和歌山市立加太幼稚園

魚の赤ちゃん、元気でね!バイバイ!(稚魚放流)

毎年、この時期に、加太幼稚園・加太小学校の子供たちは、和歌山市役所農林水産課の方と加太漁業協同組合の方にお世話なり、鯛の稚魚放流をさせていただいています。

今年は9月25日(木)、小学校6年生と1年生、そして幼稚園の4・5歳児の子供たちが一緒に、小学校を出発し、加太のおさかな創庫を目指しました。続いて、小学校の他の学年のみんなも時間差で出発しました。

今年は、スポーツ祭に向けての活動の一環で、たてわりグループのお兄さん・お姉さんとも何度か交流して、顔見知りになっており、緊張することなく、手をつないでもらうと、笑顔を見せていました。

6年生のお兄さん・お姉さんは、幼稚園の子供たちと手をつないで歩きながら、とても優しく楽しいお話をしてくれ、また「しりとりしようか」と誘って、一緒にしりとりをしてくれ・・・約1キロの道のりでしたが、お兄さん・お姉さんたちのおかげで、あっという間に!なんと15分もしないうちに着きました!「もう着いてしまった!」と言う4歳児さんの姿を見て、手をつないで歩いてもらう時間が、楽しい時間だったことが伝わってきました。

加太港に着くと、ちょうど漁師さんたちが、漁船で稚魚を運んで来てくださるところを見ることができました。

かわいい鯛の稚魚が10匹くらいずつ入ったバケツを一人1つずつ受け取り「お魚の赤ちゃん、バイバイ!」「元気でね!」と言いながら、放流しました。

その後、おさかな創庫の中の生け簀の魚を見せてもらいました。大きなタイやアジ、立派なハマチやサメがいて、子供たちは大喜び!

おさかな創庫を案内して、魚の名前を教えてくれた漁師さんのお話では、加太で捕れた立派な魚は、京都や大阪にも出荷されるとのことでした。

子供たちが毎日過ごす幼稚園から歩いて行くことのできる場所で、鯛の稚魚や生け簀の中で泳ぐ生きた魚を間近で見て触れる直接経験を通して、加太地域のことを知るとてもよい機会になりました。

加太漁協の皆様、和歌山市農林水産課の方、小学校6年生のみなさん、ありがとうございました。

また、3歳児の保護者様には、加太港までの送迎、4・5歳児の保護者様も、加太港までお迎えありがとうございました。

 

 

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