出てくるジャガイモに喜んだり、驚いたり、楽しいつぶやきがたくさん聞かれました。
「こんなにたくさんしゅうかくできたよ!!」
大きいのと小さいのを混ぜて、一人4個ずつ持って帰りました。
ゆり組さんが育ててくれたニンジンも一緒に収穫しました。
残りは幼稚園で美味しくいただく予定です。
各クラスでジャガイモ会議が行われているようで、
今、子供たちから上がってきているのは、スープ、カレー、フライドポテトです。
給食の献立を見ながら協議中です。
幼稚園の畑が、子供たちにとって立ち入るのに特別な場ではなく、
生活や遊びの中の、当たり前の場となっていることがうれしく思います。
自分たちで植えた作物がどうなっているのかを自分のタイミングで見に行ったり、
水をあげたり、虫を見つけたり、触ったり、においをかいだり・・・
そして、数日の間に少しの変化に気づき始め、数週間、数か月たった頃に、形となって
出来上がっている作物に気づき、収穫を楽しむ。
中には、虫に食べられたり、虫がついて腐ってしまったり、枯れてしまうものもあります。
そのようなことも経験して、食べられる喜びを感じられるのではないかと考えています。
お家でも、自慢のジャガイモを食べていただいたでしょうか。
幼稚園では 子供たちが、自分のできることを考えて、調理をする予定です。