北警察署の方がお越しくださいました。
信号機の問題です。「黄色はわたっていい?」
子供たちはあれこれ答えていました。
警察署の方は、答えを言わずにこう質問されます。
「横断歩道をわたっている時に、信号が黄色になった時はどうする?」
「進む」「戻る」で、子供たちの意見が分かれました。
「わたろうとしている時に黄色になったらどうする?」に対しては「戻る」という意見が出ました。
「歩行車用信号の青がちかちかしたらどうする。」に対しては「黄色といっしょ」。
わたっている途中で青がちかちかし出したら、「わたりきる」と子供たちは答えていました。
ルールは誰のために守るのでしょう。子供たちは「みんなのため」と答えました。
警察署の方の「自分のため」の言葉に、子供たちは「え?」という雰囲気でした。
「自分のために1人1人ルールを守ると、みんなのためになるよね」という警察署の方の言葉に、「ああ」と子供たちは納得した様子でした。
次に、実際に自転車に乗って交通ルールを守る練習をしました。
その前に自転車の点検のキーワードは「豚はラベル」だというお話がありました。
豚はラベル!?
何だと思いますか。
「ブ」レーキ、「タ」イヤの空気、「ハ」ンドル、「ラ」イト、「ベ」ル、「ル」ールを守る の頭文字を合わせた言葉です。
続いて、疑似信号も使いながら自転車に乗って交通ルールを守る練習です。乗れない子は自転車を押して体験しました。
道路の渡り方についても学びました。
警察署の方が言う前に「右」「左」と言っていて、やる気いっぱいの3年生でした。
最後の警察署の方の話がありました。
「ルールは誰のため?」再び尋ねられました。
子供たちは「自分のため」と答えました。
体験したからこそ、自分事として話を聞けたのではないかと思います。