低学年
   ・自分をおもいっきり出し、人とかかわろうとする子ども
   ・人の話を聞こうとする子ども
中学年
   ・だれとでもかかわろうとする子ども
   ・人の気持ちを感じ、考えようとする子ども
高学年
   ・学級集団に意欲的にかかわろうとする子ども
   ・友達のよいところを見つけ、互いに高め合おうとする子ども

4、研究の進め方

 子どものおかれている環境や子どもに欠けているもの、ぜひ子どもに身につけさせたいものなどを教職員が共通認識することから始めたい。そして、子どもの実態をしっかり見つめ、個に応じた指導や支援に留意し研究を進めていきたい。
 そこで、本年度も、重点目標として、「自分の考えや思いをしっかり表現できる子に」を設定し取り組んでいきたい。重点目標達成のための手だてや指導方法等について、現職教育の場で話し合いをもつことで研究をさらに深めていくことができると考える。 
@学年の取り組み
子どもの学びや活動の中での「かかわり」をキーワードとした学年のテーマを設定し、研究授業の中でそのかかわりを実証していきたい。
研究の方法としては、学年の発達的特性や各学級の個別の特徴や個性(教師の個性も含めて)を見つめた取り組みを進める上でも、研究教科を絞りきらず幅広い観点から、かかわりを追求して取り組んでいきたい。
 ただし、継続して取り組んできた生活科・総合的な学習の研究は、すべての学年で取り組み、来年度から本格実施される外国語活動も計画的に取り組むこととしたい。

《生活科・総合的な学習・外国語活動》
 生活科・総合的な学習は、実践的に取り組んできた。過去の年間計画例も整理されてあり、今年度も計画的に進めていきたい。
年度当初から学年としての年間のテーマを決め、学期ごとの計画も作成し実践的に取り組みを進めていきたい。
 単元の進め方や学習の展開は子どもを中心とした活動を実施していきたい。

 生活科

生活科の3つの視点「自分自身」「自分と自然」「自分と人や社会」は総合的な学習においても、基本となる重要な視点である。また、身近で、具体的な活動や体験を通して、気づいたことを言葉・絵・動作・劇などに表現することを重視して取り組んでいきたい。

 総合的な学習

昨年度の実践や生活科で体験したことや培った力を伸ばすために、年間を通して問題を解決する資質や能力を育てていきたい。

  育てたい力として@課題を見つける力、A課題解決・調べる力、Bまとめる・発表する力、C次へ発展させられる力が挙げられる。これらの力をつけるためには十分な教師側の手立てが必要とされる。

    ・校外の活動も活発に行われることとなるが、子どもの安全確保に留意しながら、より体験的な
    活動を増やしていきたい。

  外国語活動

   ・外国語活動を通じて、言語や文化について理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろう
   とする態度の育成をめざす。

A 研究授業
  ・子どもの実態をみんなでみていく。
   (そのために、提案ではより具体的な子どもの様子を出す。)
  ・子どもが自分なりに課題を持ち、自分なりに活動しようとしているか。
   (そのために、どんな手立てをしたのかを提案する。)
  ・友達とのかかわりをどうつくっていったのか。
   (学級経営の面と教科指導の特性の両面から明らかにしていく。)
   研究協議を深める。
   自分の考えや思いをしっかり表現できていたか。
   教師のねらい発問は適切であったか。
   教師の支援のあり方はいかにあるべきか。
   研究を深める。
     上記のねらいを達成するために、協議会では学年の考えを出す。

B学習指導要領の研究
  学習指導要領の改訂の基本的なねらいは「改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領改訂」「生きる力という理念の共有」「基礎的・基本的な知識・技能の習得」「思考力・判断力・表現力等の育成」「確かな学力を確立するために必要な授業時数の確保」「学習意欲の向上や学習習慣の確立」「豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実」とされている。
 昨年度の反省をふまえ、子どもが自ら学ぼうとする意欲をさらに高めるとともに、基礎・基本を学習活動の中で明確にしておくといった指導等も念頭におき、今年も研究を進めていきたい。
・校内LANが整備され、普通教室にもパソコンが導入できることで、子どもたちのネットによる情報収集の利便性が高まる。情報教育をさらに系統だてて取り組み、子どもたちの情報活用能力を高めていきたい。
・生活の豊かさのあまり飽食や偏食が進み、栄養のかたよりや、そこから来る心身の影響まで心配されるようになってきている。人間にとって「食べる」ということは「身体の維持」の手段であり、「心の発達」にも関わる重要な行為であるといえる。「食と健康」の実践に努め、食に関心を持ち、健康について考えられる子どもの育成に努めていきたい。

C本年度の重点課題
○重点目標を「自分の考えや思いをしっかり表現できる子に」と設定し、目標達成のための手だてや指導方法等について、現職教育の場で話し合いをもち研究を深める。
・文章から内容を読み取る力、自分の考えや思いを書いたりまとめたりする力(作文力)を高めるため、学習活動の書く場に焦点を当てて研究を深める。
○特別支援教育においては、特別支援学級(かがやき学級)の児童、個別指導を必要とする児童の指導について、一人一人の『援助シート』に基づいて教育的ニーズに応じた教育的支援を全教職員で取り組んできた。さらに充実させ、個に応じた指導方法の改善を図る。
○子ども達の基礎学力(国語力・計算力・記憶力等)の充実を図る。

D最後に
 子どもたちの価値観が多様化する中で、子どもたちが発するサインや思いが見えにくくなってきているといわれている。子どもを育てる上での様々な問題を出し合い、共通理解し支え合いながら実践を進めていきたい。
 子ども一人ひとりを全職員が共通理解に努め、解決の糸口を探していくために、子どもの様子を現教の場で出せる機会を多く持つため、生徒指導部を中心に「和歌浦っ子」をできる限り出せるようにしたい。
 さらに、子どもの心に寄り添った心のケア−が大切にされなければならない。
日々の取り組み、また授業研究を通して、子ども理解をより的確にできるように研修を深めていきたい。
 和歌浦という地域的な特性を生かし、子ども達が主体的にモノ(教材)に働きかけ、活動する姿をイメージしながら取り組めるよう、心も体も豊かに発達させていきたい。全職員心を一つにして、本校の教育目標達成のために頑張っていきたい。

    23年度の現職教育 

1、研究主題

  「豊かな心をもち、主体的に活動できる子どもの育成」

    −自然、地域、友達とのかかわりを深めて−

2、研究主題について

  21世紀は、新しい知識・情報・技術が、社会のあらゆる領域での活動の基盤と
して飛躍的に重要性を増す、いわゆる「知識基盤社会」の時代であると言われて
いる。このような社会においては、自分の個性を生かし、社会の変化に主体的に
対応できる能力を子どもたちに持たせることが必要と考えられる。そのため、自ら
学び自分らしさを十分発揮していける生き方を学ばせる教育が重視されている。
しかし、最近の少子化・核家族化傾向の中で、切磋琢磨される機会の少ない子ど
もたちは、どちらかというと受動的傾向が強く、主体的能動的に動けないことが多
いといわれる。
 本校の子どもたちにも同様な傾向が見られる。子どもたちは素直で優しく素朴で
ある。また活発で、指導者やリーダーがいれば最後までやり通すことができる。い
ろいろなことに興味や関心を持って取り組む姿が見られる。しかし、持続性に欠け、
自分なりに考えて行動することが少ない。また、自発的な学習や行動を維持発展
させるまでには至っていない。
 また、自然や地域や人とのつながりを経験することが次第に少なくなりつつある。
意図的な取り組みがないままでは「生きる力」を手に入れることが難しくなってきて
いる。
 これまでの学習指導要領の「生きる力」をはぐくむという基本理念は、これからの
学習指導要領でも変わらず継続するとされている。そのため、次代を担っていく子
どもたちが、「生きる力」をはぐくむ取り組みをさらに進めることが大切である。
 これらのことから、子どもたちが心豊かに成長し、自ら学ぶ意欲をもって主体的に
活動することを研究の中心に置くことが必要だと考える。そこで本年度の研究主題
「豊かな心を持ち、主体的に活動できる子どもの育成」と掲げることとする。
 また、副主題として、「自然、地域、友達とのかかわりを深めて」を設定した。
 これは、上にも述べたように、子どもたちが、自然や地域や人とかかわりを深める
ことが、特に必要とされているし、研究の中心とするべき内容と考えたからである。
よりよいかかわりのあり方を通して研究主題に迫りたい。

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  めざす子ども像

 (豊かな心)

  ・自分のよさに気づき大切にする子ども

  ・人のよさを感じ、やさしさを発見できる子ども

  ・身の回りの環境のよさに気づく子ども

  ・生命を大切にしようとする子ども

  ・感動する心をもっている子ども

 (主体的に活動する)

  ・自分で考えようとする子ども

  ・適切に判断し実践しようとする子ども

  ・自分をよくしようとできる子ども

  ・人や周りの環境を大切にしようと行動する子ども

3.具体目標
互いにかかわり合い、よさを認め合う子ども