和歌山市立 加太小学校

学校の草花だより その100 ギョウギシバ

記念すべき100種類目がこんな地味な草になりました。でも校庭に生える雑草ですから、地味でいいのです。きれいで派手な花は、花屋さんや園芸家にお任せしましょう。この草の花にはイネ科ですから、花びらはありません。穂にあたるところを上から見るときれいな正5角形に開いています。とても行儀よく咲いています。でも、名前の由来は高僧の行基にちなむということも聞きました。この草こそ、どこにでも生える全く珍しくないただの雑草です。そんなただの雑草を紹介してきた「学校の草花だより」はこれで終わります。永い間ご覧いただきありがとうございました。

生え広がって、抜くのが厄介な雑草ですね。
生え広がって、抜くのが厄介な雑草ですね。

学校の草花だより その99 ノビル

こんなに普通の草を紹介し忘れていました。本当に学校にはたくさんの種類の草が生えているものですね。ノビルは「伸びる」ではなく、漢字では「野蒜」と書きます。「野生のネギ」みたいな意味です。上の写真はネギでいうと「ねぎぼうず」にあたる部分です。地中にラッキョウのようなものができ、山菜として食べられます。いよいよ99、次回でちょうど100です。

このねぎぼうずみたいなところからも芽を出して、仲間を増やします。
このねぎぼうずみたいなところからも芽を出して、仲間を増やします。
本当にネギみたいですね。
本当にネギみたいですね。

学校の草花だより その98 コスズメガヤ

畑の雑草としてごく普通に生える草です。どなたもこんな草を特別に意識して抜いている方はおられないでしょう。でも名前があります。イネ科としては小型の草です。これからは意識して探してみてください。抜こうとする手が少し止まるかもしれませんよ。下の写真に穂が写っていますが、わかりますか?このシリーズもあと2種類で100です。学校にはまだまだたくさんの種類の草が生えていますが、100に到達したら、そろそろ一区切りにしたいと考えています。

 

真ん中に写っているのがそれです。少し控えめでわかりにくいですね。
真ん中に写っているのがそれです。少し控えめでわかりにくいですね。

学校の草花だより その97 サンカクイ

学校ビオトープの水際にたくさん生えています。ひょっとしたら、ここをつくった時に植栽したのかもしれません。細長い大型の草です。こんな細長い草はイネ科と思いがちですが、これは「三角形の藺草」と言う意味の名前をもつのに、カヤツリグサ科の草です。、茎の断面がイネ科ではほとんどまるいですが、カヤツリグサ科は三角です。花には見えない花火のような花が咲きます。

水に生える大きな草で、姿がとても特徴的です。
水に生える大きな草で、姿がとても特徴的です。

学校の草花だより その95 イ

普通はイグサと呼ばれます。イはよく「世界で一番短い名前の草」と言われます。書いても「I」、口にしても母音の「い」、とにかく短い名前です。姿もきわめてシンプルです。ただ一直線にまっすぐ、細く長く伸びるだけです。途中に花が咲きます。まっすぐな1本の茎のように見えますが、花までが茎、そこから上が「包葉・ほうよう」といって、茎ではなく、葉です。これを改良して長く長く育てたものが、畳につかう「藺草・いぐさ」です。

たしかにシンプルな姿の草ですね。
たしかにシンプルな姿の草ですね。

学校の草花だより その94 タチスズメノヒエ

長い名前ですが、茎も長いイネ科の草です。とても細長いのでよく目立ちます。風が吹くとゆらゆらそよぐので、よけいに目立ちます。このごろよく目にするようになってきた外来植物です。

細長いですね。
細長いですね。
これが花です。といっても普通「穂」と言いますね。とても毛深いです。
これが花です。といっても普通「穂」と言いますね。とても毛深いです。

学校の草花だより その93 ハゼラン

ハゼとラン、どちらも植物の名前ですが、この草はそのどちらとも全く関係のない植物です。ハゼとは「はぜる=はじける」のハゼ、ランは、ランの花がきれいでかわいいことから、ちょっとかわいい花に付ける言葉です。例えば「クンシラン」「オリヅルラン」などがそうです。この草の花がピンクでかわいく、はじけるように花火みたいに咲くのでこんな名前になったのでしょう。昼間の明るいうちは咲きませんが、夕方になるとだんだん開いてきます。ハゼでもランでもなく、この草はスベリヒユ科という仲間の植物です。

ハゼランは手前です。奥はコセンダングサです。まちがわないでください。
ハゼランは手前です。奥はコセンダングサです。まちがわないでください。
ピンク色のかわいい花がはじけるように咲いています
ピンク色のかわいい花がはじけるように咲いています

学校の草花だより その92 ツメクサ

小さくて、敷石の隙間や、道端のすみにチョコンと生えているので、気に留める人もあまりいないのではないでしょうか。ナデシコ科でハコベなどによく似た白い花を咲かせます。昔、ホタルを捕まえてきたら、霧吹きで水滴を付けたこの草を入れて飼った思い出のある人もいらっしゃるのではないでしょうか。それでホタルグサと呼ぶ人もおられます。

葉が小鳥のつめのように湾曲してとがっているので、爪草です。
葉が小鳥のつめのように湾曲してとがっているので、爪草です。

学校の草花だより その91 オオバコ

少し前の「その75」でツボミオオバコを紹介しました。最近はそちらが急激に増えて、本来のオオバコが少なくなってきていますが、学校にも2か所、かたまって生えている所があります。ツボミオオガコとは違い、葉に毛が生えていませんから、つるつるした感じがします。比較のためにもう一度ツボミオオバコの写真も添えることにします。

 

これがオオバコです。
これがオオバコです。
これがツボミオバコです。ずいぶん感じが違いますね。
これがツボミオバコです。ずいぶん感じが違いますね。

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