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平成22年度教育行政方針
和歌山市教育委員会
子どもが輝き、文化が薫る教育のまち
−21世紀を創造する人づくりを目指して−
和歌山市で育ち、学ぶことを通して、自然と歴史、文化を愛するとともに、豊かな人間性と創造性を備えた人材の育成を目指す。また、全ての人が生きがいを持ち、相互に連携協力しながら学びあうことのできる活気あふれる教育環境を創出する。
基 本 目 標
1 社会の変化に対応し、たくましく生きる力をはぐくむ学校教育の創造
2 人格形成の基礎となる家庭教育、地域文化の基盤となる社会教育の創造
3 生涯にわたり自己実現を図る生涯学習の振興
4 心身の健康保持増進とスポーツの振興
5 文化の振興と文化財の保護・活用
6 平和で人権を尊重する社会を築くための教育の充実
7 多様なニーズに対応する教育施設の充実
1 学校教育の創造
重 点 施 策
(1)教育課程の充実ア 幼稚園教育要領・学習指導要領に基づき、知・徳・体の調和のとれた子どもの育成と特色ある学校教育を推進する。 イ 今日的課題についての教育を進め、社会の変化に対応できる子どもを育成する。 ウ 子どもの学力、体力の把握や分析をもとに、指導方法の工夫と改善を図る。 エ 子どもの豊かな心を育て、個性を生かし、一人ひとりの可能性を最大に伸ばすように努める。
(2)信頼と期待に応える学校づくりの推進ア 望ましい生き方を目指すキャリア教育・進路指導の充実を図る。 イ 子どもの心身の発達に応じた適切な教育を推進するため、学校間連携や通学区域の弾力化、学校の適正規模化に努める。 ウ 登下校等における安全確保と校内の安全指導や安全管理に努める。 エ いじめ、不登校、問題行動、児童虐待等の課題に対し、教育相談体制の整備充実に努め、家庭・地域や関係機関と協力し、組織的な対応ときめ細やかな指導の徹底を図る。 オ 特別支援教育を進める校内体制を充実させ、一人一人の教育ニーズに応じた支援に努める。 カ 市立和歌山高等学校における教育内容・教育体制の充実に努める。
(3)開かれた学校づくりの推進ア 学校からの広報や情報提供に努め、保護者や地域の人々の理解と協力を得る。 イ 学校評議員制度や学校評価制度等を学校運営に生かす。 ウ 「教育・学びあいの日、月間」に様々な取組を工夫し、学校・家庭・地域の連携強化を図る。
(4)多様な人材の活用と教職員の効果的配置ア 適材適所の人員配置に努め、教職員組織の充実を図る。 イ 異業種や多方面の、多様な人材の活用を図る。 ウ 複雑化する学校運営に適切に対処する体制を整える。
(5)多様な教育課題に対応する機関の整備と研修ア 教育研究所を中心に研修の充実を図り、教職員としての資質と能力の向上に取り組む。 イ こども総合支援センターの充実を図り、子どもに関する様々な問題に対して福祉・教育分野から専門的な相談支援に取り組む。 ウ 少年センターの効果的運営を図り、青少年の健全育成に取り組む。 エ 学校が組織として活性化し、教育効果を高めるために管理職の研修を深める。 オ 多様な教育の諸課題に対応できる仮称「教育総合センター」の設置に向け、積極的に研究する。
2 家庭教育・社会教育の創造
(1)家庭における教育機能の充実ア 家族のきずなを大切にし、基本的生活習慣(早寝、早起き、規則正しい食事など)を身につけさせるため、家庭の教育力の充実を図る。 イ 将来に対して夢や希望をもてるように、子どもの豊かな体験の充実を図る。 ウ 子育てひろばなど、子育て支援の取組の充実を図る。
(2)地域における教育機能の充実ア 青少年の健全育成に努めるとともに関係諸団体への支援を図る。 イ 学校の保護者会等の協力を得て、学校、家庭、地域の一層の連携を図る。 ウ 学校施設の開放を進め、地域における文化活動の拠点としての役割を果たす。 エ 学校週5日制にともなう子どもの多様な活動の拠点として、小学校区子どもセンターの運営支援を図る。 オ 若竹学級、あいあい教室等により放課後の児童の健全育成に努める。
3 生涯学習の振興
(1)生涯学習基本計画に基づく生涯学習の推進ア 市民の生涯学習への理解と学習意欲を高めるため、普及、啓発に努める。 イ 生涯学習推進体制の整備充実と関連部局との連携を図る。 ウ 生涯学習推進協議会の充実と関係機関、関係団体等との連携を図る。 エ コミュニティセンターと公民館が連携し、各種事業の質的向上に努める。 オ ボランティアの育成、確保に努める。
(2)生涯学習相談体制の整備ア 生涯学習関連情報の収集を拡充する。 イ 市民に学習情報を提供する。 ウ 学習相談窓口の充実に努める。 エ 専門的職員の育成に努める。
(3)生涯学習関連施設の整備充実と活性化ア 直川地区に6館目となるコミュニティセンターを平成23年5月にオープンさせる。 イ 新たなコミュニティセンターの設置に努める。 ウ 学校の余裕教室等の活用を推進する。 エ 公民館活動の充実に努める。
4 心身の健康保持増進とスポーツの振興
(1)学校体育の充実と児童生徒の健康教育の推進ア 生涯にわたって運動に親しむ習慣を育てるとともに、健康の保持増進と体力の向上を図る。 イ 生涯を通じて健康・安全に生活を送れるよう、健康教育の充実を図る。 ウ 食生活の正しい理解と望ましい習慣を身につけられるよう、学校給食の充実と食育の推進を図る。
(2)生涯スポーツの振興と余暇の有効活用ア スポーツ・レクリエーション活動の充実を図る。 イ スポーツ・レクリエーション施設の整備を図る。 ウ 自主的なグループ活動の育成と指導者の養成を図る。
5 文化の振興と文化財の保護・活用
ア 市民の芸術文化活動の促進のため、啓発事業の推進を図る。 イ 文化施設の特性を生かし、効率的効果的な活用により、質の高い芸術文化の情報発信を図る。 ウ 文化財を保護し、その活用を図る。 エ 展覧会等を通じ、文化財愛護の普及を図る。 オ 市史資料等を含め、歴史的資料の調査、研究、活用、保存を図る。
6 人権教育・同和教育の充実
(1)同和問題についての教育、啓発活動の推進ア 和歌山市同和教育方針のもと、学校をはじめさまざまな場において、同和問題を正しく理解し、互いの人権を尊重する教育の充実を図る。 イ 同和地区児童生徒の学力向上を図り、進路保障に努める。 ウ 家庭、地域や各種団体の教育啓発活動を充実するとともに、地域交流の促進を図る。 エ 子ども会活動の充実を図る。
(2)さまざまな人権問題についての教育、啓発活動の推進ア 男女共同参画社会の実現に向け、男女平等教育の推進を図る。 イ 障害者(児)や高齢者等の人権を守るための教育の推進を図る。 ウ 外国人の人権を尊重し、相互理解を深めるための啓発や教育、交流活動を推進する。 エ 「児童の権利に関する条約」についての学習を推進する。 オ 人権教育の推進のために、地区人権委員会をはじめ、各種団体との緊密な連携を図る。
7 教育施設の整備、充実
ア 教育や学習方法の多様化に対応した、施設、設備の充実を図るとともに教育施設等の耐震化の促進に努める。 イ 人間性豊かな子どもを育成するための、教育環境の整備に努める。 ウ 子どもたちのゆとりや潤いのある生活の場として、また、地域コミュニティの拠点として利用できる学校施設づくりに努める。 エ 学校・園の新設及び統合は、将来的観点にたって検討する。