子供たちが、毎日誘い合って楽しんでいる鬼ごっこ。雨の日に「雨、止まへんかな…鬼ごっこしたいのに…」とつぶやく子供の姿に、担任の先生が「鬼ごっこ、体育館でやってみる?」と提案しました。
毎週火曜日の2時間目、小学校の体育館を幼稚園に割り当てていただいており、その時間にみんなで体育館に行きました。広い体育館で、園庭での普段の鬼ごっこから、挟み撃ちやチームで戦う作戦が子供たちから出てきました。「楽しかった」「また体育館に行きたい」そう言いながら、笑顔で帰ってきました。
翌日から「今日も体育館行きたい」という子供たちの気持ちが盛り上がり、自分たちで(担任の先生も一緒に)小学校の職員室に行き「体育館空いていますか?」と尋ねに行くようになりました。空いていてお借りできる時もあれば、授業中でお借りできない時もあり…しかし、チャイムが鳴ると「もう終わったんちがう?もう一回聞きに行こう」という子供たちからの声。
小学校の生活・学習の区切りがチャイムだということに、普段、大休憩の始まりのチャイムと共に園庭に遊びに来てくれる小学生が、またチャイムと共に校舎に帰っていく姿から感じ取ったのではと思います。子供たちの普段の生活の中での気付きに驚かされました。