加太中学校・小学校・幼稚園の学習発表会が行われました。たくさんの地域の方や保護者の方が来てくださいました。
幼稚園の子供たちは、普段の主体的な遊びの中で楽しみながら作った一人一人の思いがつまった作品を展示しました。自分の作品が展示されている様子や地域の方・保護者の方・中学生・小学生が、自分の作品を見てくれている様子を見て、子供たちも嬉しそうでした。
舞台発表では、中学校体育館で活動しているよさこいチームの発表から始まり、中学生の各学年の合唱や全校生徒による合奏がありました。1学期に職場体験学習で幼稚園に来てくれたお兄さんやお姉さんを見つけて応援する子供もいました。
引き続いて、小学生の発表は、各学年の子供たちが一生懸命自分たちも楽しみながら工夫を凝らしたもので、幼稚園の子供たちも食い入るように見ていました。
当初、幼稚園の子供たちは、午前中のみの参加予定でしたが「給食食べてから、中学校のお姉ちゃんたちのダンスも見たいな」と子供たちからの希望があり、急遽、給食を食べてから、中学校ダンス部の発表も見学に行ってきました。
すると、帰りがけに、中学校の校長先生と中学生のお兄さんが「幼稚園の子供たちの椅子、幼稚園まで持って行ってあげるわ」と言って、なんとお兄さんたちが幼稚園まで椅子を持って来てくれました。
幼稚園・小学校・中学校が隣接しているので、このように身近に小学生や中学生と触れ合える機会をもつことができています。また保護者の方や地域の方にも子供たちの育ちを段階的に見ていただけていることと思います。これからも子供たち同士が互恵性のある交流など、その時々の子供たちの実態に合わせて取り組んできたいと思っています。