和歌山市立加太幼稚園

様々な素材を自分なりのイメージで・・・

新年度が始まって1カ月が過ぎ、子供たち一人一人も少しずつ新しい生活にも慣れてきた様子が伺えます。3歳児の子供たちも、徐々に園生活にも慣れ、4・5歳児と一緒に遊ぶようになりました。

保育室の環境の一つとして、子供たちの自由な発想を大切にしたいという思いやより遊びに広がりをもたせられたらという思いから、子供たち自身が自分のイメージで様々なものに見立てて遊ぶことができればとフェルトやひも、ぼんてんなどを素材として準備しました。

すると…ままごとのおかずに見立てて料理を作ったり、お店の人とお客さんになってやりとりを楽しんだりする姿が見られました。

フライパンに大きいビーズと輪ゴムを入れ、ぐるぐるかき混ぜながら料理をしていた3歳児。職員室にいる園長先生の前でも料理を始めて…「おいしそう」と声をかけてもらい、嬉しそうな表情を見せていました。

既製のままごとのおかずは、トマトはトマト、ドーナツはドーナツ、として使うことに限られがちですが、フェルトやひもなどは、そのときの子供の思いやイメージで、そのときの遊びに必要な様々なものに見立てて遊ぶことができます。

このように遊びが子供たちの思いや発想からどんどん広がっていくような環境を意識しながら、準備していきたいと考えています。

 

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